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March 31, 2013

酒粕豆乳クリームパスタ

桜の最後の見頃だったこの土日はあいにくのお天気となった。昨日の川村美術館でのお弁当は、朝、ビオンでトモちゃんが作りジュンコさんに販売に行ってもらった。でも寒くてとても芝生で食べるという感じにはならず、完売できずに帰店。
今日は私の方でお弁当を作り、星庵さんに行ってもらう予定だったが、朝から雨だったので取りやめにした。お弁当販売はしばらく中断し、4月中旬以降、つつじの季節になったらまた再開する予定。
店の方はご予約が何組か入っていた。でもこのお天気でお花見をやめて、お食事にと予定を変更された方が多かったのか、昼から次々に飛び込みのお客様がいらっしゃり、あいにくのお天気というのに大忙しとなった。
一時は満席となり、お待ちいただいたお客さまもいらっしゃり、下げてきたお膳の置く場所がなく床にまで並んでしまった。
仕事が終わった後、センちゃんに楽健法をやってもらい、気持ちよさをたっぷり味わう。相変わらず肩は痛いけれど、最近、少しずつ様子が変わってきているようだ。痛みの質が変化している。動かない肩はそのままで、肩の様子を観察しながらできるポーズだけをやるヨガ、枇杷温灸、楽健法・・・体に対して何らかのアプローチを加えた次の日は肩の調子がちょっと変化しているのだ。そうやって少しずつ変化しながら、快方に向かっていくのだろう。
今日お客様に別料金でご予約いただいたピザにも酒粕を加えたのだが、忙しくて写真を写す暇がなかった。これは夕飯に作ったパスタ。豆乳に酒粕と米粉を加えてクリームソースを作り、小松菜とマッシュルームとわけぎを炒めてからめた。簡単にできてとてもおいしいパスタ。最近、ホワイトソースを作る時、バターを使わなくなってきた。

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March 30, 2013

野菜を信じるレシピ

私の尊敬する料理家船越康弘さんの新刊本が出た。
野菜を信じるレシピ」〜岡山の料理宿「わら」が贈る“口福”の自然食〜(学研パブリッシング)。
船越さんの本は私にとって特別な存在だ。「わらのごはん」は料理本の中でも一番好きな一冊。以前、岡山にある「百姓屋敷わら」で行われた2泊3日の船越さんのセミナーに参加したことがある。重ね煮のお食事もおいしかったけれど、船越さんの言葉が一言一言、心に響き感動して私はセミナーの間中、ずっと泣いていた。そして料理の仕事を選んで本当によかったと思った。その後、店にお招きして船越さんに講演もしていただいた。忘れられない思い出だ。
30年以上、料理に携わっている船越さんは食べものへの感謝の言葉をいつも口に出して伝えているそうだ。教えていただいたその言葉を私も筆で紙に書き、古民家の厨房にもビオンの厨房にも貼ってある。それを唱えることが今では私にとっても厨房での日課になっている。
「食べものを変えると人生が変わる」と船越さんは言う。確かにそうだと思う。料理人として大切なことはレシピを増やすことでも有名になることでもなく、自分の精神性を高めていくことだと思う。それは食べものに感謝し、自分の生き方を食べものを通して見つめていくことだ。だから自分が食べものとどう向き合うか、どう生きていくのか、いつも試される。
船越さんの考える自然食とは「地球環境にとっても自然で調和する食事」。それは頭で「いい」とか「悪い」とか理論的に考えるものではない。作る人、食べる人の気持ちが何よりも食べものに影響を与える。いつも感謝の気持ちを忘れないこと。それが健康と幸せへの近道なのだ。「わら」のモットーである「おいしく 楽しく ありがたく」は船越さんにならって私も風楽のモットーにさせていただいた。
今回の本は重ね煮のスープやサラダ、野菜で作るスィーツなど新しいレシピもたくさん載っているが、途中にある船越さんのコラムも面白い。読んでいるとセミナーの時に熱く語っていた船越さんの姿が浮かんでくる。そう・・・食べもの、家族、幸せ、生き方・・・船越さんの伝えていきたいものはずっと一貫して変わらないのだ。
私の本棚の料理本のコーナーに素敵な本がまた一冊増えた。大切なことを忘れそうになった時は何度もこの本を開いて確認しよう。そして謙虚に原点の姿勢に戻ってそこからやり直そう。
船越さんは「魂のための食べ物を生み出す料理を作りたい」と書いているけれど、私はまず「心と体が元気になるごはん」を作りたい。
大切な言葉を今日も唱えながら。
「天地(あめつち)のお恵みと、これを創られた方のご愛念を感謝して いただきます。
この食べ物が私たちの体の中に入って 自他共にお役にたちますように いただきます」

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March 29, 2013

ルッコラとクレソン

春に美味しいグリーン野菜。近くの田んぼの用水路に自生しているクレソンを時々摘みに行く。何気なく歩いている時、クレソンが群生しているのを見つけて大喜び!以来、春にはるとちょこちょこと摘んでくる。冬の間も生えてはいるのだが霜にあたって色が茶色くなっていてあまり使えない。形が可愛らしいので、ただお皿に添えるだけでも彩りになる。
もう一つは庭のルッコラ。一番最初の年は種を撒いた。以来、こぼれ種で自生してくれる。季節を問わず、土に落ちた種が勝手に発芽する。今の時期はまだ群生するほど生えていないけれど、新芽が伸びたばかりで葉っぱが柔らかい。時々花を咲かせているものもある。摘んでも摘んでもすぐに生えてくるので嬉しい。
今日のサラダは大好きなクレソンとルッコラを使った。それに水菜と人参、玉ねぎを加える。薄くスライスした玉ねぎや極細に刻んだ人参など全ての野菜たちを水にさらしてパリッとさせる。クレソンもルッコラも水の中に入れるとう〜んと元気になる。クレソンなんてぐんぐんと頭をもたげてくるような勢い。
手作りの醤油ドレッシングでいただく。生命力があって、元気のいい生野菜をバリバリ食べていると、こちらまでエネルギーを分けてもらえるみたいだ。
寒い冬の間は生野菜サラダを食べたいとは思わなかったけれど、温かくなってくると、ひたすら生野菜が食べたくなる。
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March 28, 2013

クッキーのシーリングと納品

今日は林と風のクッキーの納品日・・・だというのにまだクッキーが全部、焼けていない。一度、レシピをおこしたクッキーがあるのだが、どうも割れやすいので配合を変えることにした。販売する時に車に乗せるのでなるべくなら崩れにくい生地の方がいい。その新しい分量がなかなか決まらず、少量で試作を繰り返しているうちにどんどん時間が過ぎていった。
でもなんとか全部焼き終えて、最後の仕事はシーリング作業。風楽の店頭で売る時はクリアな袋に入れて、袋の口をワイヤーで留めるだけの簡易包装でよかった。でも林農園さんで販売するので、シリカゲルを入れてきちんとシーリングをした。
私はまだシーリングをして食べものを販売したことがないので、シーリング機も持っていなかった。通年で使うとなれば私も購入しなければならないが、まだそこまでいっていないので、今回はあいりん堂さんから機械をお借りした。
できたクッキーを計りながら袋詰めし、シリカゲルを入れてシーリングして行くと、なんだかプロになったような?気分だ。クッキーが「商品」になっていく!?のを見るのが楽しかった。
全部、仕上げて。段ボールにつめ佐倉の林農園まで納品に行ってきた。これからヒロユキ君がクッキーにラベルをつけてくれる予定。
今週の土日から川村美術館のチケット売り場の横に出店している林農園さんでクッキーの販売を開始します。
それと風楽も川村美術館でお弁当を販売することになりました!お天気がよければ土日祝日は林農園の隣りで、11時から1時半頃までお弁当を販売しています(毎週ではないので、お弁当があるかどうかは店の方にお問い合わせください)。お近くの方、ぜひどうぞ!
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March 27, 2013

