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September 29, 2013

古民家空間風楽 10月のイベントのお知らせ

今年は涼しくなるのが早かったですね。イベントが続き、忙しさに追われているうちにあっという間に9月が終わってしまいました。10月は古民家にとっても一番気持ちのいい季節!
イベント盛りだくさんの風楽にぜひ遊びにいらしてくださいね!
中でも10月14日の「響き合う〜スーザン・オズボーンとシスターフッドの集い〜」は古民家ならではの最高のひとときとなることでしょう!よろしければぜひご参加を!

★映画会「内部被曝を生き抜く」2012年 鎌仲ひとみ監督
10月11日(金)18時30分〜21時
原発事故後も福島に住み続けることを選んだ方たちの声と、被爆医療に取り組んでいる医師たちのインタビュー記録。
○参加費 500円(環境テレビトラストに送金します)
    映画の後の交流会に参加する方は+500円(玄米おむすび付)
*green birds cafe 共催

★「響き合う」〜スーザン・ズボーンとシスターフッドの集い〜
10月14日(月)祝日 16時〜20時
16時〜17時30分 スーザンの歌とアカペラの歌
  (休憩)
18時〜20時 スーザンを囲んでオーガニックビュッフェスタイルのパーティ
ヒーリングヴォイスの女王と呼ばれ、映画「地球交響曲」でもその美しい歌声が流れています。長野パラリンピックでの熱唱、湯川れいこプロデュースアルバム「和美」はレコード大賞企画賞を受賞するなど、多くの日本人に愛されている素晴らしいヴォーカリストです。魂に響く歌声で人々を癒し続けているスーザンが古民家に来てくれることになりました。
スーザンとゆっくり素敵な時間をご一緒しましょう。男性の方のご参加も歓迎です。
○参加費:10000円(夕食パーティ代込)
*14日の風楽の営業は14時(13時30分LO)までとさせていただきます。

★天然酵母のパン教室
10月15日(火)10時から13時30分
米ぬかパンと胚芽パンを作ります。焼きたてパンと一緒にオーガニックランチをどうぞ。
○参加費:3900円(お土産・オーガニックランチ付)

★楽健法足踏み会
10月15日(火)13時30分から16時30分
二人ヨガと言われる楽健法をご家庭できるように実習します。
リンパの流れをよくし、疲労を回復していきます。
○参加費:2500円(お茶とケーキ付)

★玄米菜食料理教室
10月18日(金) 15時から18時
さつま芋の酒粕シチュー
ひよこ豆とアボカドのサラダ
重ね煮の炒り豆腐
かぼちゃの蒸しまんじゅう
○参加費:3900円(夕食・お土産付)

★満月瞑想会
10月19日(土) 18時30分から21時
真言宗智山派・大橋照賢住職により、真言宗月輪観の手法を取り入れた瞑想を行っていきます。
終了後、おむすびを食べながら交流会もあります。
参加費:500円(玄米おむすび付)
*食べもの飲み物の差し入れ大歓迎!

★ヤワタホーム ガーデンビオンオーガニックマーケット
10月26日(土)11時から15時

★11月3日(日)太陽の市 出展します。
http://taiyonoichi.com
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September 28, 2013

梅寒天

あんなにたっぷり仕込んだ梅ジュースが残り少なくなってきた。初夏の頃、庭にある梅の木から落ちた梅を毎日のように拾って、梅ジュースや酵素、梅ジャム、梅干しなどを作っていた。それでも使いきれないほどたくさんの梅が実った。
今になってみればもっと仕込んでおけばよかったなあと思うが後の祭り。何しろビオンでも、梅ジュースは夏の間のドリンクメニューとしてお出ししているし、古民家では、デザートの梅寒天や梅ゼリーにしてお出ししているので、梅ジュースは大活躍。減っていくのもあっという間だった。
仕込んだ梅も種を取って実を細かく刻んで取っておく。そのままパウンドケーキに入れて焼いたり、梅寒天にも入れる。
手作りした梅ジュースを3倍程度に伸ばして、そのまま寒天にするので、とにかく香りがいいし、美味しいのだ。ラップの中に流し入れて巾着状にしたものをオシャレな千代紙に包めば、ちょっとした高級冷菓?になりそうだ。
お客さまからも「美味しかったので、お持ち帰り用に欲しいんですが販売していませんか?」と聞かれる時もある。残念ながら容器を用意していないので、お持ち帰りはできないのだが、本当に自信を持って「美味しい」と言えるデザートの一つだ。
でもさすがに涼しくなってきたら、そろそろ梅ジュースの出番も終わりに近づいてきた。暑い時は梅ジュースで作る冷たくてさっぱりしたデザートが何よりだった。夏の間、本当にたっぷり味わった。おかげで夏バテ知らずだった。
庭に出るとふっと優しい香りが漂ってきた。キンモクセイが咲き始めたのだ。花が咲くまでキンモクセイの木は存在感がほとんどない。でも花が咲くと、どこにいてもその香りでそこにあることがわかる。いよいよ秋本番だ。
庭の柿の木もたっぷり実をつけている。これからは庭の柿と柚子が大活躍してくれるだろう。季節の恵みが庭にあるってありがたい。

