August 31, 2013
昨日、今日となんて暑かったんだろう!でもこの時間(夜の11時半過ぎ)は窓から涼しい風が入ってきてとても気持ちがいい。エアコンはないし、夜は扇風機をつけることもない。日中はあんなに暑くても、夜風はすっかり秋の気配だ。
娘の所では夕方になって気温が下がっても中々エアコンが切れない。エアコンの冷え方に慣れてしまうと、自然の風がやけにぬるく?感じてしまうのかもしれない。
日中の暑い中、オーブンを付けてケーキを焼いたので、温室の厨房がますます暑くなった。
この酒粕パウンドケーキはノンオイルで月のとうふの美味しいおからを使った。てん菜糖を入れたけれど、もっと砂糖の量を減らせそうだ。しっとりしていてとても美味しかった。
夕方、娘の家に行って先日取材のあった千葉テレビの「熱血BO-SOTV」を娘と一緒に見た。昨日、テレビ局の方からお電話があって、取材の時にお出ししたグルテンミートのフライを生放送のスタジオで出演者の皆さんと一緒に食べたいので作ってもらえないかとご依頼があった。
もちろん喜んで作らせていただいた。お昼にそれを受け取りに来ていただき、風楽が紹介された後、番組の中で皆さんが食べているシーンも一緒に放映された。
映っている自分の姿を見るのはかなり恥ずかしかったけれど、さすがプロ、料理がとても美味しそうに映っていたので、嬉しかった。
それにしてもテレビってけっこう太って映るみたい。でもこれが現実の姿なのかも・・・ショック(笑)!

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August 30, 2013
4月に草ちゃんが生んだ子猫ピートとマーヤが今日、もらわれていった。草ちゃんの妊娠の時から、「生まれたら欲しいです」と言って下さったお客様のお宅に里子に行ったのだ。生まれた直後から見にいらして黒トラとブチの子を予約?して行かれた。
でもご事情があって、すぐには飼えないのでしばらく預かっていてほしいとのことだった。一番可愛らしい子猫の時期が見られないのは残念だけど、猫がお好きな方なので、お店にちょこちょこと様子を見にいらっしゃり、ピートとマーヤと名付けて下さった。
ピートは甘えん坊で人なつこい子、マーヤは臆病で警戒心が強い子。でも二人はとても仲良しでいつも一緒に遊び、くっついて寝ていた。
ようやくその方のご事情が解決し、新生活をスタートされることになったので、今日、ビートとマーヤをお迎えにいらした。朝、お電話をいただいたので、昼間、どこかに散歩に行ってしまっては大変と、お風呂場に入れて捕獲?しておいた。初めてのお風呂を恐がり、ミャーミャーと鳴き、何度も脱走したけれど、その度に連れ戻し、お店がオープンする頃にはようやく落ち着いて静かになった。
お食事の後、用意していただいた真新しいゲージの中にピートとマーヤを入れた。朝からお風呂場に隔離され?見覚えのないネットの中に閉じ込められて?、一体今日は何事?!と驚き不安げな様子。一段と鳴き声が高くなったけれど、車に乗って新しいお家に行くのだからしばしのガマンだよ。
外から二人の写真を撮って「バイバイ、元気でね!」と見送った。草ちゃんにも最後に一匹だけ残った茶トラちゃんにも「ピートとマーヤは新しいお家にもらわれていったんだよ。今日からここにはいないけど、そこで楽しく暮らしていくから安心してね」と話して聞かせた。
いつも遊んでいた兄弟がいなくなったので、しばらく寂しがって鳴いていたけれど、夕方には一人で草むらの方に遊びに行ってしまった。
毎朝、縁側で追いかけっこをして網戸を這い上がり、窓の上にある鴨居のような所にいるのが好きだった二人。朝からうるさいなあ〜と思っていたけれど、明日から、その音も聞こえなくなるのかと思うと、ちょっと寂しい。
でも優しいパパとママにもらわれていったので、きっと今まで以上に可愛がってもらえるだろう。今頃は疲れ果てて仲良く眠っているのかな。4ヶ月間、預からせていただいたおかげで可愛い盛りの子猫の姿を毎日、楽しむことができた。いたずら盛りで好奇心旺盛の子猫って何とも可愛らしい。
もうかなり大きくなってしまったけれど、まだあの二人には子猫の面影が残っている。里親さんが少しでも子猫の時代を楽しんでいただけたらいいなあ。生まれた頃の写真を探してみたら、やっぱり可愛い〜!
二人とも元気でね!バイバイ!




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August 29, 2013
今日は生活クラブの本選びの会の会議で新宿へ。今月は読むのが大変だったが、たくさんいい本に出会えた。朝、娘の家の前に車を止めて酒々井から電車に乗った。帰りに駅前のスーパーで買い物をし、そのまま娘の家でご飯の支度。今月いっぱいは産後のケアなので、食事作り通いがまだ続いている。
仕事やその他の用事が終わってから、夕方には必ず娘の家に行くので、毎日が何とも慌ただしく、あっと言う間に終わってしまう。こちらに泊りに来てくれた方がはるかに楽なのだが、エアコンがなく猫たちがいっぱいいる古民家暮らしは耐えられない?そうだ。
でも喜んで食べてくれる人がいると料理作りに張り合いが出る。だからいつもはりきって?何品も何品も作ってしまう。昼間は娘が赤ちゃんと二人だけなので、冷蔵庫に残っているものがあればいつでも好きな時に食べられるだろうと思って、毎回どっさり作る。
今日のメニューは混ぜご飯、ごぼうとしめじの卵とじ、トマトとアボカドのサラダ、かぼちゃスープ、ナスのしぎ焼き、ポテトサラダ(昨日の残り)。ムコさんもいるので、たまにはお肉も使い、煮物の味もちょっと甘めにし、マクロビに限らず普通の食事を作っている。
いつも美味しい!野菜がたっぷり食べられて嬉しい!と喜んでくれるが、夕飯をあまり食べない私もその食欲につられて?いつのまにやらたくさん食べてしまう。時間のやりくりは大変だけど、孫を囲んで娘と一緒にのんびり食べる食事は幸せなひとときだ。とりあえず毎日通うのは今月いっぱいを目処にしようと思っているが9月から一人でできるかなあ?と娘は心配そう。
週に一回くらいは行って買い物をしたりご飯を作ったり・・・少しは手伝ってあげようと思っている。