満月瞑想会

今日もまた雨だ。このところ満月瞑想会の時は寒かったりお天気が悪かったりで、中々月が愛でられない。今夜も最後まで月は顔を出してくれなかったけれど、今回の瞑想会もまた和やかで楽しいものとなった。
参加された方は10人だったが、とても和気あいあいとしていたので、改めて数えて、えっ?それだけだったの?と思ってしまうほど。
瞑想が始まる前は、片足をあげて負荷をかけるヨガのポーズを2分間キープした後で、シャバーアサナを行った。その後、片鼻呼吸、調身、そして数息観。一連の瞑想前の準備も全員が行ってから瞑想に入った。
今回は瞑想会が終わった後、光明真言を21回みんなで唱えたのだが、ご真言のリズムに合わせて住職がジャンベを叩いてくれたので、それがとてもリズミカルで心地よい拍子になってご真言が唱えやすかった。まるでドラのよう?だった。これを毎回やっていたらみんなも慣れてくるので、ご真言を唱えながら倍音が生まれてきそうだ。そうなると本当に聞いていても唱えていても気持ちのいいご真言になるだろう。
その後、住職がギターで歌をうたったり、参加したシノちゃんが住職のギターに合わせてうたったり、舞を踊る人が登場したり・・・で今回は余興が?とても長かった。楽しい雰囲気だったので、いつまでも終わりにならないというか、会をお開きにするのがもったいないような、そんな感じだった。
最後に皆さんが帰った後も大橋住職と友達二人を交えて、12時頃まで話してしまった。
古民家での瞑想会を始めて早8ヶ月。参加者は以前ほど多くはないけれど、毎月、満月の夜には古民家で瞑想会をやっているということが定着してきたようだ。そして集まった人たちと毎回とてもいい時間を過ごさせていただいている。そういう場を創ることができてとても嬉しい。
私も今回は月がきちんと胸の中に収まり、落ち着いた瞑想ができたのでよかった。

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March 26, 2013

桜 満開!

今日はお休みだったので、午前中はヨガに行く。右腕があまり動かないので、できる範囲でアサナをした。下半身の動きや背骨の動きによって、腕をあげられる場合とあげられない場合があるので、それを観察するのが面白かった。骨格は全てつながっているのだということを腕の痛みによって意識させられた。
帰り道、車を少し遠回りして桜を見ながら走った。あちこちの桜が満開で運転中も目移りしてしまう。あっという間に桜が咲いて春らんまん。
帰ってからは友達のアヤコさんに枇杷温灸の施療をたっぷりとやってもらう。外は温かいのに古民家の中は寒いのでストーブをつけて布団に潜り込む。枇杷のエキスとモグサの煙とセラミックの筒の熱で体がじんわり。痛いのは右肩だけど、局部だけではなく全身をやってもらう。
確かに最近、あまり体のコンディションがよくないのだが、私のことをよく知っている人なので「こんな体になっちゃって〜!」と呆れられた。元気よく仕事はしているものの、冬の間、体がかなり冷えていたので、急に温かくなっても今一つ春という季節にうまく乗り切れていないようだ。肩の痛みも単に五十肩というのではなく、体の中からの何かのシグナルなのだろう。
自分の健康管理も含めて全てそれも仕事のうちだと思っているので、せっかく五十肩になったのだから、しっかりこの痛みと向き合って体を観察していこうと思っている。
その後、パンとサラダで簡単なランチを作り食べながら、久しぶりにゆっくり話した。やはり心の深い部分での話ができる友達というのはありがたい。相手の存在を通して自分というものの今が浮かびあがってくる。
夕方からはクッキーを焼いて袋詰め。とても全部はできなかった。始めたのが遅かったので、終わったのはすっかり夜。今夜はよ〜く寝られそう!
明日は6時半から満月瞑想会です。今回は年度末で皆さんお忙しいのか参加される方がとても少ないです。飛び込みでも大丈夫ですのでお時間がある方、ぜひどうぞ!

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March 25, 2013

林と風のクッキー

今日はビオンで仕事。朝一番で、お弁当とケーキを買いに来て下さったお客さま、子供たちが春休みで留守番しているのだけれど、いつも家のお手伝いをしてくれるので、たまには美味しいものを食べさせてあげようかと思って・・・と。
お子さんだったら、風楽のお弁当よりどこかのハンバーガーを買ってもらう方が喜ぶんじゃないかな?と思ったけれど、風楽のお弁当を選んで下さったお母様の気持ちがとても嬉しかった。
夕方は林農園のヒロユキ君とクッキーの最終的な打ち合わせ。「原材料」と「加工」を持ち寄って、一つの「商品」を作っていくプロセスの大変さと面白さを感じている。店で売る分にはパッケージも簡易包装ですむし、細かな表示もそれほど必要ではない。でも第三者に販売を委託するとなると、中味だけではなく、パッケージや表示などを整え、きちんと商品として通用するものを作らなければならない。
とても真面目で一生懸命に考えてくれるヒロユキ君の年齢を聞いたらなんとまだ20代!長男と同じ年だ。そんな若者と一緒に仕事ができるなんて幸せなことかもしれない。
名前はいろいろ迷った末、シンプルに林農園の「林」と風楽の「風」を取って「林と風のクッキー」と命名。コクコクきなこ・つぶつぶ落花生・さくさく白ごまきなこの3種類。私が書いた筆文字をヒロユキ君がラベルにしてくれるそうだ。何しろ国産無農薬小麦粉と無農薬落花生、無農薬ゴマ、無農薬大豆で作ったきなこ、平飼いの有精卵で作るぜいたくなクッキーだ。
今回、一番思ったのはどうしたらその貴重な原材料の味をきちんとお届けできるかということだ。だから乳製品は使わず、地粉の素朴な風味を味わっていただけたらと思っている。
予定では今週末から川村美術館のチケット売り場の横で林農園の野菜と一緒にクッキーを販売する予定。私はそれに間に合うよう今週中にクッキーを焼き上げ、パッケージして林農園に届けることになっている。
今日は打ち合わせの後、7時過ぎまでビオンに残ってクッキーを焼いていた。私もヒロユキ君も川村美術館の芝生でクッキーを美味しく食べているご家族連れの姿を見るのをとても楽しみにしている。
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March 24, 2013

