再決断カウンセリングワークショップ
今日は朝から6時頃までワークショップのため貸し切りだった。再決断カウンセリングのカウンセラー丹野ゆきさんをお迎えして、緑の中でゆったりとワークショップを行いたいと、毎年ご利用いただいている。
再決断カウンセリングにおいて悩みとは「過去に決断(意思決定や感情処理、行動の選択など)が行われている」と考えられている。だから「悩みを持った背景(理由)に自分で気づき、その時点での感情を再体験し、あらためて悩みを解消する方向に再決断していく」ことで問題が解決していく。
ゆっくり傾聴して問題を解決する一般的なカウンセリングに比べ、積極的なアプローチにより短期間で問題を解決していくのが特徴とも言われている。変えたいと思う人は変わることができるのだ。
カウンセラーとクライエントが向き合い、その周りを参加者たちが囲む形でセッションが進められていく。カウンセラーの言葉かけによって、クライエントが過去の自分を振り返り、いろいろな感情を発露させていく。そのためにクッション(叩いたりできるように)なども用意されている。
安心して自分の気持ちを吐きだせる場があるということは、誰にとっても問題を解決していくためのきっかけになるのだろうなと思う。
毎回、ランチタイムに玄米定食を、その後、ティータイムの休憩にはケーキセットをお出し、朝から夕方までのワンディプログラムになっている。
今回は人数は多くなかったけれど、何となく少ない分だけゆったりと過ごされているように見えた。
いつも思うのだが、お座敷でワークショップなどを行う場合、膝を伸ばして座る人がいたり、椅子に座る人がいたり、寝っ転がる人もいたりと、思い思いのスタイルで参加できるので、場が和むような気がする。会議室で全員椅子に座って行うよりも、自ずとアットホームな雰囲気になりそうだ。
ミー介と草ちゃんも休憩時間になるとお家に戻ってきて、皆さんと一緒にキャットフードでティータイム?!。皆さんからとても可愛がっていただいた。ケーキはティータイムに合わせて焼き上がるようにして、焼きたての木の実のタルトをお出した。
もう何回もご利用いただいているので幹事の方ともすっかり顔なじみになった。勝手もわかっていただいているので、ワークショップが行われているランチとティータイムの合間に抜けだして、おかげさま農場に野菜を買い行ったりした。
台風の余波なのか、今日は風が強く気温も上がらなかったので、朝から窓を開けていたら、風が吹き込んで寒くなってきた。ちょっと前まで暑い暑いと言っていたのに、今日は今シーズン初めて古民家の窓を全部閉めた。
終わった後、参加された方から「いい時間を過ごせました。ありがとうございます」と言っていただいた。古民家をいい時間を過ごせる場所にしたいといつも思っているので、そんな言葉を直接お聞きできてとてもうれしくなった。
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Comments
ようこさんありがとう。
昨日はお疲れさまでした。幹事さんをやるとただ参加者の一人でいる時よりも全体に気を配ることになるので、大変だったかと思います。でも私はそういう役どころ、嫌いじゃないんです。ただ参加するだけよりも、いろいろなことを体験できるし、それがたくさんの気付きにつながっていくからです。
今日、風楽でもイベントでした。でも自分の目標としている人数よりも少なかったんです。だけどね、結果的にとてもいい会になりました。ブログにも書きましたが、その時に集まった人数が、きっとその時のベストなんだろうなあと今は思っています。ともあれ場を造っていくことは面白いですね。どうぞまたいらして下さいね。ありがとうございました!
Posted by: 風楽 | September 29, 2012 01:09 AM
当日の朝まで人数が増えたり減ったり、お迎えに車を出していただいたり、
いつもながら、臨機応変かつ細やかにご配慮いただき、ありがとうございました。
おかげさまで、またしんみりと素敵なワークショップを開催することができました。
文章を読んでいて、ずっと忙しくお食事の用意に動き回っておられたのに、ずいぶんと深い洞察をされているのだなぁと、少し驚きました。
さすがという思いと、だからこそだなぁという思いと・・・・。
いっそ、人数を少な目に設定して、この雰囲気こそがここでの「らしさ」かなという意見がでました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
あー、楽しかった。美味しかった!
Posted by: みわようこ | September 28, 2012 01:10 PM