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August 27, 2013
写真はFBを通してお友達になった松山あかねさんが、二回目の満月瞑想会に参加された時、古民家に飾ってとプレゼントして下さった曼荼羅です。
じっと見つめていると、そこから温かい光のようなものが広がっていくような気がします。
「描く瞑想」と言われている曼荼羅アートを古民家で作りませんか?
「インナースペースを見つめインナースペースに語りかけチャクラを開きオーラを輝かせる・・・」
あかねさんはこんな風に思いながら描いているそうです。
15センチ四方の曼荼羅の作品を一つ仕上げてお持ち帰りいただきます。
額に入れてお部屋に飾って下さいね!
ヒーリング音楽はたくさんのコレクションがありますが、その中でもこの曼荼羅を描く時はどの曲がいいかなあと今からセレクトが楽しみです。
終わってからは風楽のオーガニックランチをワンプレートでご一緒しましょう。
当日は私も曼荼羅を
作らせていただこうと思います。
◎日時:9月24日(火)10時30分から1時30分
◎参加費:3500円(ランチ付)
◎場所:古民家空間 風楽
◎指導:松山あかね(書道教師・弘鈴庵主宰)
◎申込:FBメールかお電話でどうぞ(予約制です)。
0476−36−1960
*FB(Facebook)にアップした同じ内容をブログにもアップします。
FBをやっている方、ぜひお友達に!EikoKawabataです。

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August 26, 2013
昨日、突然お電話をいただいて、今日、千葉テレビの取材が入ることになった。毎週土曜日の18時5分から始まる「熱血 BO-SO TV」という番組だ。その中で今回は「ほっこりカフェ巡り」の特集だという。カメラマンや照明、ディレクター、出演者など総勢5名様でご来店。
モデルの清宮佑美さんが古民家に来て玄米定食とケーキセットを食べるという設定だった。今日の日中は用事があったが、夕方からの撮影ということだったのでお受けすることにした。
その時はわからなかったのだが、今日になって私も佑美さんの近くに座って出演?するということを知った。あらら。何の準備もしていなかったので、いつもの通りノーメイクだし、普段着のままだし・・・。
でも今さら取り繕っても仕方ない(取り繕っても変わるわけじゃないし!?)ので、いつもお客様とお話しているように、お話させていただいた。だけどテレビに映った自分の姿を見るのはちょっと怖いような・・・・??。
3月に古民家で撮影された韓国のKBS1テレビでは玄米と雑穀料理の特集だったので、かなりしゃべるシーンが多かった。でも幸か不幸か?日本では放送されないので、どんな番組か見ることができなかった。
今日は定食をお出ししながら、佑美さんからの質問に答える形で簡単に古民家のことやメニュー、マクロビオティックについて説明させていただいた。もっとも長く撮っても使われる部分はほんの少しだから(少しであってほしい!)、自分のより、定食が美味しそうに映っていたらいいなあと思う。
清宮佑美さんはサーファーモデルだったそうで、今、ラジオにも出演されている。玄米はお好きだけれど、マクロビオティックのお食事を食べたのは初めてだったそうだ。グルテンミートのフライを「お肉みたいで美味しい!」と喜んで食べて下さった。
放送は8月31日土曜日の18時5分から。お時間があったらぜひご覧になって下さいね!



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August 24, 2013
夕方、陸の孤島ライブに行ってきた。芝山千代田駅から15分ほど歩いた場所にあるペンション木の根。かつて成田空港建設に反対する人たちの活動の拠点だった。成田空港のど真ん中に位置しているが、現在、この土地は反対同盟と全国の一坪共有者によって所有されている。
子供の頃、反対同盟の活動をしていた両親に連れられて遊んだ木の根のプールでもう一度泳ぎたいとオオモリ君が音頭をとって、一昨年、新たな「木の根物語」をスタート。20年間放置されていたプールの汚泥を一年がかりで人力ですくい取り、プール開きを行った。
以降、毎年夏に、壁一つ隔てたら向こうは空港・・・というこの場所で三里塚木の根夏祭りを開催。昨年からペンションの屋根にソーラーパネルを設置し、電気の自給を試みている。今年のライブの電源は全て太陽光発電でまかなったそうだ。
主催はこの陸の孤島に実際住んだり、住まなくとも愛している島民たち。空港の反対同盟は有機農家が多いので、今日使う野菜は全て有機野菜という贅沢なもの。三里塚ワンパック野菜やおかげさま農場などたくさんの有機野菜グループから食材となる野菜を拠出し、カレーと焼きそばとバーベキューが用意されていた。
キレイになったプールの中に水を張らずに流木や野菜コンテナで作った手作りステージを設置し、たくさんのアーティストが次々に演奏を披露。来場者はプールの中に入って聞いたり踊ったりしながら、思い思いに夏の夕暮れ時を楽しんだ。
知り合いがたくさん来ているので、もっとゆっくりしたかったのだが、今日もまた娘の家に行き食事作りがあるので、まだまだ宵の口の6時半で失礼した。
空港問題を知らない若い世代が木の根に集い、祭りを楽しみ、やがては有機農業者として周辺の土地を耕していくのだろう。歴史は動いていく・・・。その移ろいを木の根ペンションはきっとこれからもここで見届けていくんだろうなあ。来年も参加しようっと。実行委員の島民の方達、お疲れさまでした。どうもありがとう!