春キャベツのサラダ

春キャベツ(新キャベツ)って、前の年の秋に種を撒いて春に収穫するキャベツというくらいで、その定義がはっきりしない。だいたい春キャベツはふっくらしていて巻きがゆるいものが多いのだが、今、おかげさま農場の直売所に並んでいるものはしっかりと葉が巻いている。だからこれを「春キャベツ」と呼んでいいのか、よくわからないけど、今、食べているから、やっぱり春キャベツかな?
キャベツのサラダを作る時は丸々1〜2個を全部を千切りにし、軽く塩もみする。それに玉ねぎや人参、ヤーコンやリンゴ、レーズン、ナッツなどいろいろなものを加え、オリーブオイルとレモン汁、粒マスタードで作ったドレッシングで和えることが多い。
こうして作るキャベツのサラダはカサが減るので本当にたっぷり食べられる。おまけにいつ食べても飽きのこない美味しさだ。キャベツには「食べる胃腸薬」とも呼ばれるビタミンU(キャベジン)が含まれていて、胃潰瘍を防ぐ働きがある。
今日のサラダは最初、キャベツと人参とヤーコンだけだったのだが、途中で足りなくなりそうだったので、急きょリンゴも加えた。桜が満開だというのに、あいにくちょっと肌寒いお天気。外でお弁当を食べるにはちょっと寒かったかも。
そのせいか?今日、お店はとても忙しかった。どこかお花見に行った帰りに寄って下さったのかもしれない。かなり遅い時間までランチを食べにいらして下さる方が多かった。たっぷりとご用意したのだが、おかずはすっかりなくなってしまった。温かくなると本当に人が動き出すのだなあと実感。
蕗味噌をメインのお皿にちょこっと添えてお出しした。季節の香りを喜んでいただけたようだ。春はほろ苦さがよく似合う。子供の頃にはわからなかった味覚が年を経てようやくわかるようになってきた。
四季のある国に生まれ、季節感を味わうことができて幸せだなあと思う。田舎に住んでいると身近な場所に季節を感じられる野のものがたくさんあって、それを気軽に採って食べられるという贅沢ができる。
早く山ウドの新芽を天ぷらにして食べたいなあ〜!

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March 23, 2013

祝島のひじき

祝島の友達からひじき届いた。鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画に感銘を受け、持続可能な暮らしを求めて祝島に移住した人た。なんとダンナさんも定年を待たずサラリーマンを辞めて移住してしまった。
お正月に千葉に帰ってきた時、家に来て積もる話をたくさんした。子育てをしていた頃、自主保育を一緒にやっていた仲間だ。私が成田に引っ越してからしばらく会わない時期があったけれど、お正月に久しぶりに再会した時、本当に嬉しくなった。
それは会わずにいた時間の中で、それぞれが自分らしい生き方を見つけ、それぞれの場所で、自分なりの人生を歩みながら成長してきたんだということが確認できたから。
彼女は自分の言葉をきちんと持っている。そして自分がどう生きていきたいのか、どんな社会を創っていきたいのか、ちゃんと自分の価値観を持っている。そしてそんな自分の意思をきちんと周りの人たちに伝えていくことができる。そういう人と話すのはとても気持ちがいい。何より余計な説明や装飾を必要とせず、ありのまま自然体で向き合える。「言葉(気持ち)が通じ合う」からだ。
2月の大潮の日に解禁となり、祝島ではひじき漁が行われるそうだ。彼女は畑仕事やパンを焼くかたわら、ひじき漁も地元のおばちゃんたちに混じって手伝っている。若芽の時に摘み採り、鉄の大釜でじっくりと炊き上げ、網の上に広げ、島の海風と天火で乾燥させて出来上がる。映画の中でもひじきを採っているシーンがあった。
82年に中国電力が山口県上関町に建設する計画を発表した上関原子力発電所から4キロの対岸に位置する祝島。計画発表以来30年以上住民が反対運動をしている。瀬戸内海の中でも護岸工事をせず、手つかずの自然が残る上関町。大昔から島に根ざし魚と海藻を採種しながら自然と共に生きてきた祝島の人たち。
ずっと昔から変わらない方法で採り続け、食べ続けられてきた祝島のひじき。とても美味しいので6月には売り切れてしまうという。
素材の味を壊さず料理したかったので、今日はひじきの重ね煮を作った。こんにゃく、椎茸、ひじき、玉ねぎ、にんじん、れんこんの順に重ね、一緒にひじきの戻し汁も加え、出汁を使わず、野菜とひじきの旨味を生かして醤油だけで味を付けた。柔らかくて磯の味がして、とても美味しかった。このひじきがいつまでも採れる海を守りたいと思った。
自分の食べるものを自分の家の近くに採りに行き、それに手を加えて食卓に乗せることが暮らしの営みそのもの。とてもシンプルで豊かな生活だ。移住して一年ちょっと。すっかり島の人たちの中にとけ込んでそれを日々実践している彼女の姿を見に行きたい。
夏には私も祝島に行こうと思っている。彼女の家なら誰を連れて行っても一緒に泊まらせてもらえそう。一緒に行きたい人がいたら声をかけてね。

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March 22, 2013

ガーデンビオン風楽 作陶展のお知らせ

桜の開花と共に人も動き始めるようだ。いつもお客様が少ない金曜日だったが、今日は久しぶりに賑わった。朝はちょっと冷え込んでいたけれど、日中はお日さまが顔を出し、ぽかぽかと気持ちのいいお天気になった。
さてガーデンビオン風楽から作陶展のお知らせです。ビオンの器を焼いてくれたのは私の友人柿ぴーこと垣野勝司氏。もう15年以上親しくお付き合いしている弟のような存在だ。よく一緒にいろいろな所に出かけた。私の好みもよくわかってくれているし、私も彼の焼く器が好きなので、ビオンのオープンに合わせて彼に器を作ってもらうことにした。シンプルでナチュラルな器はビオンにピッタリ。スープもサラダもコーヒーもたっぷりと入ってしまうのでお店泣かせ?だけれど、とても気に入っている。古民家の器も作家さんのものを集めているが、半分以上は柿ぴーの作品だ。
震災の後、家族で大分の国東半島に移住し、作陶の傍ら、田んぼや畑も始めた。昨年、さっそく泊まりに行ってきたが、広い家で子供たちとのんびり暮らし楽しそうだった。今回、都内のギャラリーで作陶展があり、上京することになったので、ビオンでも作陶展(柿ぴーは陶器市と言っている)をやろうということになった。
風楽で使っている器のシリーズも登場するし、ちょっと難アリの作品も格安で販売してくれるとのこと。ビオンの方にはゆったりと展示できるスペースがないので、ヤワタホーム社屋の正面玄関のテーブルに展示させていただくことにした。
国東半島での暮らしぶりもフォトブックにして紹介していくそうだ。よかったら、ランチがてらぜひ見にいらしてくださいね。
期間は4月4日(木)〜7日(日)10時〜4時です。なお4日と7日は柿ぴーも会場にいます。
2000円以上お買い上げの方にはビオンでのドリンクチケットをプレゼント。
柿ぴーの作ったカップでゆっくりお茶を飲んでお帰りください。お待ちしていま〜す!