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September 27, 2013

実家とのお別れ

一昨日の瞑想のワークショップが終わった後、渋谷の実家に泊まりに行った。いよいよ取り壊されることが決まり、明日から工事が始まるという前日だった。2年前に父が亡くなった後、実家に住んでいる弟や周りの親戚たちと相談して決めた。
7年ほど前、父が倒れ、退院してから2階に上がれなくなった。それで1階のリビングに父のベッドを置くことにしたのだが、とにかくモノが多くて置く場所を確保するのが大変だった。
それを機に少しずつ家を片付け始めたが、それでも家の中にはまだ相当量のモノが残っていた。かなり処分したり、家で使えそうなものは持って来たり、リサイクルショップに持ち込んだりしたけれど、半分以上はそのままになってしまった。
実家で過ごす最後の夜は(もう明け方近かったが)娘時代に使っていた私の部屋で寝た。40年以上前に建てた家だ。リフォームもしないままだったので、もうすっかり傷んでいるが、やはり私にとっては思い出の場所だ。この家から私は嫁ぎ、祖母と母と父は旅立っていった。
都会育ちで交通の便がとてもいい所に住んでいたので、千葉から東京に向かうのはかなり不便で遠いなあと感じる。まして成田の郊外に移ってからはますます東京が遠のいてしまった。
東京は私にとって、もはや住む場所(住みたい場所)ではないけれど、東京にしかない店やギャラリー、美術館、コンサート、講演会などもあるので時々は出かけて行く。そんな時、帰りが遅くなっても最後に駆け込める場所がいつもあったことが私にとっての安心感でもあった。
これからはもう東京には帰る場所がない。いよいよ私の帰る場所は自分自身の場所だけになってしまった。
中島みゆきの「誕生」の中で「ふりかえるひまもなく時は流れて 帰りたい場所がまた一つずつ消えていく すがりたいだれかを失うたびに だれかを守りたい私になるの」という歌詞があるけれど、年を重ねていくというのはそういうことなんだなぁとしみじみ思う。
決してあがなえないことなのだ。
子供の頃のアルバムや若い時に書いた手紙など、私自身のものもかなり置いてあったのだが、どれも持ち出さず思いきってすっぽりと処分した。
本当は最後にキレイに掃除をしてお別れしたかったけれど、モノたちがあふれ返り、物理的にもとてもそういう状況ではなかった。だからよけい区切りがつけづらかったのかもしれない。
いよいよこれで最後となると、何かまだまだ残っているものがあるような気がして、中々立ち去ることができなかった。でももうそこに必要なものはないのだ。残っているものがあるとしたら、それは自分自身の気持ちなのだろう。それだけは何としても持って帰ってこなければ・・・と思う。
玄関を出る時「ありがとうございました」と手を合わせ、ブレーカーを落とし、最後に鍵をかけた。
ガチャっと鈍い音がした。
「誕生」の歌詞はこう続く。
「わかれゆく季節をかぞえながら 
 わかれゆく命をかぞえながら 
 祈りながら嘆きながらとうに愛を知っている 
 忘れない言葉はだれでもひとつ 
 たとえサヨナラでも愛している意味」

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September 26, 2013

瞑想&ディナーの夕べ

昨日はチベートハートヨガの伝道者ミラ・シャンティとジャレット・リーヴァインのお二人を古民家にお迎えし、イベント「瞑想とディナーの夕べ」を行った。お二人の来日に合わせ、神栖にあるヨガスタジオ「シャクティ」や都内で、チベットハートヨガのワークショップが行われている。「シャクティ」のノリカ先生からお二人の来日中に、風楽でも瞑想のワークショップをやりませんかとお声をかけていただいた。
お二人は仏陀の時代にさかのぼるシャマタの伝統に基づいた指導を行っている。シャマタとは体、呼吸、心を本来の状態に落ち着かせるトレーニングを通して、自分自身のマインドを高貴で純粋で素直な状態におくこと。
本来は3日間かけて9段階を行うワークショップだが、今回は2時間の入門編。
瞑想を妨げるものの要因として、眠気と落ち着かない心があげられるが、この二つは対極にあるものだ。
本来、人は深いリラクゼーションなくしては、高い集中力を得ることはできないという考えのもと、まずリラックスして自分の身体感覚に目を向けるよう指導していかれた。それにはゆったりとした呼吸が不可欠。
眠気が襲って来た時は息を吸うことに集中し、意識を活性化させ明るさや透明感をそこに見出していく。逆に心が落ち着かなくなった時は吐くことに集中し、体をゆるませリラックスさせていく。
吸うと吐く・・・その対極の繰り返しの中で、自分の状態を「観察する」。考えるのではなく「感じる」。
そこに言い悪い、なぜ?どうして?という理由づけをしてはならない。ただただ自分の今の状態を自然に味わっていくのだ。
講義の合間に、10分ずつ3回、シャヴァーアサナの状態で瞑想を行った。誘導瞑想なので、ジャレットがその時々に必要な意識の持ち方、呼吸の方法を指導していくのだが、その間、決して体を動かしてはいけない。
ワークショップの始まる前にお食事をしていただき、しかも夜の時間帯だったので、体がゆるみすぎて眠ってしまうのではないかと心配だったが、私は3回とも眠りに落ちることなく、ずっと同じ体勢のまま自分の体を感じることができた。
このところ、ずっとイベントが続き、昨日は瞑想の前にランチのご予約もあったので、かなりバタバタと動き続け、忙しく過ごしてきたが、体の根源の部分ではこういう時間を欲していたのだなあということがよくわかった。
一日5分だけでも心静かに過ごす時間を保つことで、日常生活も落ちつき安定したものになっていくという。
とても素敵なお二人の指導により、心地のよい時間を過ごすことができた。
そして何よりも嬉しかったのはお二人が「この場所はとてもいいエネルギーに満ちていて、瞑想をするには最高の空間だ」と言って下さったこと。古民家をとても気に入っていただけたようだ。
ワークショップの後、スケジュールの過密なお二人にはゆっくり古民家でお泊まりいただこうと思ったので、私は片付けを終えてから、いよいよ取り壊されることになった渋谷の実家に泊まりに行くことにした。
ずっと忙しく、実はかなり疲れていたはずなのだが、夜中の1時過ぎに首都高を運転しながらもかなり頭はスッキリと覚醒していた。これも瞑想効果なのかも!?
私にとっての瞑想は体で味わうものなのかもしれない。