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August 23, 2013
風がなく、なんと蒸し暑い一日だったことか。今日は日中のスタッフが誰もいなかったので、料理教室に毎回参加しているカニさんに古民家の仕事を昼から手伝ってもらった。突然、電話したけれど、快く来てくれてとても助かった。
そのままの流れで、料理教室にも今日はアシスタントがいなかったので、カニさんは参加しながら、片付けなどを手伝ってくれた。
今日はナスをタテに薄く切って練り梅を塗ったシソとグルテンミートをクルクルっと巻いたナスのグルテンミートロールフライ、酒粕を入れた冷や汁、夏野菜のヒエ入りカレードレッシングサラダ、かぼちゃと黒豆のココナッツミルクムースの4品を実習。
ご夫婦で初めて参加して下さった方もいらした。ダンナさんが仕事で食事を作っている言われたので、思わず「板前さんですか?」と聞いたら、答えは「消防士」。意外な答え?に思わずいろいろ質問してしまった。
一回出勤すると24時間勤務なので、20名分以上の賄いを毎日、交代で作っているとのこと。もちろん火災があった時はそれどころではないが、賄いを作るための大きな厨房もあるそうだ。
もっとも消防署の食事の対応は市町村ごとに異なるので、全てのエリアがそうとは限らないらしいが、お弁当を買いに行ったり出前を取ったりするよりは自炊している方がはるかに健康的だ。そして賄い作りの時間をきちんと確保できる労働環境も素晴らしいなあと思った。いざ出動となったら、危険を伴う肉体労働なので、やはりご飯の力は重要だ。職員の健康管理まで考えたら、激務であっても食事は手抜きできないだろう。
デザイナーのヨーガン・レールは社屋の中でも一番日当りのいい素敵な場所に社員食堂を設け、「いい仕事をするにはいい食事から」をモットーに有機野菜を使った日替わりのベジタリアンランチを用意している。そのメニューが毎日紹介されている「ヨーガンレールの社員食堂」は本にもなっている。そういう会社で働ける社員は幸せだ。



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August 21, 2013
昨日はとっても月がキレイに見えたのに、満月の今日は天気が崩れ、あいにくお月さま不在の瞑想会になってしまったけれど、昨日と今日の雨で畑にはとてもいいお湿りになった。
今回も住職が奏でるアンビエントミュージックがバックに流れ、とてもいい瞑想会だった。
夏休みということもあって、参加者が初めて一桁になった。でも本当にこじんまりとしたいい集まりになったと思う。交流会も楽しく、終わった後も話し足りなくて、センちゃんや星庵さんも中々帰らず、大橋住職と12時頃までずっとおしゃべり。
昨年の8月のブルームーンの時から始めた瞑想会がちょうど丸一年になった。毎回、参加される方は違うけれど、毎月毎月、こうして続けていくことに意味があるのだなと改めて思う。瞑想会を始めた頃に住職が買って来てくれた詩仙工房の「貴昇」という名前のお香もちょうど今日で一箱がなくなった。毎回、瞑想会の時に焚いているので、私などこの香りがすっかり好きになり、嗅いでいるだけでも瞑想状態に入っていけそうなくらい?馴染んでしまった。
今日はランチのご予約があったので、定食の支度をして片付けが終わってから、娘の所に行きトンボ帰りをしたけれど、瞑想会の準備をするのがギリギリになってしまった。そのせいか、ちょっと自分の気持ちが慌ただしくなってしまい、個人的には落ち着いて瞑想の中に入っていけなかった。
場をご用意する時は、始まる前に、ほんの少しだけでいいから一人になって自分を整える時間を意図的に持たなければ・・・。
来月は19日。早いもので中秋の名月です。お月見だんごを食べながらご一緒に過ごしましょう!
前回から始まった恒例の集合写真をまた撮影しました!



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August 20, 2013
今日のパン教室は揚げないで作るカレーパン。でも講師の高田さんは揚げないで作るカレーパンだけでなく同じ生地で揚げて作るカレーパンも作ってくれた。
中味のキーマカレーもみんなで試作。私はその間、ケーキを焼いたり、ランチ用の冷たいスープガスパチョを作ったり厨房仕事にかかりっきりだったが、気がついたら、美味しいカレーパンができていた。
揚げたては外側がカリカリ、米粉を入れて作った中の生地はふっくらと柔らかくて美味しかった。揚げない方は同じ生地を平らに丸くしてその上にカレーを乗せたオープンカレーパン。同じ生地なのに揚げると揚げないとでは随分違った味わいだった。
朝からカズコさんが草取りをしに来てくれた。私の手が回らない所をやって下って、本当にありがたいのだが、この暑い中、一日、外仕事をするなんて大丈夫なのかと心配になってしまう。一緒にカレーパンランチを食べていただいたらガスパチョに「生き返る〜」と感激してくれた。
午後からは楽健法の足踏み会。1時間ずつ交代で践み合いをするので、じっくり自分の体もやってもらえて気持ちいい。お座敷に寝っころがり、体を踏んでもらいながら、緑を眺め、縁側から入ってくる風に吹かれていると時間が止まってしまったようで幸せな気分!
人の体を踏む時の足の裏の感覚は、自分の体がやってもらって気持ちがいいという感覚を持っていないとつかみにくい。そして手当というのは互いの気の交流なので、相手の気持ちよさというのは自分の足の裏を通しても伝わってくるものだなあとしみじみ感じた。
私は自分の体の中の感覚を味わうことがとても好きなので、刺激や内部の変化に対してもどちらかというと敏感な方だと思う。年齢的に体力は衰えていく時期に入ってきたけれど、年齢と共に体感覚が研ぎすまされていくのは嬉しいことだ。終わってからみんなで梅ジュースとケーキでいっぷくして夕方解散。
6時半からgreen birds cafe(成田の緑の党)のミーティング。地域作りの一貫として、これから定期的にマーケットを開催していく方向で話を進めている。
一日の中でいろいろな人たちとお会いでき忙しかったけれど楽しかった。
9月は17日(火)10時からパン教室(ライ麦パン作り)、1時半から楽健法の足踏み会です。よろしかったらぜひご参加下さい。