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March 21, 2013

ジャガイモの植え付け

今日はお休みだったので、午前中に銀行などの用事や買い物を済ませ、午後からはずっと気になっていたジャガイモの植え付けをした。日に日に温かくなってきたので、またジャガイモの植え付けが遅れてしまうと焦りながら、中々まとまった時間が取れなかった。
ついこの間までは真っ白な霜が降りていたというのに、いつのまにやら畑には雑草たちがしっかりと生えてきて、確実に季節が変わってきているのだなと思った。
まずは草取りから。まだ根が強く根付いていない分だけ抜きやすい。その後は鍬で畑を耕しながら、鶏糞を少し撒いていった。そして鍬で溝を作りながらジャガイモの植える場所を作っていく。ジャガイモの間隔をなるべく開けた方がいいのだが、その分、鍬をふるう場所が増えて大変なので、けっこうみっちりと詰めて植えていった。
最近、五十肩になり右肩が痛い。ついに来たか・・・という感じだが、日頃、痛みとはほとんど無縁だったので、けっこうこたえている。しかも花粉症も今年はひどいのでダブルパンチ。早く治さなくては何をするにもスムーズにできなくてしんどい。
ジャガイモを一番最初に植えた時は種芋を切らずに丸ごと植えてしまったので、数が取れなかった。でも3回目ともなると、ジャガイモをカットして灰をつけて種芋の数を増やすということも身についた。
彼岸過ぎると畑(庭)仕事が始まるという季節のリズムも体の中に刻まれていった。今年初めての仕事だ。ホームセンターに行ったら、早くもいろいろな野菜の苗が並んでいた。見ていると次々にほしくなってしまうのだが、まだ畑をちゃんとうなっていないので、植え付けはもう少し先になりそう。
私の仕事を隣りで見ていたミー介。近くにいてくれると本当に気持ちが和む。
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March 20, 2013

満開の雪柳

暑さ寒さも彼岸までと言うけれど、本当にここ数日、あっという間に温かくなった。毎年、春分の日の祝日はお店も忙しくなる。お彼岸の中日なので、お墓参りや親戚まわりなどでお出かけされる方が多いからだろう。
事前のご予約は一件しか入っていなかったが、絶対に忙しくなると思っていたので、玄米を二度炊きし、おかずもたっぷり作っておいた。予想どおり?開店直後からご予約のお電話が次々に入り、お店の方も午後からどんどん忙しくなってきた。結局、今日、作ったものは全てなくなってしまったが、お客様のお帰りも早く、3時には閉店。
どこにいたのか早速ミー介がとかげをくわえてきた。まだ春になったばかりなのに?もうとかげたちも動き始めているんだなと驚いた。いつも見つけては口にくわえて家の中に持ってくる。そしてそれを私に見せようと?口から離してしまうので、とかげはここぞとばかりに逃げまくる。結局、家の隅っこに入り込んでしまい、そのまま?になっているので、古民家にはかなりの数のとかげたちが生息?しているかもしれない。
今日も口にくわえて来たので、ミー介ごと外に追いやった。あの可愛らしい顔で音をたてながら、むしゃむしゃとかげを食べる姿を見るのはあまり気持ちのいいものではないけれど、くわえてきたとかげを家の中で逃がすのもやめてほしいんだけどなあ・・・。
庭の雪柳がいつのまにか満開になった。小さな背丈の黄水仙もようやく咲き始めた。葉があまり伸びなかったので、今年は咲かないんじゃないかと諦めていたけれど、小さいながらも可愛らしく咲いてくれて古民家にもようやく春がやってきた。いろいろなものが動き始める季節だ。枯れ草を片付け、庭の手入れを始めなくては(・・・なんて今頃遅いか?)
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March 19, 2013

パン教室〜サバラン〜

今日のパン教室はお菓子感覚?でサバランを作った。かつてケーキのショーケースには必ず並んでおり、ちょっぴり高価なケーキだったが、最近はすっかり見かけなくなった。でもサバランの基本生地はパン生地のブリオッシュ。
そこに紅茶とラム酒とグラニュー糖で作ったティーシロップをかけて、生クリームやフルーツなどを飾っていただくフランス生まれのケーキ風?のパンだ。ラム酒やキルシュがきいているので大人向けの味。
珍しく生クリームや砂糖を使い、ちょっと風楽っぽくない?パンだったけど、このパン教室では幅広くいろいろな種類のパンを作っているので、たまにはこんな感じのパンを作るのも楽しいなあと思う。
高田さんの今回のサバランのレシピはブリオッシュとは異なり、かなり柔らかい配合のパン生地なので、手でこねるのが大変そうだった。成型も絞り袋に入れて行う。講師の高田さんはデコレーションに凝るので、キュウイやいちご、桃の缶詰などフルーツもたっぷり。写真写りがよく見栄えのするパンでガラス皿に盛りつけたらとってもオシャレだった。華やかで明るい雰囲気は今日のようなお天気にピッタリだった。
それにしても今日はいったいどうしちゃたのだろう?昼間の陽気は5月並み。いきなり春がやってきた。しかも温かさを通り越して暑いくらい!特にオーブンをずっと使っていた厨房は熱気にあふれ、汗をかいてしまった。
お天気がよかったので、ガーデンランチにしようと思ったのだが、皆さんが花粉症の私(私の今年の花粉症はかなり重症!)に気を使って下さり?お座敷でのランチとなった。サバランではお食事用のパンにならないので、高田さんの方でブールを焼いて来て下さり、ランチはスライスしたブールで。食後にブリオッシュをいただいた。
来月は4月16日。コーンミールを入れたイングリッシュマフィンを焼きます。風楽特製の酒粕ディップを添えて美味しくいただきましょう!