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September 24, 2013

曼荼羅アート体験ワークショップ

満月瞑想会がご縁でお知り合いになったあかねさんが、風楽にとても素敵な手作りの曼荼羅絵をプレゼントしてくれた。そこから優しい光があふれてくるような作品だった。誰でも作り方がわかればそんな曼荼羅絵ができると聞いて、ぜひ古民家で曼荼羅アートのワークショップをやってほしいとお願いした。
そして今日、曼荼羅アートがご縁で集まった方たちと楽しい時間をご一緒することができた。あかねさんの曼荼羅は一番最初に白い画用紙いっぱいにパステルを指で塗る。それから別の画用紙を小さく切り抜き、その切り抜いた型を中心から放射線状に回しながら文様を付けていく。
切り抜かれた型の部分を細い消しゴムで消すと、そこだけ色が抜けて白くなる。それを4角6角8角と規則正しく動かして放射線状に模様を広げていくという方法。作品を見ていても、どうやって作るのか、全く見当がつかなかったけれど、やってみてなるほど〜と実感。
今日は私も早めに食事の支度を済ませ、皆さんと一緒に参加者の一人になって曼荼羅を作成。私がイメージしたのは「米」という字。玄米ご飯を生業にしている私にとって「米」は全ての基本。「米」という字は八方向に伸びゆく無限のエネルギーの象徴でもある。
切り抜いた型を米粒に見立て、宇宙にその粒たちが散りばめられている・・・そんな曼荼羅ができたらいいなとふっと思った。ところがどうにも私は規則正しく何かをするということが苦手で、型を角度に合わせて動かしていくことができないのだ。
そのうち、ああ、もういいや。自由に散らしちゃおう!・・・なんて思ってフリーハンドで白抜きを付けていった。結果、出来上がったものはちっとも幾何学模様になっていない単なる米粒の集合体!?
・・・そんな自分を発見できて(←もちろんすでに充分自覚していますが)面白かった。
ワンプレートランチの時間はそれぞれ自己紹介をしながら、自分の作品とタイトルを紹介。皆さん、とても素晴らしいタイトルをつけていて、「玄米」なんて単純明快なタイトルを付けたのは私だけだった。
ある方が「どんな風に描いても中心さえしっかりしていれば大丈夫なんだということに気づきました」と感想を話していた。曼荼羅を描きながら、自ずと自分の内面に出会っていく。曼荼羅アートはそんな不思議な力を持っているようだ。
指導してくれたあかねさんは、いつも少人数でゆったり指導しているとのこと。今日は10人もいるので、どんな風にやっていけばいいんだろうって少しだけ心配していたそうだ。
でもそういう意味では私は何の心配もしていなかった。何人集まっても、集まった人数がベスト。何人であれ古民家で行うのであれば、とてもいい時間が過ごせるに違いないと信じていたからだ。特にヒーリング系の集まりであれば、参加された方のエネルギーと場の力が融合し、とてもいいエネルギー空間ができあがっていく。
ある方に今日のこの場を、あえて言葉で表すとしたら?と質問したら、「心」だと言われていた。私もそう思う。いろいろな意味で出来上がった作品は、その時のその人の「心」そのものなのだろう。
歪んだ線でも、途切れた線でも、すーっと伸びた線でも・・・そのどれもが自分の中の線の一つ・・・愛おしみ大切につなげていかなくっちゃ!
あかねさん、参加して下さった皆さん、楽しいひとときをありがとうございました!
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September 22, 2013

