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March 21, 2012

梅ようやく満開に!

西側に植えられている梅の木の真っ白い花が満開になった。朝起きて、縁側のすりガラスの戸を開けた時、青い空に向かって一面に咲いている梅の花が飛び込んできた。北風が冷たかったけれど、今日の空は本当にスッキリときれいに晴れていた。
梅だけを見ていたかったけれど、あまりにお天気がよかったので、梅の木と梅の木の間に渡してある竹ざおに布団を干した。
冬の間、古民家は寒いので平日のご予約はほとんどないのだが、今日は久しぶりにランチのご予約が入った。ご予約分だけだと朝の仕込みにもゆとりがあるので、洗濯機を回した。ようやく外水道が凍らなくなったので朝、洗濯ができるようになった。
今日は早く仕事が終わったので、ポカポカの縁側に出てのんびりと本を読むことができた。明るい光の中で本を読み、膝の上ではミーが昼寝をしている・・・とても幸せな時間だった。遥洋子の「死にゆく者の礼儀」(筑摩書房)を一気に読んだ。ご両親の介護を通して、生と死をみつめ、今後、自分がどのように老いていきたいかが書かれていた。特に自由に生きられなかった母親を見送った後、自分が後悔の念を抱いているのはどうしてなのかと自問している。単なる肉親への愛という枠にとどまらず、親の生き方や自分との距離感がとても的確に分析されていた。
遥洋子の著作は「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」(筑摩書房)以来、愛読しているがとても面白い。自分らしく生きたいと模索しながら、諦めることなく自分の人生を構築してきた生き方にはとても共感できる。印象に残った言葉を二つ。

人生の苦労ばかりが脳裏から離れない女性、それを離そうとしない心理状態のことを被害者アイデンティティとカウンセリングの専門用語では言うそうだ。自分が被害者であることが自分の立脚地点である以上、幸せへの扉を自ら閉じてしか生きられない。それは現代女性でも普通に見られる傾向だ。

辛抱とは一見、大変なことに聞こえるが、実は楽なことなのだ。何もしなければいい。ただ辛抱すればいいのだから。人生を好きに生きるのは、一見勝手気ままに聞えるが、実は力がいることだ。なぜならそれは、好きに生きるのを阻害するひとつひとつの要因を発見しては解決していく、ということの連続なのだから。最も楽な生き方は何も感じないようにし、人生はこんなもんだ、と諦めることだ。傷つくことや怒りもなければ、そのかわり、喜びもない。
Dsc02497


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