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March 17, 2013

楽しかったお蔵フェスタ

とにかくいいお天気に恵まれ、最高のお祭り日和!お蔵フェスタは大盛況だった。毎回、出店者、来場者共に増えているようだが、おそらく今回は今までの中で一番多かったのではないだろうか?午後3時過ぎても人出は途切れることなく、一日中、たくさんの人たちで賑わっていた。
風もなく温かな一日だったので、昼過ぎからいらした方も多かった。たくさんの知り合いやお客様、友達などにも会えたけれど、反面、あまりにたくさんの人がいたので、同じ会場にいたはずなのに会えなかったという人もいた。
私の出店場所は寺田本家の門の脇を出て数件目。寺田さんの酒蔵見学やお酒の試飲に並んでいる方が目の前にいらしたので、並びついでに?店を覗いて下さったりして、絶えず店の前にはお客様がいらっしゃった。
それに店の後ろの塀の裏側はちょうどステージになるので、いながらにしてジャンベや歌などコンサートの音がよく聞こえてきてよかった。
なかじ君やミナミさんの酒粕料理のワークショップもあったので、行きたいなあと思っていたが、とても抜け出せなくて諦めた。
レンタルのプロパンガスで持っていった酒粕&クミン味のひよこ豆と根菜のスープを少しずつ温めながらお出ししたけれど、皆さんから「美味しい〜!」と言っていただいた。中には飲み終わった後、わざわざ「美味しかったので、何が入っているのか教えて」と聞きに来て下さる方もいて、たっぷり作った甲斐があった。
あまりにお天気がよすぎるので、大きな寸胴いっぱいに作った温かいスープ、実は余ってしまうんじゃないかなと心配していたのだがキレイに完売。最後に残ったほんの少しのスープは「少しでいいから味だけみさせて」(飲みたいと思っていたのに売り切れてしまったので)という方がいらしたほど。
手伝ってくれたセンちゃんと交代でほんの一回りほどしただけで、ゆっくりと会場を見ることはできなかったけれど、足湯も酒蔵見学もコンサートも料理のワークショップも皆大人気!東京からはもちろんのこと、九州や京都、静岡などかなり遠方からいらした方もいて、「発酵」をキーワードにこんなにもたくさんの方が集まるなんて、さすが寺田本家。本当にすごいお祭りだなあと思う。
昨年は寺田本家のご当主が亡くなられるという悲しい出来事があったけれど、啓佐さんがいつも言われていた「楽しい発酵場」がまさに形となって熟成し、こんな楽しいお祭りの日となった。人が思いを持って取り組み、語り続けてきたことは、その人がいなくなった後にもきちんと語り継がれていく。それが命のリレー、バトンタッチということなのだろう。きっと今日の祭りの様子も天国からニコニコと笑いながら見ていらっしゃったことだろう。
ここ数日、そして今日も早朝から仕込みに追われ、準備は大変だったけれど、とても充実した一日だった。寺田本家の方々、お祭りのスタッフの方々、そして店に来て下さったお客様、どうもありがとうございました!


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March 16, 2013

明日はお蔵フェスタ!

発酵の里こうざきで行われる一年に一回の大きなお祭り「お蔵フェスタ」。すっかり地元に定着し、回を重ねるごとに訪れる人が増えている。今年はいったい、どれだけの人が集まるのだろうか?もう何年も前からずっと出店させていただいているが、特にこの2〜3年、寺田本家を中心に発酵をキーワードにした神崎の面白い街作りが広がり、食の分野でも甘酒や酒粕、塩麹など発酵食が大ブームとなり、関心のある人たちがどんどん増えていった。
何より楽しいのは有機農業の農家さんやオーガニックカフェ、もの作りの人たち、天然酵母のパン屋さんなどが一堂に会すること。もちろん私も出店しているのだけれど、何を食べようかな、どこで買い物をしようかなと迷ってしまうほど素敵な出店者ばかり。いくらでも食べられるなら、出ているお店のものぜ〜んぶ食べてみたい!って思う。
今週は奈良から帰って、木曜日から焼き菓子などを焼き始めた。今日はサラダとスープの仕込みをした。
スープは酒粕とクミンを入れたひよこ豆と根菜のスープ。大きな寸胴に仕込んで持っていくので、少しずつ温めてお出しする。それと毎回お祭りの時に作っている玄米のライスサラダ、ひよこ豆のトマト煮。
スィーツはもちきびぜんざい、豆腐と酒粕のマフィン、酒粕スコーン、人参ケーキ、キャロブのクッキー、さつまいもとりんごのタルト、おからケーキ、豆腐のキッシュetc.
今回は珍しく早くに準備を始めたので、今日は比較的早く仕事が終わった。いつもお祭りの前日は遅くまで仕込みをしているのだが、今年はちょっと余裕かな?。
会場はとても多くの人で大変混み合っているので、同じお祭り会場にいてもお会いできないかもしれませんが、どこかですれ違ったらお声をかけてくださいね!風楽はテントではなく深みどり色のガーデンパラソルが目印です!

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March 15, 2013

料理教室〜豆腐と酒粕のナゲット〜

今日は料理教室。今回からスタッフのヨウコさんが料理を覚えがてら、助手に入ってくれることになった。しばらく一人でやっていたので、ヘルプの人が来てくれるととても助かる。
今日は寺田本家の発芽玄米の酒粕を入れて作る豆腐と人参のナゲットを作った。揚げたてを食べるとクリームチーズのフライのような味でとても美味しい。またサツマイモ、かぼちゃ、ブロッコリー、にんじん、れんこんなどを蒸して酒粕ディップで食べる蒸し野菜のサラダ。切り干し大根やしいたけ、しめじ、えのきなどきのこもたっぷり入れた根菜の重ね煮汁。そしてデザートはそばまんじゅう。サツマイモをマッシュして丸め、そば粉と小麦粉で作った皮で包んで蒸したもの。素朴な味のデザートで古民家にはぴったりかも!?
食事をしながら発酵食品が体にとてもよいという話の延長で酵素の話をしていたら、皆さんも作りたいというので、今年の春の野草酵素はみんなで作ることになった。一昨年は震災の後で野草の汚染などがあり、できあがった酵素も安全だと保障することができないので、他の方にはお声をかけず私一人で仕込んだ。たとえ野草が多少汚染されていたとしても私は酵素を飲み続けたいので作ったけれど、あくまでそれは自分用の酵素だからできること。自己責任で作るしかないなと思った。
でも今年はそれでも一緒に作りたいという声があがったので、とりあえず4月の平日のどこかで時間をとって野草酵素を仕込むことにした。希望の方はどうぞお声をかけてください。私はもう10年近く、毎年のように酵素を仕込んでいるので、作り方はご指導いたします(仕事としてやっているのではありませんが)。
発酵食品を積極的に取り入れ、腸内環境を整えていくことは健康の秘訣だが、同時に加齢と共に減っていく体内酵素は外から補給していくしかない。手作り酵素はそういう意味で自分の体に合った最高の発酵食?だろう。
料理教室に来て下さる方たちが食べものや酵素作りを通して、どんどん元気になっていったらいいなと思っている。


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March 14, 2013

東大寺二月堂修二会〜早春の奈良

奈良の寺社が好きでもう何度も足を運んでいるけれど、まだ一度もお寺の行事やお祭りを見たことがなかった。今回、奈良に春を告げる東大寺のお水取り、正しくは東大寺二月堂修二会(しゅにえ)を見てきた。

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天平勝宝4年に始まって以来、一度も絶えることなく続けられ今年で1262回目となるという。
期間は3月1日から14日までの2週間。この間、夜ごと行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう=修二会に参加する僧侶のこと)を二月堂に導くため大きな松明に火が灯される。

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特に3月12日深夜(13日午前1時頃)は、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えするお香水(おこうずい)を汲み上げるお水取りの儀式が行われるため見物客が集中する。私は11、12日と二晩見に行ったが、12日は始まる前から行列ができておりすごい人出。一度に見られないため松明が灯されるのに合わせて少しずつ前に進みながらの見学となった。

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ほとんどの人は松明を見たらさっと帰っていくのだが、実はこの修二会はその後が本番だ。一年間の罪を万人に代わってご本尊である十一面観世音菩薩に悔い、天下泰平、五穀豊穣、万民快楽(ばんみんけらく)などを願って祈りを捧げるお勤めが二月堂で始まるのだ。