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August 19, 2013
明日のお知らせです。
まだ空きがありますので、よかったらどうぞ古民家にお出かけ下さい。
ご希望の方、メールかお電話でお申し込み下さい。
◎天然酵母のパン教室 10時から1時半
白神こだま酵母で揚げないカレーパンを作ります。
中味は高田先生特製キーマカレー。
指導:高田温美(ホームメイド協会講師)
参加費:ランチ・お土産付き3900円
◎「楽健法」足踏み会 1時半から4時半
寝っころがって気持ちよく経絡に沿って足で踏みながら行うマッサージ。
リンパを刺激し、血行がよくなります。
指導:amane(楽健法セラピスト)
参加費:お茶とケーキ付き2500円


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August 18, 2013
9月の素敵なイベントのお知らせその②です。
七色の歌声を持つと言われている実力派ヴォーカリストおおたか静流さんを古民家にお迎えしてコンサートを開催します!
宗吾霊堂の店の頃から含めるとかれこれ7回目ほどになる大好きな静流さんのコンサート。毎回素敵なゲストと共演。
今回はアコーディオン奏者の熊坂路得子さんがゲストです。
秋の古民家の夕暮れ時、ヒグラシの鳴き声と共に静流さんの歌声をご一緒に楽しみましょう!
ご希望の方にはオーガニックお弁当(1000円)もご用意。申込の際にご予約下さい。
「おおたか静流 秋の古民家で歌う」
◎日時:9月14日(土) 5時半開場・6時半開演
◎参加費:3000円(お弁当ご希望の方は+1000円)
◎場所:古民家空間風楽 お座敷
◎お申し込み:電話かメールでご予約下さい。

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私の尊敬するヨガスタジオ「シャクティ」を主宰しているノリカさんからワークショップを開催しないかとお声をかけていただいた。
ノリカさんのチベットハートヨガの師であり、昨年、シャクテイで私も参加したヨガワークショップの講師を務めたミラ・シャンティとジャレット・リーヴァインが2度目の来日をする。ミラのヨガはヴァンダや微細なエネルギーに意識を向け、内面と対峙していく。特にミラのアーサナは私が今まで見た中で最も美しいものだった。
今回、ヨガの方は「シャクテイ」で20時間近く、様々なスタイルでのワークショップが行われるが、風楽では古民家という空間を生かしてディナーと瞑想を合わせたワークショップを行わせていただくことになった。
ミラは20年以上東洋思想を学び、何千時間にも及ぶヨガトレーニングを受け、現在はNYを拠点にヨガ、瞑想、哲学などのリトリートで世界を回っている。
ダライ・ラマ法王を含む多くの素晴らしい指導者の元で学び、現在も教える質を落とさないように社会環境から一定期間離れて瞑想に集中したり、自身の師匠との面会も定期的に行っているそうだ。
瞑想は仏陀の時代にさかのぼり、体、呼吸、心を本来のに落ち着かせると言われているシャマタの伝統に基づいた指導を行っている。
また「ザ・ヨガスタディーズ・インティトゥート」(YSI)設立メンバーの一人。全米のヨガスタジオの立ち上げや経営にも従事。
2009年に公私ともにパートナーであるキルタン奏者であるジャレットと共に「プラナハタ」を設立。人々のスピリチュアリティの成長を助け、豊かで満たされた人生を生きるための方法を提供しながら活動を続けている。
今回の瞑想は2500年前ブッダにより伝えられたもので、瞑想が初めての方や、瞑想をより一層鋭く、深めていきたい方を対象とした内容。この方法を正しく習得できた時、瞑想者は洞察の基礎となる深い静寂を味わうことができると言われている。
めったいにない機会です。よかったらぜひご参加下さい。
完全予約制になっていますのでご希望の方は電話かメールでお申し込み下さい。
「瞑想とディナーの夕べ in 古民家空間風楽」
◎日時:9月25日(水)
PM6:00-7:15 ミラとジャレット、ノリカさんと一緒にマクロビディナー
PM7:30- 9:30
•Shamathaの紹介、その歴史と系統
•正式な瞑想の姿勢
•呼吸についてのディスカッション(吸:明晰さと明るさ、呼:リラクゼーション)
•Shamatha の教えの意味
•短いガイド付き瞑想 etc
◎参加費:5500円(ディナー付)

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August 17, 2013
出産した娘の産後の世話で通いママ?をしている。仕事が終わってから、毎日、娘の家に行き、食事を作り、洗濯などの家事をやり、ほんの少し孫の世話をして夜に帰ってくる。孫の世話と言ってもまだオッパイを飲んでいるだけのなので、私は娘の代わりに時々抱っこするくらい。あとは沐浴の時にベビーバスを準備したり、手が足りない所を貸してあげたりする程度で、主な仕事は食事作りだ。
私自身は通うよりもこちらに泊まりに来てくれた方が楽なのだが、家にはニャンコたちがいるのと、エアコンがないのと、お店を営業している間は落ち着かないんじゃないかということで娘が躊躇しているのだ。でも行ったり来たり、お互い楽な方がいいので、来週あたりは少しこちらで過ごそうかなとも言っていた。
女性にとって産後の体はとても大切だ。母乳もきちんと出してほしいので、食事も気をつけなければ。だから少しでも栄養のあるものを食べてほしいと思うあまり、ついつい作りすぎてしまう。どのみち昼間は私がいないので、残った分は昼に食べられるようにと多めに作っているのだが、「ママのご飯は本当に野菜たっぷりだねえ〜!」と何を作っても喜んで食べてくれる。
私も一緒に食べてから帰るので、確かに通うのは大変だ。でも娘とは中学以来、ずっと離れて暮らしていたので、今頃になって娘と「普通の食卓」を毎日のように囲める時間をいただけるなんて、とても嬉しい。これも謙心が生まれて来てくれたおかげだ。