響き合う〜スーザン・オズボーンとシスタフッドの集い〜in古民家

つい数日前に決まったばかりのスペシャルなお知らせがあります!
ヒーリングヴォイスの女王と言われるあのスーザン・オズボーンが古民家に来て下さることになりました!
「歌」と「声」の魅力と真髄を、世界中に発信し続け、魂に響く歌声で人々の心に愛と安らぎを与えてくれる素晴らしいヴォーカリストです。
宗吾霊堂前の店の時も2回、来て下さり、参加された皆さんと共に愛に満ちた感動的な時間を過ごすことができました。今でもあの時のことを思い出すと胸の中に温かいエネルギーが広がっていきます。
スーザンは日本が大好きでもう何度も来日されていますが、今回は3年ぶりになります。
9月末から10月半ばまで全国でコンサートやヴォイスワークが予定されていますが、古民家での集いは今回、日本で過ごす最後の夜になります。テーマは前回、前々回と同様「響き合う」vol.3。そしてサブタイトルに「スーザン・オズボーンとシスターフッドの集い」と入れさせていただくことにしました。
毎回、参加された方たちがスーザンと姉妹のような深いつながりを感じ、思いを共有し、共に愛を分かち合う場が創られていくからです。そしてそこで感じた心の響きを皆さんの地域や職場、ご家庭へとつなげていけたら・・・そんな祈りを込めて集いの場をご用意させていただけたらと思っています。もちろん男性の方のご参加も大歓迎です!
ビュッフェスタイルで美味しいオーガニック料理もお楽しみ下さい。
皆さんとスーザンと共に愛に満ちた時間をぜひご一緒しましょう!
詳細は下記をご参照下さい。定員に限りがありますのでご希望の方はどうぞお早めにお申し込み下さい。
*なお10月14日の古民家空間風楽の営業は2時(L.O.1時30分)までとさせていただきます。

「響き合う〜スーザン・オズボーンとシスターフッドの集い〜in古民家」
○日時:10月14日(月)祝日  4時〜8時
3時30分:開場
4時から5時30分  スーザンのトーク&アカペラの歌
5時30分から6時  休憩・お食事のご用意
6時から8時     スーザンを囲んでオーガニックディナーパーティ&メッセージ交換

○場所:古民家空間風楽 成田市大室750 
    0476−36−1960
○参加費:1万円(ディナーパーティ付)
○定員:30名
○申込
メールでお名前、ご住所、電話番号を明記の上、お申し込み下さい。
こちらかの返信を持って受付の確認とさせていただきます。
info@fura-organic.com

Susan Osborn
アメリカ・ミネソタ州生まれ。歌手。
奇跡の桜の物語を書籍として上梓する。現在シアトル沖オルカス島在住。
アースミュージックの先駆者ポール・ウィンターのグループ=コンソートの
リードヴォーカリストを経て、ソロ歌手に。
国連、カーネギーホール、長野オリンピック/パラリンピック、
京都グローバルフォーラムなど、世界のあらゆる場所で歌う。
日本の唱歌を英詞で歌ったCD「和美」で、日本レコード大賞企画賞受賞。
「ヒーリングの女王」と称される。以来多数のアルバムを発表。
「浜辺の歌」「千の 風になって」などの曲が日本でもお馴染み。
龍村仁監督「地球交響曲」、市川準監督「東京マリーゴールド」などの映画や、
TV番組テーマ、CMへの楽曲提供 も多い。
25年以上に渡り、発声で心身を整えるヴォイスワークショップを開催。
自分の本当の声に出会う受講者が後を絶たない

Suzann

宗吾霊堂前の風楽にて 初めてスーザンをお迎えした時の写真。
左は通訳のヒデミちゃん。

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初めての夕顔

先週のおおたか静流さんのコンサートの時、スタッフの方から新潟のお土産に夕顔をいただいた。大きくて長細くて、瓜に似ていて、黄緑色で重たい野菜・・・・そんな夕顔に初めて出会った。栃木や新潟など寒冷地での栽培が多いようだ。そのせいか、千葉では見かけたことがない。
どうやって料理をしたものかと思案している所にカズコさんが来てくれた。岩手出身のカズコさんは夕顔を見るなり「きゃあ懐かしい〜!どうしてここにあるの?!」と大喜び。子供の頃、よく家で食べていたそうだ。これは私が作るより、夕顔に馴染みのあるカズコさんにお任せしようと、煮物を作ってもらうことにした。
夕顔は冬瓜と似ているけれど全然違う。驚いたのはその食感。煮た時に、冬瓜はどちらかというとシャキシャキとした柔らかさ?だが、夕顔はとろ〜りと滑らかで上品なのだ。例えて言うならお麩や葛餅?みたいな優しい柔らかさ。ただ両方とも素材の味が淡白なので、出汁をよくきかせなければ味がボケてしまう。カズコさんはとても美味しく煮てくれた。
意外だったのはワタに包まれている種が思ったよりもずっと固かったこと。まるで小動物の歯みたいで噛んでも碎けなかった(もちろん種は食べられないが)。
また夕顔には食物繊維がたっぷり含まれているが、特に水溶性と不溶性繊維とのバランスがとても良いため、便秘の予防や改善にも効果が期待できるそうだ。
形と色が似ているので、夕顔=冬瓜だとカン違いしている人もいるようだが、実は夕顔=干瓢。
夕顔の果肉を細長く切って天日で乾燥させると干瓢ができる。カズコさんは煮物を作りながら、その一部を細長く切ってザルに広げ庭に干しておいてくれた。うまくいけば数日で自家製干瓢ができそうだ。
昨日はクコの実と穂ジソを上から散らし、今日は人参と合わせた。大きいので一本あれば、店でも2日分の煮物になる。
また一つ新しい素材に出会えて、美味しくいただけることがわかった。だけど今度はいつ会えるかな?

