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September 10, 2012

種から咲いた百合

種さえ撒けば何でも花が咲くものだとばかりと思っていたけれど、どうやらそうでもないらしい。中にはこぼれ種で勝手に育って咲いてくれる花もあるけれど、全然咲かない花もある。発芽してもその後、虫に食われてしまったり、枯れてしまったり・・・。山土で篠竹が蔓延るこの庭は花たちにとってかなり過酷な環境かもしれない。これだけ種を撒いているのだから、もっと花だらけの庭になってもいいハズなのに・・・と思うことしばし。
「古民家の庭を花でいっぱいにする」の夢への道のりはまだまだ遠いようだ。
お盆までは庭の草刈りもがんばっていたけれど、お盆明けから仕事がずっと続き、その後の休みも出かけることが多く、草刈りを全然していない。まだまだ草には勢いがあるから、当然、庭は草ぼうぼうになってしまった。ネギや茄子やキュウリやピーマンは草と草をかき分けて収穫している。
そして雑草たちの間をぬって小さな花たちがちょこんちょこんと顔を出している。
そんな中で小さな百合を見つけた。撒いたのは2年くらい前なので、もう発芽しないものだとばかり思っていた。忘れた頃にほっこりと出会えるなんて嬉しい。ずっとずっと地面の中でこの日のために準備していたんだなと思うと、小さな百合の花を手折り、ガラスの花瓶に挿すことはできない。真っ白な百合の花が煌々と光って見える。
紫式が紫の実をつけ始め、秋明菊は蕾を膨らませ、萩の枝が赤と白の花をつけてしなっている。桔梗は随分と早くから涼しげな花を咲かせ、トラノオや秋桜も少しずつ咲いてきた。秋の花がほころぶのを眺めては秋が近付いてきたことを実感している。
今日のビオンはお昼のいっとき忙しくなった。この土日は古民家もビオンも両方とも忙しく、たくさんの方に来ていただくことができた。暑い夏が終わり、少しずつ人が昼間、外に出かけるようになってきたのだろう。とは言うものの今日も残暑は厳しかったが。
秋が深まるまでに、この庭の草、何とかしなくては・・・!
Dsc05047


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