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August 16, 2013
好きな花は何かと聞かれたら迷わず蓮と答える。泥の中に咲く清楚な花。仏教との関わりも深く私にとっては特別な花だ。この前、奈良に行った時、偶然、通りかかった場所に蓮池があった。午前中だったので、まだあちこちに蓮の花が咲いていた。長いレンズを持って行かなかったので、落ちるんじゃないかと思うくらい池の淵まで降りていって接写。もう一枚は池の対岸の木々が水面に写っている。
もう一つ好きな花桔梗。古刹円成寺の境内で見つけた。秋の七草の一つなのに真夏から咲いている。でもすくっとした立ち姿はどこか涼しげでとても可憐だ。古民家の庭でも時々見かける。意外な所に種が飛んで咲いていたりするのを見つけると嬉しくなる。
今日も仕事が終わってから娘の家へ。パパは今日から仕事なので、沐浴は娘が初挑戦。お風呂が好きみたいで入るととても気持ちよさそうに伸びをする。あがった後はオッパイを飲んでそのままぐっすり。キレイになったベビーとは正反対に緊張のあまり娘はすっかり汗だくになっていた。
今日はお七夜。退院祝いはすでにしてしまったので、今日は特別なことはしないけれど、謙心(けんしん)と命名。名前を書いてベットに貼った。今日から名前で呼べる。役場に出生届けを出しに行ったら、住民票を記念にいただく。生後7日のちっちゃな住民。始まったばかりの謙心の人生に祝福を。




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August 15, 2013
終戦記念日とお盆の送り日である今日の夜、風楽で「平和を考える集い」を行った。みどりの党の活動の一貫として green birds cafeが平和について一緒に考えられたらと企画した。
奥座敷の文机の上に台を重ねて布をかけ、即席の精霊棚を作った。笹の葉を立て、ロウソクと花とお供えもの、そしてナスと胡瓜の馬を作って並べた。
最初に宗吾台にお住まいの93歳の男性の方から質問を交えながら戦争体験をお話いただいた。戦時中は比較的安全な場所に配属されていたそうだが、それでも戦争に行った数年間は今でも自分の中で時間が止まってしまったままだと言われていた。とてもお若く93歳には見えない方だったが、ご自宅も焼かれてしまい、随分とご苦労をされたようだ。
その後、皆で「さとうきび畑」を歌い、手作りの竹灯籠を灯し、それぞれに小さなロウソクを持っていただいて隣りの人から火を回してもらい次々に灯火し、光の輪を作った。
そして古民家の灯りを消して、ロウソクの炎の中で一人一人自己紹介を兼ねて平和への思いを語っていただくシェアタイム。静かに炎を見つめながらゆっくり一人一人の思いに耳を傾ける時間・・・ぐるりとそれが一周した時、皆で同じ思いを共有し合うことができたような気がする。
そして最後は精霊棚の前で大橋住職にお盆に合わせたお経を唱えていただいた。
そこで一度お開きにし、お帰りになる方も何人かいたが、残ったメンバーとすいとんを食べながら交流会。今回は終戦記念日なので、持ち寄りの声かけをせず、あえて他に何もご用意せず、ただすいとんだけで過ごすことにした。
交流会では歌のうまい人がたくさんいたので、ギターを弾き、ジャンベを叩き、とてもにぎやかだった。
今回、お盆という時期が時期だけに人の集まりが少ないんじゃないかと心配していたのだが、思ったよりも大勢、参加して下さり、お盆らしいいい時間を過ごすことができた。
こうして自由な集まりが持てるのも、平和な暮らしがあればこそ。平和のありがたさに感謝すると共に、その平和が守れるよう政治にもきちんと目を向けていかなくてはとロウソクの炎に誓った。



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August 14, 2013
10日に出産した娘が退院した。私の頃は1週間くらい入院したような気がしたけれど、今はとても早いようだ。しかも産院の対応も至れり尽くせり。ママのパジャマや赤ちゃんの退院する時の服まで用意してあったり、キレイな個室でベットの横には和室まである。そこはシャワーやトイレだけでなく冷蔵庫やテレビも完備されており、パパや兄弟の子供たちが泊まれるようになっている。食事もかなり豪華なフルコース。
退院時には生まれたての赤ちゃんの写真と足型、産声などをカードにしてプレゼントしてくれたり・・・出産率が少ないせいか、どこも妊婦さん確保に必死で?サービス満点なのかもしれない。
娘は産後、基本的には自分の家で過ごすことになっているので、私はそこにしばらくの間、通うつもりだ。昨日は退院のお祝いを兼ねて、向こうのご両親も交えて娘の家で一緒に夕食を食べた。久しぶりにお赤飯を炊いて、おかずを作り、みんなで乾杯をした。
ベビーはよく泣くので、娘はちょっと落ち着かない様子。私は夕方、行ったのだが、昼に退院してからずっと泣いてばかりで全然寝てくれないと嘆いていた。
そして初めての沐浴。パパが恐る恐るキッチンに設置したベビーバスで入れていた。慣れていないので、ちょっと緊張気味で腕に力が入っているみたいだった。にも関わらずベビーはうっとりと気持ちよさそう。上がった後、仕上げにシュッとおしっこを飛ばしたので、みんなで大笑い。お風呂の後はリラックスしたのか、すっかりキレイになって珍しく長い時間、よく寝てくれた。
仕事の合間に行ったり来たりなので、ちょっと忙しくなりそうだが、若い二人がベビーを挟んでオロオロ、ドキドキしながら徐々にパパとママになっていく姿は可愛らしい。
「よく双子なんて育てられたねえ」とちょっぴり娘から私へのカブが上がったようだ。




