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February 08, 2013

沢知恵がうたう人権の詩

東京都人権啓発センターが人権問題都民講座の一環として沢知恵さんのコンサートを開催した。今日は冷たい北風が一日吹いていたので、夜に出かけるのはちょっとめげそうになったが、大好きな歌手沢知恵さんの歌がたっぷり聴けるコンサートなので、仕事が終わってから思いきって出かけてきた。
沢さんはピースボートでのコンサートだけでなく、元ハンセン病の詩人塔和子さんの詩に曲を付けたり、茨木のり子さんや金子みすゞの詩に曲を付けたりと、平和、人権などの社会活動にも積極的に関わっている。2001年から毎年ハンセン病療養所大島青松園で無料コンサートを行ったり、被災地や少年院などのコンサートも行っている。
韓国人の牧師の母と、日本人牧師の父の元に生まれ、日本、韓国、アメリカと3つの国で育ったことから、インターナショナルな感覚を持ちつつ、美しい日本語というものにとてもこだわって歌を歌っている人だ。祖父は北原白秋にも高く評価され、「朝鮮詩集」(岩波文庫)などを残した韓国人の詩人金素雲(キム・ソウン)。祖父が日本語に訳した韓国語の詩に曲を付けた「こころ」は私も大好きな曲で、アン・サリーなど多くの歌手がカヴァーしている。
今回は特に人権がテーマだったので、人権にまつわる曲やお話を中心にとてもメッセージ性のある温かいライブだった。茨木のり子さんの「わたしが一番きれいだったとき」や塔和子さんの「かかわらなければ」、谷川俊太郎さんの「死んだ男の残したものは」などを熱唱。どれも好きな詩ばかりなので、歌を聴きながらたっぷりと詩の世界を味わうことができた。この他にも「言葉」というものにこだって選曲した今日のプログラムは名曲ばかりで、どれも聴きごたえたっぷり。
沢さんは歌唱力や表現力がすばらしいので、いつも聴いているうちに曲にぐーっと吸い込まれてしまう。もう何度も彼女のライブには行っているが、決してメジャーではないけれど、地道に本当にいい曲を歌う素晴らしい歌手だと私は思う。ピアノを弾きながらとにかく心に響く歌を美しい歌声で聴かせてくれる歌うたいなのだ。
新宿まで行ったのですっかり帰りが遅くなってしまったが、何曲も素晴らしい歌を聴けたので、すっかり心はぽかぽか。やっぱり行ってよかった〜。
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