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本堂で行われている行の様子は麻布に覆われて見えないけれど、中の神燈に火が点され、その灯りや練行衆の影が麻布を通してぼんやりと見える。声明やホラ貝が響き、床を踏み鳴らす練行衆の木ぐつの音や声だけが聞こえてくるのだが、全てが見えないだけにかえってそれが神秘の世界へと引き込まれる。
その時、最初に読み上げられるのが「神名帳」だ。全国のお寺や神社の神様の名前をお呼びし、ご加護を得るために集まっていただく。同時にその練行衆の声を聴こうと聴聞者たちも二月堂の回廊に集まってくる。修二会の期間中、東大寺は国中の神々が集う荘厳な場所となる。


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修二会が1200年以上も途切れることなく毎年、繰り返されてきたなんて、気が遠くなるくらいすごいことだ。最終日の今日は全ての松明が回廊に並ぶそうだが、さすがにそこまでは滞在できないので、見ることはできなかったけれど、さぞ今夜の東大寺は多くの人で賑わったことだろう。


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日中は五條にある賀名生(あのう)梅林に梅を見に行ったり、さらにその奥にある後醍醐天皇を匿った歴史ある古民家を修復したレストラン「王隠堂」に食事に行った。
菜の花やノビル、ぜんまいなど、周辺の山で採れた野のものと、かまど炊きのご飯がかつてお屋敷で使われていた骨董の器に盛りつけられていてとても美味しかった。
奈良に春を告げる伝統行事東大寺お水取り。耳に残っているのは練行衆たちの心地よい響きの声や木ぐつの音だ。これほど長い間、同じ場所で同じ祈りの言葉を唱え続けられている東大寺。言霊や音霊の力によって、自ずと不動の存在感と圧倒的な力のようなものが備わっていったのだろう。
少し早い奈良の春。とてもいい時間だった。


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March 10, 2013

満開の梅

庭の梅が昨日の温かさでいっきに満開になった。今年は特にあふれんばかりに花が咲いて見事だ。古民家の屋根に届く所まで枝を広げ、空に向かって伸びている。白梅よりも紅梅の方が好きだけど、古民家の庭にある梅は3本とも白。でもこれだけたわわに咲いてくれると本当に美しい。
今年の梅はいっぱい実るかな?夏になったら、また梅をいっぱい拾い集めて、梅ジュースや梅干し、梅ジャムなどたっぷり仕込もう・・・などと早くも春を通りこして夏の梅仕事へと心が飛んでいく。
温かい一日だったけれど、風が強かった。満開の梅の花を少しでも長く楽しみたいのに、この風だとじきに吹き飛ばされてしまいそう。空の色は黄砂と花粉とPM2.5がミックスしたようなへんな色だった。これじゃ外に出たくなくなってしまう。
このままだと、外を歩く時にコートを羽織るように、花粉症の人もそうでない人も、全員マスクをしなければならない時代になってしまいそうだ。
でもたとえ閉め切って外に出ないとしても。どのみち古民家にはすきま風が入り込んでくるので、あちこちに砂ぼこりが積もるし、天井から煤は落ちてくるし、家の中も花粉だらけだ?!
それでもこの風の中、今日もたくさんのお客様が来て下さって本当にありがたい。
ヨウコさんも私も花粉症なので、二人で鼻をズルズルさせながら?仕事をしていたが、でも忙しくなってくると不思議と鼻水もピタリと止まってしまうのだ。お店がいつも忙しいと私の花粉症も治るかも?!


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March 09, 2013

韓国KBS1テレビの取材

今、韓国でも健康志向ブームで、玄米や雑穀を使ったお食事に関心ある人たちが増えているそうだ。韓国のKBS1テレビ局から連絡があり、日本の玄米食について取材をお願いしたいという連絡があった。「生老病死の秘密」という60分番組だそうだ。
がんの患者さん向けの食事療法を提唱し、「がんにならない毎日の食レシピ」「がんにならない毎日の食習慣」などの著作がある西台クリニックの済陽高穂院長にお話を伺い、定期的に学校給食に発芽玄米を取り入れている匝瑳市野栄の取り組みと、長寿村であるゆずりはら、そして玄米食をお出ししているレストラン風楽で取材をするというもの。
メニューについても相談を受け、雑穀がちゃんと見えるようなものを作ってほしいというご希望だった。朝から厨房に入り、作っているシーンも撮影したいという。それで高キビのハンバーグと、レンコンと人参の粟あんかけ、もちきびのおはぎを選んだ。
玄米を炊く場面と炊きあがってしゃもじで天地返しをしている場面、高キビを炊き、炒めた野菜を加えて丸めハンバーグにしている場面、もちきびを炊いて、丸めたあんこを包んでいる場面が主な調理の撮影箇所。
その間、作業をしながら、どうして玄米食にしたのですか?お客様の感想は?メニューはどうやって考えたのですか?高きびの炊き方は?・・・などいろいろな質問にカメラの前で私が答えていった。
通訳の李さんが日本語で私に質問をし、私が答えているところをカメラマンが撮影、そして私の話を韓国語でカメラマンに伝え、またカメラマンからの要望があり、それを李さんが私に伝えて撮影・・・という繰り返しだったので、撮影には結構時間がかかってしまった。
もちろんその間、いおつもどおりにお客様もいらっしゃったので、私は傍らで定食の支度もしていった。
また厨房が忙しくなってくると、カメラはお座敷の方に行き、来て下さっているお客様にカメラを向けてインタビュー。
これだけ時間をかけて撮影しても60分番組の中で使われるのはほんの数分だと思うが、この古民家が韓国のテレビ放送に流れるんだ・・・と思うと、日本の伝統的なお食事と玄米の持つ力をきちんとお伝えしなくてはとちょっぴり緊張した。
成田空港が近いので、番組を見た人がソウルから飛行機に乗って日帰りでご飯を食べに来るかも?なんて話していたのだが、日本のことをあまり知らない韓国人だったら、もしかして古民家が典型的な日本の住宅だと思ってしまうかも?!
放映は3月23日。日本では見られないので、DVDを送って下さるそうだが、さて、どんな韓国番組になっているか、ちょっと楽しみ!?
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March 08, 2013

酒粕とおからのケーキ

今日も風が強かったので、目がかゆく、くしゃみばかり。ここ数年、症状がずっと軽くなっていた花粉症だけど、今年はかなり大変かもしれない。花粉の量も相当多いと聞いているから、これから2ヶ月はつらくなりそうだ。
あと一週間ちょっとに迫ったお蔵フェスタに向けて、何を持っていこうかと思案中。せっかくなら寺田本家の酒粕で作った美味しい焼き菓子も並べたい。いつもギリギリにならないとメニューが決められないので、今年はちょっと早めに決めてレシピだけでも決めておかないと。
今日は酒粕とおからのケーキを作った。中に夏みかんピールを入れてみた。でも入れない方がよかったかもしれない。酒粕の香りよりもオレンジピールの香りの方が強くなってしまった。ただおからを入れるとどうしても生地が重たいので、膨らみにくくなってしまう。ふんわりとしたケーキにならないのが残念。スコーンやマフィン、ドライフル−ツのケーキも焼くつもりなので、来週末はオーブンがフル稼働しそうだ。
今日は仕事中にオーブンをつけていたら、厨房が暑くなってきて汗をかいてしまった。この時期、晴れていれば外よりもずっと室内の方が寒い古民家だけど、それでも暑いと感じるなんて、いよいよ春だなあ〜。先日、咲き始めたばかりの梅もここ数日でいっきに八分咲きに。咲いたばかりの花を散らせたくないので、あんまり強い風が吹いてほしくないんだけどなあ・・・。