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September 21, 2013

日本山妙法寺へ

芝山町の航空科学博物館のすぐ手前に日本山妙法寺はある。成田空港は目と鼻の先。今まで何度も通った道にもかかわらず、なぜか一度もお参りしたことのないお寺だった。
妙法寺は風楽を手伝ってくれている星庵さんが、ここ数年、お世話になっている。今日はお寺でお誕生会が開かれるというので、夕方からお寺に伺ってきた。安寿さま(住職)や星庵さん、お寺に来ている方たち何人かが9月生まれということで、星庵さんからも「よかったら来て下さい」と誘っていただいた。
日本山妙法寺は日蓮宗の宗派。創始者はガンジーの影響を強く受け、非暴力での平和運動を提唱。特に原発、軍事基地、戦争などに対し、非武装・不戦を基本にした反対運動を展開している。ここ成田の地でも平和・非暴力による空港建設の反対運動に関わっていた。
また平和祈願のため、全国の原発や基地を南無妙法蓮華経と唱えながら行脚する平和行進を行ったり、国内外に平和のシンボルとなる仏舎利塔を建立したりしている。
今日おじゃました東三里塚の妙法寺にも白くて大きな仏舎利塔があり、まずはそこをお参りさせていただいた。塔のすぐ真上を何機もの飛行機が飛び交っていた。この騒音の下で暮らすのはとても大変なことだなと思った。それでもこの場所にお寺を建立し、ここに住み続けることに大きな意味があるのだろう。
住職はまだ30代のお若い女性の方だった。女性一人でこのお寺を守っていらっしゃるなんて、すごいなあと思った。安寿さまはお誕生会用にとご自身でお赤飯を作って待っていて下さった。星庵さんはおはぎを作ってくれた。それ以外の方もおかずを持ち寄り、テーブルの上はご馳走がいっぱい並んでいた。
お寺関係の方で90歳になられたおばあさまもいらっしゃった。墨絵を今も書かれており、とてもお元気な方だった。
飛行機の騒音は確かにうるさかったけれど、とてもオープンで来る人は誰でも受け入れてくれるような温かい感じのするお寺だった。安寿さまともゆっくりお話してみたい。星庵さんの仲立ちにより、とてもいいご縁をいただいた。これからもちょくちょくお参りさせていただこうと思う。


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September 20, 2013

料理教室〜茄子とトマトの酒粕グラタンほか〜

瞑想会の後はあまり寝られないことが多い。それなのに今朝も6時前から目を覚ましてしまったので、仕事の前に朝ヨガに行ってきた。五十肩で痛かった右手がだんだん動くようになってきた。まだ角度によっては痛む時もあるが、以前よりもずっと楽になった。目標は一週間に2回はヨガに行くことだが、中々実践できない。ずっとイベントなどが続き、かなり忙しいけれど、今週はこの忙しさの中で朝ヨガ2回の時間を確保できた。早朝だから行けたのだろう。
ヨガから帰ってきたらすっかり体が目覚めているので、即仕事に取りかかれる。部屋の片付けをした後、早めに厨房に入り仕込みを開始した。
今日は夕方から料理教室。メニューはヒエの蒲焼き、モチキビとリンゴのデザート、茄子とトマトの酒粕グラタン、大根と長芋の中華サラダ。
今回は雑穀のメニューが二つ。茄子とトマトの酒粕グラタンは炒めた茄子の上にトマトと玉ねぎで作ったトマトソースをかけ、グルテンバーガーを散し、上から酒粕で作ったチーズをかけて焼いたもの。トマトの酸味と酒粕のほのかな香りがピッタリの美味しいノン乳製品グラタンだった。
モチキビとリンゴをリンゴジュースで煮たデザートも酸味と甘みがとても優しい味で皆さんから大好評。
今日は体調が悪く朝から何も食べていないという方が、それでも料理教室には来たいと言って参加された。せっかく来ても今日は何も食べられないかもしれないと心配されていたけれど、「大丈夫、風楽のご飯を食べたら元気になるからね〜」と私。
お食事の時間になったら本当に元気になって、皆さんと作ったお料理を「美味しい美味しい」と言いながら召し上がっていた。「ホントにここに来ると元気になるですね〜」と嬉しいお言葉。
ちょっと疲れている人や、食欲のない人にも無理なくすーっと体に入っていくお食事・・・。
これからもそんな体に優しいご飯を作っていけたらいいなと思った。
料理教室ではそんなお食事を皆さんと一緒に作っています。毎月第三金曜日の3時からですので、よろしければぜひご参加下さいね!


