「半農半Xという生き方」塩見直紀ワークショップ 今週開催!
忙しかった昨日から一晩明けた今日、朝の気温は随分と下がっていた。厨房の窓を全開にして仕事をしていたが、ちょっとひんやりしてきたので途中で閉めた。それでも庭にはつつじがあちこちで咲き乱れ、移植したマーガレットも咲き始めた。ジュンコさんの畑からいただいてきたアイリスも去年はあまり咲かなかったけれど、今年はほとんどの茎がつぼみをつけ、すでに咲いているものもある。まさに寒さに負けず?庭は春真っ盛りだ。
夕方買い物に行った時、見た夕陽がとてもキレイだった。一日の仕事が終わった後、美しい夕陽を見ると「ああ今日もいい一日だったなあ」とそれだけで嬉しくなる。
今週は金曜日に塩見直紀さんをお迎えするワークショップ、そして日曜日には貸し切りで70名以上の方が参加される結婚パーテイが行われるので(20日日曜日は貸し切りのため通常の営業はお休みです)、それに向けての準備もあり、また忙しい一週間になりそうだ。
半農半Xとは、「持続可能な農ある小さな暮らしをしつつ、天の才(個性や能力、特技など)を社会のために生かし、天職(X)を行う生き方、暮らし方」と塩見氏は定義している。
昨日もスッシーと話していたのだが、ライフスタイルの呼称はともかくとして、半農半Xで実際に食べて行けるのだろうかという疑問が誰の中にもあるようだ(私の個人的体験から言えば、意外と食べて行けるものだと答えることができるが・・・)。
これからそんな暮らし方をしたいと思っている人は多いけれど、実際、「X」の部分で何をしたらいいのか、どうやって食べて行けばいいのかと二の足を踏んでいる人もいるだろう。でも「X」は単に好きなことをするという意味だけではなく、そのことを通して地域や社会に何らかの貢献ができることを目指している。宮沢賢治の言う所の「天の才」や、「天職」というものはやはり、それを通して喜んで下さる方がいるということが前提なのではないかなと思う。
自分にはできない・・・ではなく、本来誰にでも一つできることを持っているはずだ。ただそんな自分をゆっくりと見つめる時間が社会に出てしまった後は少なすぎるような気がする。その「X]を共に考えていきたい。
そしてもう一つ。小さな農のある暮らしをするということ。それは決して専業農家になるということではない。「暮らしの中に農の視点を持つことは、“いつかは終わる生命体である自分”を意識することにつながる」と塩見氏は言う。命の大切さ、お金には代えられないものがあるということ、時間の有限性・・・。
参加された方たちと一緒にそんなことをいろいろお話できたらと思っています。そのため交流会は少人数で行いますので、残りあとわずかです。ご希望の方、アースカラーのサイトか風楽までお申込み下さい。
5月18日(金)
◎第一部 17時~20時
塩見さん講演・川端体験談話
参加費1500円
◎第二部 20時15分~22時
塩見さんとオーガニックディナー付き交流会
参加費2000円
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Comments
フランツさんありがとう。
辻さんの講演会を機に、私もその後、自然農のDVDの上映会をやっていけたらと思っています。ナマケモノ倶楽部の方でも全国のカフェで「SLOWシネマカフェ」というテーマでムーブメントを起こそうとしているみたいですね。
小さな上映会をやってそれをテーマに皆さんとお話できたらと思っています。
Posted by: 風楽 | May 15, 2012 10:14 PM
一昨日古民家にうかがった際に話題にでた川口由一さんのプロモーション映像です。映画ではなくて DVD でした。
もう観られました? http://youtu.be/Gz5UsWPojAE
Posted by: フランツ | May 15, 2012 05:12 PM