馬頭琴デュオコンサート
7月7日の七夕。夕方から雨になったので、織姫と彦星は会えなかったかもしれないけれど、古民家では斉・布日古徳(チ・ブルグッド)さんと美炎さん、二人による馬頭琴の音色が静かに響いた。古民家に移転してから初めての馬頭琴コンサート。久しぶりに馬頭琴の生演奏を聴けるので私はとても楽しみにしていた。
日中は予約がいろいろ入っていたので、忙しくてコンサートの時のお弁当が作れないんじゃないかと一瞬心配になったけれど、途中で一段落したので夜の準備もできた。
かつてブルグッドさんとは15名ほどの仲間たちと一緒にモンゴルに連れて行ってもらった。当時、美炎さんはブルグッドさんと結婚したばかり。それを機に馬頭琴の手ほどきを受けるようになった。今日、何年かぶりに会った美炎さんは本当に素晴らしい馬頭琴奏者になっていた。今では作曲を手がけ、CDも制作している。
元々声楽やバイオリンなど音楽をずっとやってきたので、センスがよく上達も早かったとブルグッドさんも話していたけれど、確かに美炎さんの高音はのびやかで美しい音色だった。二人のデュオだったけれど、私は美炎さんの演奏にばかり目が行ってしまった。男女二人の馬頭琴デュオというのはとても珍しいそうだ。ミー介までソファに座って観客の一員となり演奏を堪能?していた。
会場をセッティングしている時、奥座敷の雪見障子の前に2脚椅子を置き、そこで演奏していただくつもりでいたのだが、ブルグッドさんが来てから、仏間の本箱の前の方が音が響くような気がする・・・ということになって急きょ演奏場所を変更。
そこで仏間を中心に横長に座っていただくことにしたのだが、ソファや椅子に座わる方も多かったので、なんとなく思い思いの場所で聴いている?という感じになった。残念ながら参加者は20人プラス1匹と少なかったけれど、二人の息がぴったりで素敵なコンサートだった。
ブルグッドさんは「いいね。この家、落ち着くねえ~」とモンゴル人なのに?古民家をとても気に入って下さった。ぜひまた演奏に来てほしい。
私の場所からはどうしても正面から写真を写すことができなかったので、横向きの二人の写真。
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