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満月瞑想会&月見の宴

2013年の中秋の名月は満月と重なった。澄んだ夜空には今も美しい月が浮かび、青白い月明かりが庭を煌煌と照らしている。
今日の満月瞑想会は参加される方が少ないと思っていたので、大橋住職とも「こじんまりとのんびりやろうね」なんて話していた。それなのにフタを開けてみてビックリ!初めての方や当日参加の方もいらっしゃり、最後は20名の参加となり、久しぶりに賑やかな瞑想会とだった。
月輪観に入る時はいつも灯りを消すのだが、月の光がとても明るくて、室内にまで射し込んできて影ができていた。古民家から見る月は本当に明るく美しい。
今回は中秋の名月なので、瞑想会の後は一品持ち寄りで月見の宴。と言ってもほぼ全員、車なのでアルコールはなし。おこわやピクルスや煮物やお菓子などがいろいろテーブルに並んで、みんなでわいわいと美味しくいただいた。
今日は大橋住職が瞑想会のために書き下ろした新曲?を初披露。突然、ジョニーさんがジャンベで加わり、打ち合わせなしのセッションが始まった。それでもばっちりキマっていたからすごい。住職の歌う「異邦人」に合わせて舞を披露してくれた方もいらした。全くの即興で曲に合わせて自由に踊っている姿は圧巻だった。
月がとってもキレイだから?そして食べるものがいろいろ並んでいたからか、いつもよりおひらきの時間が遅くなり、な〜んとなく名残り惜しい終わり方だった。
夜になって窓を開けているとひんやり肌寒さを感じるほど、すっかり秋らしくなってきた。鈴虫やコオロギの鳴き声が瞑想の時のBGM。一人で静かに月を見上げるのも素敵だけど、大勢でわいわいと見る夜もまた楽しい。今年は台風の後だったので、空が澄んでことさら月が美しく見えて嬉しかった。
来月の満月は10月19日。より大きく美しい月が見られることでしょう。よかったらご参加下さいね!

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September 18, 2013

謙心のお宮参り

8月に生まれた孫の謙心のお宮参り。とてもいいお天気に恵まれたので、たっぷりオッパイを飲んでから出かけた謙心は終始ご機嫌でスヤスヤと眠っていた。
娘は私と違って何でもきちんとしている子なので、神社もただお参り行くだけでなく、神主さんに祝詞をあげてもらうようお願いしてあった。その後、家族写真を撮影してもらうスタジオも予約済み。赤ちゃんにかける羽織?もスタジオからレンタルして用意されていた。
場所は地元の氏神様にしたいと成田市の埴生神社を選んでいた。私はただ約束の時間に神社に行けばいいだけだった。一ヶ月検診も終わり、経過は母子ともに順調で、すくすくと成長しているようだ。数日、見なかっただけなのに、また大きくなったような気がする。
謙心を抱っこしながら、すっかり優しいお母さんになっている娘の姿を見ながら、この子を抱っこし、当時は横浜に住んでいたので、伊勢山皇大神宮にお宮参りに行った31年前の秋を思い出していた。
我が子がすこやかに育ってほしいと願うのは全ての親の思い。そんな思いを受け継ぎ、繰り返しながら命は連綿と続いていく。今は小さなこの子も、いずれ、この手に幼な子を抱いて、どこかへお参りする日が訪れるのだろう。すごいなぁ人が生まれて育っていくことって奇跡の連続だ。どうか全ての子供たちが平和で希望に満ちた社会の中で元気に育っていけますように!
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September 17, 2013

パン教室〜お食事のお客様〜楽健法〜

今日のパン教室はライ麦パン。全体の生地の中で40%近くもライ麦を入れたずっしり系のパンだ。ヨーグルトも加え、レーズンとくるみがたっぷり入った美味しいライ麦パンだった。今日は友達のマリちゃんが自分のサイトの中で風楽のことを紹介してくれるということで取材がてら遊びに来てくれた。
私は厨房で食事を作りながら、マリちゃんの質問に答えていった。手を動かしながらよくここまで口が動くものだ・・・とちょっと驚いていたかも!?
その合間に今日はランチのお客様が2組。それぞれに定食をお出ししながら、パン教室のランチをワンプレートでご用意し、運ぶのは教室に参加していたカズコさんが手伝ってくれた。
今日はパン教室のスタートが少し遅れたので終わりも押してしまい、1時半になっても楽健法の足踏み会がすぐに始められなかった。私が一人であっちもこっちもと動いていたものだから、カズコさんは洗い物までさっさとやってくれて助かった。
そのまま予定していなかったのにカズコさんとマリちゃんも足踏み会に飛び入り参加。どちらかというと強引に「一緒にやろうよ!」って誘ってしまったのだが、二人とも「気持ちよかった〜」と喜んでくれた。台風の後は何とも青空が美しい。雪見障子の向こうに広がる緑の上にキラキラとした秋の陽射しが降り注いでいる。そんな外の風景を座敷に寝転んで眺めているのは至福の時だ。
終わった後のティータイムも盛り上がり、わいわいと話しながら楽しいひとときを過ごすことができた。
今日一日、私の仕事ぶりを間近に見ていたマリちゃんが「随分忙しそうだけど、充実した生活をおくっているんだねえ」と言ってくれた。昨日は台風で開店休業だったので、一日中、本など読んで過ごしていたけれど、確かに今日は忙しかった。コンサートのあった土曜日は今日の何倍もめちゃくちゃ忙しかった。でも大勢の人たちとお話しながら、夢中になって仕事をしている時間は忙しくても楽しい。体もパキパキと動く。そしてそんな仕事が終わった後は、たまらなく一人で過ごしたくなる。
そのバランスがうまく取れていると、次の仕事もがんばれる。10月にまたビックなイベントを店で開催することが決まった。とても会いたかった最高に素敵な方が古民家に来て下さることになったのだ。詳細はまたのちほど。今年は充実した秋になりそうだ。
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September 16, 2013

