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January 01, 2013

敬天愛人〜新しい年の言葉〜

あけましておめでとうございます。
昨夜、12時過ぎてから月明かりが照らす庭に出た時、夜空がとても美しく澄んでいるのに驚いた。満月から4日目の月はまだ明るいのに、星も月の光に負けないくらい煌煌と輝いていて、新しい年の幕開けを祝福してくれているかのようだった。
原発事故のその後、先の見えない経済、不安定な政権・・・今、私たちが置かれている状況は決して安心して暮らせる社会だと言い切ることはできない。それでも覚醒し、新しい意識を抱き、もう一つの生き方を探りながら歩き始めている人たちが確実に増えている。
敬天愛人・・・西郷隆盛の「西郷南洲遺訓」の中にある私の好きな言葉だ。
「道は天地自然の物にして、人は之を行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以て人を愛するなり」・・・簡単に言えば読んで字のごとく天を敬い人を愛するという意味の言葉で、かの京セラの社是となり、稲森和夫氏の経営哲学の根本思想になっているという。
天を敬うとは天地(あめつち)の恵みに感謝すること、そして天命に従って生きること。そして愛人とは天から授けられた命を愛する世のため人のために生かすことだ。
午前中、明るい陽射しの中で墨をすり筆をとって和紙に字を書いた。どんな言葉を書こうかなと考えている時、ふと思いついたのが敬天愛人という言葉だった。今までも心がけてきたことではあるけれど、改めて書として書くことによって、敬天愛人が私の中で今年の言葉として動き始めた。
この言葉を日々忘れずに、仕事をする時も心に留めておきたい。私たちの小さな思惑を通り越したところに、天から用意されている道がある。それを信じるか信じないかはその人次第だけれど、私は何かそこに見えない力が働いているような気がしてならない。
2013年がどのような年になるかはわからないけれど、これを一つの道標としながら、いい時間を重ねていきたい。
皆さんにとってこの一年が希望に満ちたものになりますように。今年もよろしくお願いいたします。

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