シャクティのチベットヨガ
神栖にあるヨガスタジオシャクティ。7月に来日したヨガのインストラクターミラさんが行うワークショップに参加してきた。ヴァンダを意識することを一つのテーマにアーサナを行うものだった。その時はご挨拶しただけであまりお話できなかったが、いつかシャクティを主宰されているノリカ先生のヨガクラスを受けたいと思っていた。
その後、シャクティでヨガをやっている方たちが料理教室に参加してくださったり、食事にいらしたりする度にノリカ先生の話題になり、何かとても不思議なつながりを感じていた。でもノリカ先生の夜のクラスは一週間に一回だけなので、中々タイミングが合わなかったが、ようやく今回参加することができた。
とても静かで深いヨガだった。チベットヨガをベースにしたもので、チャクラを意識しながらアーサナを行っていく。体の末端から始まって少しずつほぐしていくヨガではなく、一番下にあるチャクラムーラダーラから順番に、一つずつチャクラを開くアーサナを行っていく。一つのアーサナをキープしながら最低5回、深い呼吸をする。
気の出入り口であるチャクラは背骨に沿って7つある。このチャクラが正常に開き、体内の気が外界とスムーズにつながって流れていれば、心身ともに健康でいいエネルギーに満ちた状態になる。
チャクラを意識して深い呼吸をしているうちに、場所によってはそのチャクラが温かくなっていくのを感じられたが、中にはあまり意識できないチャクラもあった。
私自身、胸のチャクラと丹田だけは日常的にも意識しているが、これほど全てのチャクラ一つ一つをゆっくり丁寧に意識してアーサナを行ったことはなかった。そしてどちらかというと背骨よりも前面の方に意識が向いていたと言うことに気が付いた。
繰り返していくうちにどんどん自分の中に入って行った。自分の体とだけ向き合う時間。特に夜遅いクラスなので日中の人の動きや仕事、日の明るさなどからも解放され、いい時間帯だった。
終わった後、少しノリカ先生とお話させていただいた。チベット仏教のお寺のお生まれだそうだ。何かとても深い叡智を持っている方だなと思った。きっと今の自分にとって必要な出会いだったのだろう。引き寄せられるものを感じている。
いつか古民家でノリカ先生をお迎えしてチベットヨガ・瞑想などのワークショップを開けたらいいなと思う。ノリカ先生いい時間をありがとうございました。
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