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August 12, 2013
今日はビオンで仕事の日。この暑さでお客様も少ないんじゃないかなと、思いきって今日はビオンの店番を一人でやってみることにした。スタッフの都合がどうしても合わない時、トモちゃんが何度か一人でやってくれたことはあるけれど、私は初めて。
しかも私はビオンには週一回だけしか行かないし、一緒に組んだスタッフがいつもフロアをやってくれるので、フロアのことはわからないことが多い。
一人でやるということは料理を一人で作って、一人で運ぶということだ。混んだ時、厨房とフロアの二つを一人で回すのはかなり大変だ。だから混んだらどうしようと不安もあったけれど、できることをやるしかない。結局、今日は一人でやるにはちょっと忙しかったけれど、二人でやるほどの忙しさではなかったので、何とか無事に終わることができた。
ヨガスタジオ「シャクテイ」のノリカさんがランチに来てくれた。カウンターに座っていたので、仕事をしながらいろいろお話できた。9月にアメリカから素敵なゲストをお迎えしてディナー&瞑想のワークショップを古民家で行うことになっている(内容については後日お知らせします)。
その打ち合わせをしながら、ランチのオーダーを作りつつ、いろいろなお話ができた。人生で起こる出来事をどのように受け留めていくか、お金を稼ぐというのはどういうことか、鏡にして自分を知るということなど、深いテーマの内容ばかり。
ノリカさんはチベット仏教のお寺の娘さんとして生まれているせいか、「シャクテイ」は愛に満ちたヨガスタジオでまるでお寺のような雰囲気だ。
自分にできる善行を積んでいくことを、ノリカさんは未来につながる「種撒きをしている」と言う。その時に撒いた種がいつ幸せな発芽をするか・・・それは自分のやってきた行為の結果だ。ただ私利私欲のためだけではなく、周りの人たちに喜んでいただけることをどれだけやれるか・・・幸せな人生を歩むためのヒントはまさにそこにある。
ヨガスタジオとオーガニックレストラン。異なる業種ではあるけれど、仕事は志事。ノリカさんと話す度に、根底にある志は同じなんだなって思う。
全ての人を愛する・・・と言えるほど私は魂のレベルが高くないけれど、種を撒き続けることによって自分が成長していけたら嬉しい。
今日、一人で店に立ったのは、ノリカさんと心おきなく、そんなお話をするためだったのかもしれない。
写真は最近のお気に入り。ナスのからし梅酢漬。Adam&Eveの涼しげなガラス鉢に盛りつけた。

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August 11, 2013
あるまま農園の無農薬のトマト。順調に育っていたけれど、8月に入ってから雨にたたられ、パツンとヒビが入ってしまったそうだ。でもピューレにしたりサラダにしたり、刻んで使う分には何の問題もない美味しいトマトだ。そんなわけありトマトを格安で分けていただいた。
お客様の少ないこの時期、たくさんトマトがあっても使いきれないので、ザクザクとカットして、輪切りにしたズッキーニと玉ねぎと炒めて、キッシュを作った。水気を切らずにそのままフィリングの中に入れてしまったので、ちょっと柔らかめのキッシュになった。
トマトと言えば、酒粕が似合うので、寺田本家の発芽玄米酒の酒粕も加えた。しっとりとクリーミーな美味しいキッシュが焼き上がった。縁側で写真を写していたら、ニャンコが匂いを嗅ぎ付けてやってきた。
それにしても昨日と今日はどうしようもないほど暑かった。ミー介も外は暑いので家の中で一日中ゴロゴロしていた。でもいくら古民家が涼しいと言っても、これだけ暑くなると室内にいても汗をかく。この暑さじゃとても出かける気にはなれない。
というわけで今週は金土日の3日間ともお店はガラガラ。かなりヒマな営業日になってしまった。
夕方、暗くなってきたので、夕立が来るかなと期待していたけれど、結局、降らずじまい。少し涼しくなったので、2時間ちょっと家の前の草取り。今年はなんだか草取りをする気力があまりわかない。畑も草ぼうぼう。ちょっと気を許すと、自然の力が圧倒的に強いので、あっという間に草だらけ(そして虫だらけ)になってしまう。立秋を過ぎてもまだまだ気が抜けない。

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August 10, 2013
30年前、初めて子供を生んで、この手で抱っこした時、思わず出てきたセリフが「こんにちは赤ちゃん」だった。無事に生まれてきてくれてありがとうと心から思った。
子育て中は当然ながらいろいろなことがあったけれど、すくすくと成長し、よき伴侶と出会い、今では私の相談相手にもなってくれる大人の女性に育ってくれた。
今日、その娘に初めての子供が生まれた。朝、検診に行ったら子宮口が開いているので、そのまま入院することになったと連絡があったが、初産なのですぐには生まれないだろうと思っていた。
店が終わる頃、娘のダンナさんから電話があった。今、分娩室に入ってもうすぐ生まれそうだと言う。思っていたよりずっと早い展開に驚いたけれど、とにかく母子ともに元気でいられますようにと祈った。
そして夕方、用事を済ませて病院に着いた頃には2900gの可愛い男の子が生まれていた。新生児室のガラス越しに対面した。黒々と髪の毛が生え、しっかりした顔立ちの男の子だった。堂々と眠っていた。
誰に似ているだろう?随分と落ち着ている感じ?の赤ちゃんだ。ちっちゃくて可愛い。この子の将来が幸せに満ちたものでありますようにとガラス越しに手を合わせた。
病室で娘と話した。前触れもなくいきなり2分間隔の陣痛が来てしまったので、想像を絶する痛み?に耐えきれず思わず泣いてしまったという。泣きながらむせるだけで、正しい呼吸法もできず、ただただ必死に痛みに耐えていたら?2時間ちょっとで生まれてしまったそうだ。
生んだ後は意外とスッキリしており、幸せそうな顔で出産の様子を話してくれた。明日からは母子同室で授乳も始まる。これから二人で力を合わせて、赤ちゃんを囲みながら素敵な家族を創っていくのだろうな。優しいダンナさんでよかったね。
自分の命のバトンが娘に受け継がれ、またそこから新しい命が連なっていった。いつどんな時であっても命の誕生は祝福されるべき尊いものだ。
これからはこの子が彼女を育ててくれるだろう。
家に帰ってから娘の生まれた頃の写真を引っ張り出した。ああ、そっくり!今度、病院にこのアルバムを持って行ってあげよう。この子は娘の再来だ。きっとどの祖父母も孫を見たらそう思うんだろうなあ。忘れてしまった子育て(孫育て)をもう一度、楽しませてもらえる時間を今頃になっていただいた。ありがとうございます。娘と娘のダンナさんに、生まれて来てくれた孫に、そして神さまに感謝。