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March 07, 2013

お花とパンとネコのご飯

今日、ようやく確定申告の書類を提出したのでほっとした。毎年、2月中には終わらせているのに、今年はすっかり遅くなってしまった。今年からは古民家とビオン、2店舗になったので、作業量が増えてしまい、このところずっと申告に向けて時間を費やしてきた。それにしても申告してから納税するまでの期間がやけに短い。もう来週には期日となる。全くなんでこう支払うものばかりが多いんだろう・・・?
朝、申告に行く前にビオンに食材を届けた。申告が終わってから市役所や銀行に行き、買い物をしていたらトモちゃんから「まだ近くにいるならビオンに来て〜」と電話があった。
その足でビオンに戻ったら、親しくさせていただいているお客様のユキコさんがビオンにいて、お誕生日にと大きなアレンジメントの花かごをプレゼントして下さった。おまけに今朝、わざわざ南房総まで行って橋本屋製パン店の天然酵母のパンまで買って来て下さったという。
以前、房総へ一緒にドライブした時、たまたま通りかかった民家の庭先にあった小さなパン屋さんだ。ダンナさんがドイツ製の釜で焼いているというハード系のパンが中心だった。昨年2月にオープンしたそうだが、何気なく買った天然酵母のパンがとても美味しかったので二人とも大感激!それを覚えていて、わざわざお土産用にと南房総まで買いに行って下さったのだ。おまけにミー介たちにまで美味しそうなキャットフードをどっさり!
私の方がいつもお店に来ていただいてお世話になっているというのに(今日もビオンでスープとコーヒーをご注文くださった)、こんなにいただきものをしてしまって嬉しいけれど申し訳なくなってしまった。
今夜は食卓の上に花を飾って、カゴの中に橋本屋のパンを並べ、サラダをつまみながら夕食にした。噛めば噛むほど味わいのある美味しいパンなので、ついつい食べ過ぎてしまった。

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March 06, 2013

吉野弘 祝婚歌

昨日、子供たちと出かける時、娘の家に寄って皆と合流した。結婚式が終わって以来、娘はうちによく来るけれど、私は娘の家に全く行ってなかった。だから新しい家でどんなふうに暮らしているのか、全然、見ていないのだ。
玄関に入ってすぐの壁に詩と写真が飾ってあった。一つは「祝婚歌」の詩を書いて額にいれ、結婚式の前にプレゼントしたもの。もう一つは私が写した結婚式の写真を大きく伸ばして結婚式の後にプレゼントしたものだ。
こんな人目につく場所に飾ってあるなんて・・・。前から「玄関に飾ってあるよ」と聞いてはいたけれど、実際にそれを見てみると、とても嬉しくなった。
吉野弘の「祝婚歌」は大好きな詩で、これまでも何人かの友達が結婚する時にプレゼントしてきた。何度書いても納得できるという字にはならないのだけれど、その時、二人の門出を祝う気持ちに偽りはないから、カッコ悪いままの字でも気持ちをこめて贈った。
ちょうど今日のランチに来てくれたのはかつて書をやっていた時の友達5人だ。5年ぶりくらいに再会した。私はもうずっと前にやめてしまったけれど、彼女たちは今も続けており、昨年は源氏物語をテーマにした書展をやったそうだ。
改めてまた字が書きたいなと思った。店のお知らせやポップはいつも書いているけれど、作品としての字をきちんと創作していきたいなと思った。
先生はとてもおおらかで面白い方でいつも「書は個なり」と言われていた。うまい下手ではなく、その人らしさが伝わればいいのだと。私のこともよくわかっているので「エイコさん、あんたはお手本どおりに書かなくていいから。自由に書きなさい。もう好きに書いていいからね」なんて言って下さった(あきれ果てて見放したのかも?)。
口から出る言葉に言霊が宿ると言われているけれど、心をこめて書いた言葉(書)にもまた同じものが宿っていくような気がする。「祝婚歌」の詩の言葉を通して、玄関から若い二人を見守っていけたらいいなと思う。

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March 05, 2013

房総家族ドライブ

この前の私の誕生日にみんなで集まれなかったので、子供たちみんなの休みを合わせて南房総にご飯を食べに行こうと計画してくれた。そういう調整役はいつも娘がやってくれるので、私は決められた時間に出かけて行くだけだ。
今回は金谷港の近くにある「かなや」という漁師料理の店に行くことにした。私はもう何度もこの店にいろいろな友達を連れて来ている。基本的に大きな店よりも個人でやっているこだわりのある小さな店の方が私は好きなのだが、「かなや」は特別。とにかく安くてメニューが豊富、新鮮でボリュームたっぷりなので、連れてきた人みんなに喜んでもらえるのだ。
いつも定食などの決まったメニューではなく煮物、揚げ物、刺身、焼き物、汁物など、それぞれ単品で魚料理を注文し、みんなで取り分けながら、少しずついろいろな種類を食べる。
今回も金目鯛の煮付け、刺身の盛り合わせ、なめろう、さんが焼き、穴子の天ぷら、あら汁、つみれ汁・・・とアラカルトで注文したが、何しろよく食べる男子がいるので、写真を写す暇もなく次々に運ばれてきたお皿が空っぽになっていった。
お天気がよかったので岩場を歩いたり、買い物をしたり、前から行きたかったgrass-Bというカフェに立ち寄ったりしながら楽しく過ごした。
久しぶりにみんなで集まったけれど、こうして時々家族で出かけられるのはとても嬉しい。

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March 04, 2013

味噌仕込み体験のお誘い

3月末に古民家でトモちゃんとナミちゃんの3人で、わいわい話しながら風楽で使う味噌を仕込んだ。こうざき自然塾の無農薬大豆と無農薬玄米で作った発芽玄米麹を使ったぜいたくな手前味噌だ。味噌はもう何度も仕込んでいるけれど、発芽玄米麹での味噌仕込みは初めて。地元で採れた安心して食べられる材料を使って手塩にかけて作る味噌は美味しいに決まってる。できあがりがとても楽しみだ。
その時、初めて味噌作りを体験したトモちゃん、すっかり手作り味噌に惚れこんでしまって?その後、ナミちゃんと一緒に味噌仕込みの会を計画することになった。まだお店をやっている時間帯なのだが、店の片隅でこじんまり?作るそうだ。
仕込んだ後は三年番茶と手作りの味噌漬けと味噌マフィンでほっと一息つけるティータイムもご用意。仕込んだ味噌2キロ分はお持ち帰り用に。
その時に使う大豆と発芽玄米麹を今日、ビオンでの仕事が終わってからこうざき自然塾に取りに行ってきた。うっかり私の方の告知が遅くなってしまったが、第一回めの開催はいよいよ今週の金曜日にせまっているのでご希望の方はお早めにお申し込みくださいね。
初めて味噌を作ってみたいと思う方、お子さんと一緒に体験したい方、子連れ参OKですので、お気軽にどうぞ!美味しい手作り味噌を作って美味しい食卓を!