台風一過の夕陽

朝方、台風18号の影響による強風で目覚めた。昨日の夕方に雨戸は全部、閉めて寝たのだが、それでも風が吹き込んできて、磨りガラスがずっとガタガタ揺れていた。
寝るに寝られずまだ早いのに起きて、庭のガーデンチェアとテーブルをたたんで片付け、植木鉢など飛びそうなものを全部縁の下にしまった。
ラジオをつけたらまだ東海にいて関東接近は昼頃だと言う。暴風域にも入っていないのにこんなに風が強かったら心配だなあと思い、今日はビオンを臨時休業してもらうよう連絡した。古民家に来てくれる予定だったセンちゃんとヨウコさんにもお休みしてもらうことにした。せっかくの連休でお客様も多い時なのにがっかりだ。
ぽっかりと予期せぬ時間ができたので、おおたか静流さんの昨年出たCD「IKOR」を流しながら久しぶりにゆっくりと本を読んだ。
台風の時に古民家で一人過ごすのは、あまり気分がいいものではない。磨りガラスが割れたり、土間が浸水しそうになったり、雨漏りしたりと通過するまでヒヤヒヤなのだ。かと言ってどこにも出られないので、家にいるしかない。おかげでたっぷりと本が読めた。
幸い今回は速度が早かったので、夕方前には通り過ぎていったようだ。少しずつ空も明るくなってきた。そして日が落ちる頃、辺り一面が赤く染まってとても幻想的な夕暮れ時となった。思わずカメラを持って外に出た。ああなんて美しいんだろう。台風が去った後の夕陽は空が澄んでいるせいか、本当にキレイだ。しばらく何もせずぼーっとしたまま庭に佇み、夕陽の輝きに包まれていた。
もちろんこの場所の素晴らしさは充分、わかっているつもりだったが、改めて夕陽の写真を見て、こんなに美しい場所に私は住まわせていただいているんだと驚いた。台風は怖いけれど、庭からこんな風景が見られるなんて、本当に幸せだなあとしみじみ思った。

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September 14, 2013

おおたか静流さんコンサート

何とも忙しい一日だった。今日はおおたか静流さんのコンサート。「秋の古民家で歌う」というタイトルが馴染めないほど、蒸し暑い一日になってしまったけれど、透きとおった静流さんの歌声は私の心の深い部分に染みていった。
店の方も3連休の初日だったこともあって大忙し。朝からかなり大量に煮物やフライを作ったのだが、次々になくなってしまうので、次々に作り足していった。おまけに今日は店もヨウコさんと二人体制。コンサートの準備も対応も今日は助っ人のスタッフがいなかったので全て一人でやるしかなかった。
大忙しの店を回しながら、コンサートに来て下さった方のお弁当を作ったり、出演者・関係者にお茶をお出ししたり、会場のセッティングをしたり、受付をしたり、道のわからない方の電話応対をしたり・・・ととにかくずっとバタバタ。
だからコンサートが始まった時はもう疲れ果てて?どっかりと座り込んでしまった。それでも久しぶりに静流さんの歌声を聴いた瞬間、体の中にふわっと気持ちのいい風が通り抜け、いっぺんで元気になってしまった。一曲目は「庭の千草」。
なんて美しく響く声なんだろう。古民家のお座敷全体があっという間に静流ワールドになってしまった。
今日のゲスト、アコーディオン奏者の熊坂さんもまた若いけれど、素晴らしい演奏者だった。本番前は大人しそうな普通の女の子という感じだったが、演奏が始まるなり何かが降りてきたかのように豹変。ものすごいパワーでアコーディオンの音色が広がっていった。途中で声明を聴いているかのような気分になった。何かの儀式で神おろしをしているんじゃないかなと思うような演奏だった。なんだか心が解放され、チャクラがどんどん開かれていくみたい。
静流さんと二人だけのステージは初めてということだったが、アバンギャルドな静流さんに負けない?個性のある演奏だった。音の表情がいくらでも変化していくのでとても面白かった。
今回は30人弱と参加人数が少なかったのがもったいなかった。もっと多くに方に聴いてほしかった。
コンサートが終わって片付けを済ませた後、静流さん関係の方5人と最高のPAをやって下さったクマさんと機材の方、コンサートに来てくれた大橋住職とそのお友達、総勢10人で打ちあげのお食事。一番楽しい時間だ。
初めて静流さんの生ライブを体験した大橋住職はとにかく感動し、「体が自然に動いて踊り出したくなった」なんて言っていた。私がず〜っと「静流さんのライブ、いいんだよ〜」って話していたが、ようやくホンモノに出会えて、その良さをわかってもらえたようで嬉しかった。
ご自身も音楽をやっているので、余計、静流さんの音楽性の素晴らしさが理解できるのだろう。
今日は友達に誘われただけで、全く静流さんのことを知らないで来たという方も何人かいらしたが、「来てよかったわ〜。とてもいいコンサートでした」と喜んで帰っていかれた。
自分がクタクタに疲れたとしても、全く利益が出ないとしても、そんな感動のお土産を持って帰っていただける場をご用意できたと思えれば、やった甲斐があるというもの。またいつか来ていただこう。やっぱり音楽っていいな。静流さん最高!