今日生まれた孫

30年前の娘

30年前の娘
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August 09, 2013
自然界の中に存在する大きな古い木や岩や石などがとても好きだ。どこに行っても惹き寄せられるようだ。何の情報も持たず、特別そこに行く予定がなくても、たまたま看板を目にしたり、何かでその存在を知ったりすることが多い。偶然とは言え、かなり近くを通っていることが多いので、ちょっと足を伸ばして探せば、たいていのものは見つけることができる。ようやく探し当てて嬉しい対面をする。出会えるものには出会っていけるということなのだろう。
今回、奈良で出会えた樫の巨木。光仁天皇の父施基親王(春日宮天皇)が病気療養のために隠居していた奈良山春日離宮に建立された奈良豆比古(ならつひこ)神社の境内にある楠で樹齢1000年。地上30mも枝を高く伸ばし、大きなほこらもできていた。
苔むした木肌には風格があり、思わず手を添え頬を寄せてしまった。雨上がりの後だったので、たっぷりの落ち葉からできた腐葉土の上を蚊がたくさん飛んでいて、あっという間に何カ所も刺されてしまった。でも蚊にめげず?両手を広げてゆっくり深呼吸をしたら、お腹の奥深い所までいい空気が入っていった。
もう一つで会えたものは巨岩。柳生の里近くの天乃石立神社(あめのいわたてじんじゃ)の中に四つの巨大な石が寄り添うように並んでいた。
高天原で手力雄命が天岩戸を引き開けた時、力余ってその扉石が虚空を飛来し、この地に落ちたという伝説がある。どうやら飛んで行った岩は戸隠神社だけではなかったようだ。
こちらも全面を苔に覆われ、しめ縄が回されており、この岩自体がご神殿になっている。小さな神社だったけれど、自然の気がとても強く残っていた。かつて柳生家の剣の修行場だったそうで、神社の奥には柳生十兵衛が刀で割った跡だと言われている大きな亀裂が残る一刀石も鎮座していた。あまり訪れる人もいないようで、古代からそのまま時間が止まっているような聖域だった。
両方ともいいエネルギーに溢れた場所だったので、たっぷりとパワーチャージできとても気持ちよかった。体の中の細胞たちも喜んでいるみたい。それにしても長い時間をかけて自然と共に存在してきたものたちのなんと力強く美しいことか。その存在には無条件で敬服してしまう。



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August 08, 2013
8月5日から始まった奈良の燈花会(とうかえ)に行ってきた。これは猿沢池から興福寺へ上がる五十二段の階段、東大寺の鏡池、春日大社の参道、奈良公園など奈良市内8カ所の会場一面に設置されたロウソクに毎晩火が灯される夏のイベントだ。
奈良にはもう何十回と行っているけれど燈花会は初めてなので、とても楽しみだった。古都の世界遺産をはじめ歴史ある場所に、夏の間、ほんの10日だけ、毎夜、一斉にロウソクが灯される。「燈花」とは、灯心の先にできる花の形のかたまりのこと。これができると縁起が良いと言われているそうだ。ロウソクの灯りを見ていると心が和みほっとする。奈良を訪れた人にそんな思いを味わってほしいと、毎日300名以上のサポーターの方たちが期間中の点火と消火にあたって下さっている。
広い会場にはただロウソクが並んでいるだけで盆踊りをやったり、夜店などが並んでいるわけでもないので、ちょっと寂しいと言えば寂しいのだが、人でにぎわいながらも変わらぬ静けさを保っているのが奈良らしいと言えば奈良らしいのかもしれない。
灯りはとても幻想的で美しかった。浴衣を着て夕涼みがてら歩いている若者たちや地元の人たちがたくさん来ていた。人力車が何台も並んでいたり、いつもはひっそりしている奈良の夜がちょっと華やいでいた。
今回は2泊して、柳生の里に足を伸ばしたり、2日目は洞川温泉に泊まり大好きな天河弁財天にもお参りすることができた。いつ行っても天河は静謐な気で満ちている。来週の七夕祭りに向けて境内では準備が進められていたが、ゆっくりといいお参りができた。
久しぶりに3日間家を空けて出かけたが、とてものんびりと楽しい旅ができてよかった。奈良は私にとってやっぱりパワーをチャージできる場所だ。





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August 04, 2013
暑さがぶり返してきた。しばらくの間、梅雨のようなはっきりしないお天気が続き、湿度が高かったので、古民家の土間はずっと湿った状態のまま。あちこちにカビが生えてしまった。よく晴れたのでお日様の光の下に土間の椅子を並べて天日干しをした。
今日は気温は高かったけれど、古民家の窓を全部、開け放っていたら、一日中、気持ちのいい風が入ってきた。この場所は本当に光と風に満ちている。
星庵さんと二人で日曜日を乗り切るつもりだったけれど、急きょカズコさんが助っ人に来てくれた。ちょうどオーダーが連続で入り、いっとき満席になったので、二人だけだったらきつかっただろう。予期せぬ出現はとても嬉しい。助かった〜。
カズコさんのご実家がお祭りだということでちらし寿司を作って持って来てくれた。極細に切った錦糸卵やエビも乗っているとても美しい彩りのちらし寿司だった。カズコさんはいつも来る度に何かしらおかずやご飯やスィーツを作っては持って来てくれる。以前、飲食店を経営していたこともあって、本当に料理が好きな人なのだ。それがどれも美味しいので、カズコさんが来る時は賄いがとても楽しみ?だ。
写真は今日のお新香。家で採れた胡瓜を大きめに刻んで塩でもみ、ごま油と梅酢と醤油で漬け込んだ。そこに茗荷の千切りと炒りゴマを加えよく冷やしてお出しした。ゴマを擦ったすり鉢の中に入れてそのまま撮影。夏らしいお漬け物。しかも古民家にピッタリ。
カズコさんから「美味しい!」と太鼓判をいただく。