☆日時:3月8日(金)か22日(金) 2時から3時半くらいまで。
    *どちらかご都合のいい日程をお選びください。
☆場所:ガーデンビオン風楽
☆参加費:3000円(仕込んだ味噌2キロお持ち帰り・お茶・お菓子付)
☆申込:サイトから風楽へメールかガーデンビオン風楽へお電話でどうぞ。
    0476−23−0422
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March 03, 2013

梅の開花

昨日の強い南風ですっかり花粉症にやられ、鼻はヒリヒリ、顔も真っ赤で目は充血したまま朝を迎えた。今日は風がなかったので昨日よりはずっとラクだった。仕事中も集中していたせいかくしゃみはほとんど出なかった。
仕事の後、庭に出たら梅の花が咲いていた。その年の一番最初に咲いた梅の花は満開になった梅より、私にとっては美しい。一枝手折って一輪挿しに生けた。ようやく春の訪れの入り口に立てた。あと少しあと少し・・・。古民家の冬が寒くて厳しいだけに春の訪れは心待ちだ。
今日のサラダはかぼちゃとにんじんとレンコンという組み合わせ。かぼちゃとにんじんは一口大に切って蒸す。レンコンは薄い輪切りにして寺田本家の発芽玄米の酒粕と一緒に素揚げし、薄くスライスした玉ねぎを加えた醤油ドレッシングに漬け込む。最後に全ての材料を混ぜ合わせて出来上がり。発芽玄米のぷつぷつ感が味のアクセントになってとても美味しかった(写真をゆっくり写す時間がなかったので、あまり美味しそうに見えず残念!)。
先週からかなり集中して確定申告に向けて格闘中。結局、Macに合うソフトが見つけられずに、この前壊れたパソコンの、その前に使っていた古いパソコンを引っ張り出してきて、そこに入っているソフト(データを移行することができない)に継続して入力することにした。
機能的には全くMacを使いこなせてはいないけれど、とりあえずブログとメールだけは日々チェックしているので、すっかりMacの軽いソフトタッチのキーボードに手が慣れてしまったようだ。
引っ張り出したのが古くて重たい8〜9年前のパソコンなので、何ともキーボード入力のミスタッチが多くてやりづらい。昔はこんなに大きくてずっしりと重たいキーボードを叩いていたなんて・・・。
この金土日曜日の3日間は、仕事の後、どこにも出かけずひたすら経費入力。今週中にはなんとか仕上げないと、気持ちよく春を迎えることができないので、あと少しがんばらなくっちゃ!


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March 02, 2013

柚べしができました

昨年の秋に仕込んだ柚べしがようやくできた。柚餅子(ゆべし)と書いて、それがどんなものだかわかる方は意外と少ない。たいていは北国のお土産もの屋さんで売っているお餅のような甘いお菓子の「くるみゆべし」を思い浮かべるようだ。
でもこの柚べしはそれとは違って、柚子で作る伝統食。作るのにはかなり手間と時間がかかる。
源平時代に生まれたとも言われているが、修験道や武士たちが腰に下げて携帯食として持ち歩いていたそうだ。柚子の実をくり抜いて、柚子釜を作り、そこに味噌、くるみ、麹、ゴマ、みりん、柚子果汁を合わせて練ったものを入れ、柚子のふたをして蒸し器で蒸す。それを和紙に包んで軒下に吊るして乾燥させること3〜4ヶ月。
包んでいた和紙をはがすと、乾燥して飴色になった柚子が出て来た。水分がしっかりと抜けて固くなっている。皮ごと薄くスライスしていただく。
口に含んでじんわりと噛んでみた。柚子の皮のほろ苦さと味噌のしょっぱさ、くるみのつぶつぶ感が溶け合って、口の中に懐かしい味が広がっていった。
正直な話、美味しい美味しいと言いながらガツガツ食べるものではない。薄くスライスしたほんの一切れを味わいながらいただくものだと思う。
お茶うけにしたり、酒の肴にしたりと食べ方はいろいろ。珍味ともお茶菓子とも保存食とも言われているけれど、そのどれもが柚べしのことを表しているようにも思えるし、そのどれもに柚べしは当てはまらないようにも思う。どんな表現であっても柚べしのことを的確には表し切れない。そんな不思議で滋味深い食べものなのだ。でも基本は一切れずつ口に入れてゆっくり味わうことだ。
作るのに手間がかかるわりに、地味だし、決して人が飛びつくようなものでもないので、今では国内でも奈良の十津川村や和歌山の龍神村、愛媛の松山、輪島など作られている地域はごくわずか。
庭にたわわに実る柚子の木があったから柚子の皮を刻んで冷凍し、果汁を絞り、柚子のママレードを作った。それでもまだ柚子があったから、柚べしを仕込むことにした。忘れられてしまいそうな日本の味。
これだけ乾燥させていれば常温でも充分保存できるので、長旅を続ける昔の人たちが持ち歩き、旅の疲れを癒したのだろう。自分で手をかけ作ったからこそ、その価値がわかり、味わい深さを知ることができた。
数量限定で販売しています。おひとついかがですか?
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March 01, 2013

お誕生会のお客さま

今日、6名様でおばあちゃまのお誕生会をしたいというご予約をいただいた。わざわざ東京からいらして下さった。お食事の後、バースデーケーキのご注文があったので、朝、スポンジの台を焼いて、イチゴとキュウイフルーツでデコレーションした。マクロビアンの方ではなく、アレルギーがあるわけでもないけれど、市販のケーキを食べると気持ち悪くなることが多いので、食べるものには気をつけていらっしゃるそうだ。
お食事の後、ガラスのお皿に椿の葉を敷いて、その上にロウソクをつけたケーキを乗せてお持ちした。ロウソクの火を消した後、3歳のお孫さんがリボンをつけた包丁でケーキカット?をしたのだが、それがとても可愛らしかった。ご家族揃ってお祝いをしているご様子はとても和気あいあいとしていて楽しそうな光景だった。
2月中の金曜日は本当にお客様が少なかったが、今日は久しぶりに忙しかった。しかも南風が吹いて生温い空気だったので、動いているうちに汗をかいてしまったほど。
お客さまのお誕生ケーキを作っている時に、別のお客さまがいらして、私のお誕生日にと花束をプレゼントしてくださった。お客さまのお誕生日の準備をしている最中に、私の方がお誕生日プレゼントをいただいてしまうなんて、なんだか不思議な気分?だ。毎年、お誕生日の前後に合わせて、忘れずにお花を持って来て下さるのだ。いくつになってもお花をいただけるのはとても嬉しいのだが、お食事に来て下さるのに、こちらがお花までいただいてしまうなんて、ありがいたくて恐縮してしまう。
淡い色合いの八重咲きのチューリップ。さっそくガラスの花器に生けて飾ったら、ぱーっと回りが春めいてきた。庭にもお花が何もない時期なので、明るい色のお花がそこにいてくれるだけで、とても嬉しい。
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