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August 02, 2013
江戸川区スポーツセンターの3階にある大体育館で行われたビックハピサロに出店してきた。都内まで足を伸ばして出店するのは何年ぶりだろう。ナチュスタの恵理さんが発行しているママたちがコミュニティを創造するフリーマガジン「MARIA」主催の初めての大きなイベントだ。平日なので、いつものイベントよりも控えめにお惣菜を用意。
会場は駐車場から3階の体育館まで一人で荷物を手運びするので、持ち物もかなりコンパクトにまとめて行った。広い体育館にシートを敷きつめ、靴を脱いであがる。テーブルや椅子は体育館の備品を使えたり、体育館なのにエアコンがきいていたり、夏のイベントにしてはかなり楽なコンディションだった。おかげで食材が痛む心配をしないですんだ。
出店は40ブース近いママさんのプチ起業家さんたち。手作りアクセサリーや手作りパン、アートセラピーやリーディング、マッサージなどルーズナブルに楽しめるブースが多種多品目。赤ちゃんをおんぶしながら店番をしているママや、近くで子供たちが走り回っていたり、大きめのシートを敷いて子供たちが寝っころがれるスペースがあったり、ちょっと大きい子供たちは大人たちのお手伝いをすることで、会場で使えるMARIA通貨バナナをゲットできたり、大人から子供まで楽しめる仕掛けがいっぱいだった。
育児中はとかく孤立しやすいけれど、自分のやりたいことを子連れでもでき、同じ子育て中の仲間と一緒にそれを応援し合えたら、子育ても楽しくやれそうだ。私の娘と同世代のママさんたちがこうしてがんばっている姿はとても微笑ましい。
企画を聞いた時から、このイベントはもう販売だけを目的にしないで、いろいろなママさん起業家に会ったり、ワークショップに参加したり、自分も楽しんでこようと思っていた。
取りあえず持っていったものを並べて出店の準備ができたら、ショップカードを持って挨拶がてら各ブースを回って歩いた。都内で活動している人が多いので、まだまだ風楽のことを知らない方がいっぱいだった。行った先に<若石健康法の足マッサージを体験させてくれるブースがあったので、お店をそっちのけで?さっそく足マッサージをお願いした。
若石は台湾式足裏マッサージと呼ばれ、数ある足ツボマッサージの中ではかなり痛い。リラクゼーションというよりは手当に近いが私もとても好きなマッサージなので、宗吾霊堂の前に店があった時は3回連続のワークショップをやったこともある。
久しぶりにマッサージをしてもらったら、足の裏が痛いこと痛いこと!「相当、疲れていますねえ〜」と施術の方からも呆れられるほど足の裏はシコリだらけ。この一ヶ月のずさんな生活が体に出てしまっている。以前ならもっと早くに修復できたのにだんだん立て直すのに時間がかかるようになってきた(これが年を取るということかも?!)。
私がフラフラ会場を回っている間、お店は隣りのブースにいた若いお兄さんが代わりに見ていてくれた。なんだか会場全体がアットホームでファミリーみたいだ。
コープみらい、なのはな生協、パルシステム、大地を守る会・・・と生協関連が4ブース並んでいるのもすごいなあと思った。千葉の無農薬野菜が格安で並んでいたり、ステージも入れ替わり立ち代わりいろいろあったり、初めてなのに恵理さんはよくここまで仕掛けたなあとひたすら関心してしまった。
手作りのイベントなので出店者も会場の撤収などを手伝わなければならないのだが、イベントの後、実家に行く予定があったので、終了後、すぐに失礼してそのまま渋谷へ。実家の整理をして、夜11時頃に帰宅。早朝から仕込みをしていたので長い一日でとても疲れたけど楽しかった。
恵理さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。楽しい一日を過ごさせていただきありがとうございます!



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August 01, 2013
今日はお休みだったけれど、明日、出店する予定のハピサロに向けての仕込みをやっていた。子育て中のママたちが企画して、子連れでも楽しめる模擬店やワークショップ、お子さんが参加できるプログラムなどがたくさん集まっているにぎやかで面白そうなイベントだ。
企画したのはナチュスタのオーナー永野恵理さんとその仲間たち。恵理さんはNPO活動や起業家、デザイナーとしても大活躍。いつも彼女の実行力と元気さ、そして人をその気にさせてしまう?ネットワーク作りに驚くばかり。しかもご自身もまだ小さなお子さんの子育て真っ最中なのだ。
私も子育て時代はいつも子供たちを車に乗せて、あっちの集会、こっちの勉強会、自主保育・・・とおにぎり持参でいろんな活動に連れ回していたけれど、子供たちが乳幼児の頃は彼女ほどしっかりと子育てしながら仕事に専念できなかったなあ。だから本当に私は恵理さんをリスペクトしている。がんばれ社会起業家ママ〜!
しかも今回のイベントは平日開催!日曜日のイベントは私が店を抜け出すだけに人手の確保が大変で、本当に行きたいものだけに絞って参加しているけれど、その点、平日だったら動きやすい。
準備も日曜日のイベントの時は、土曜日の仕事の合間に仕込みをし、店が終わった後も仕込みを続けて夜にやっと終わる・・・というパターンばかりだった。
でも今日はお店もなかったので、ただ仕込みだけに集中できた。いつも定食を作る傍らで仕込み用の野菜を刻んだり、粉を混ぜたりしているので、それだけに専念できるなんて、とても楽ちん。
写真は玄米ライスサラダ。イベントの時だけ作って持っていくサラダだ。フレンチサラダ感覚でたっぷり玄米と野菜が食べられて美味しい。
明日、お時間のある方、会場である江戸川区スポーツセンターにぜひお子さんと一緒に遊びに来て下さいね!楽しそうですよ〜。
なんと緑の党のポスターのモデルになった冨樫クンも来てくれるらしい!

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