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September 12, 2013

奥入瀬〜白神山地へ

紅葉にはまだ早く、避暑というにはちょっと涼しいこの時期、東北に行ってきた。東北はとにかく広いので、短い滞在時間中、どこを回ろうかと考え、今回は青森の自然を中心に楽しめたらと思った。
どこへ行っても不思議とその土地にある古い寺社に導かれるようにお参りすることになる。最初に行ったのは十和田湖畔にある十和田神社。江戸時代には熊野権現、青龍権現として恐山とともに南部藩の二大霊場とされた神社で龍神信仰のある霊験あらたかな場所。アミニズムの気配が強く残るとても神秘的な神社だった。

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また今回は自然の中をのんびり歩きたかった。青森には何度か行っているが、奥入瀬は学生時代、友達と歩いて以来、30年ぶり。若い頃はとにかくたくさん回ろうと、ただスタスタ歩いてばかりだったような気がする。でも年を経てから再び同じ場所に行くと、今まで気づかなかった自然の造形美一つ一つに感動し、それをしみじみ味わいながらゆっくり歩くことができるようだ。

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自然との向き合い方、感じ方というものはその時々の自分の年齢でずいぶんと変わってくるものだなと思った。しっかり装備した本格的な登山はあまりできそうにないけれど、ゆったり歩くことならいくつになってもできそうだ。
奥入瀬はなだらかな遊歩道が渓流に沿って続いている。場所によって異なる渓流の音やブナや楓、カツラ、松などたくさんの木々の間からのキラキラと射し込む木漏れ日、変化のある岩や石、いくつもの滝など、たくさんの表情を楽しみながらマイナスイオンをたっぷり浴びてきた。

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また青森と秋田県にまたがる白神山地もいつか歩いてみたいと思っていたが、今回、足を伸ばすことができた。ブナの原生林など手つかずの自然が残る白神山地が世界遺産に登録されて今年で20年。貴重な生態系が今も残る神秘の場所だ。
あまりにも広大なのでとても短時間では回りきれず、しかも数日前の雨の影響でトレッキングポイントである暗門の滝への道は通行止め。ほんの入り口の一部を歩いただけに過ぎなかったけれど、ブナの緑がとても穏やかで目に優しかった。
樹齢400年のブナの木マザーツリーにも会うことができた。大きな枝を広げ、静かに旅人が訪れるのを待っていてくれる・・・そんな温かいお母さんのような木だった。今回は時間がなくて全く回れなかった湖の点在する日本海側も今度は歩いてみたい。

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青森は海産物がとても美味しい。その中でもホタテとイカをたっぷり食べてきた。地元の人たちが行く市場も覗いたけれど、イカやホッケ、ウニなどがあまりにも安くてビックリ!青森に1週間いたとしたら確実に太りそうだ。
温泉もいろいろハシゴした。若い頃はあまり魅力を感じなかったであろうひなびた山奥の古くからある温泉に浸かった。酸ヶ湯温泉谷地温泉、そして奥入瀬渓流温泉・・・柔らかさの中にも力がある東北のお湯。クセになりそうだ。
この時期は寒いんじゃないかと心配し、長袖や上着も持って行ったのだが、お天気にも恵まれ日中は暑いくらいだった。高原の空気は清々しくてさらりとしていて気持ちよかった。紅葉の季節に歩いたら、もうため息が出るほど美しいだろうなあ。もうすぐ紅葉の季節。色づいた山並みを今年はどれだけ楽しめるだろう。なんだかとっても歩きたいモード?になってきた。

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September 07, 2013

沼ちゃんの取材

ぐるっと千葉でお世話になった沼ちゃんが取材に来てくれた。でも今日はぐるっと千葉の取材ではない。今年の春、ぐるっと千葉を辞めて勝浦市の地域おこし協力隊として勝浦に移住したからだ。辞める前にも古民家に話をしに来てくれた。その後の新生活の様子はブログ「かつうらしく」で発信。
編集者としての力を持っている人なので、地域に溶け込み協力隊の仕事をやりくりしながら、今もぐるっと千葉のコラムを書いたり、時々ライターの仕事を引き受けたりしている。
今日はグラフィスという都内にある出版社から隔月発行されている雑誌「cafe.mag」で企画された房総のカフェ特集の取材で風楽に来てくれた。グラフィスでは「渋谷カフェ」や「新宿カフェ」などカフェマグ・エリアガイドシリーズとしてすでに20冊以上のムック本を発行している。今回は房総の中でも特に緑に囲まれた里山カフェが約40件掲載された保存版ガイドブックとなる。発売は10月末予定。
沼ちゃんはその中の数件を担当するのだが、個人的に沼ちゃんとはなぜかとても気が合う。遊びに来てくれると、とにかく話が弾むのだ。いつもおすすめのカフェや読んだ本の話、旅の話など、あれこれ話し続けてあっという間に時間がたってしまう。それがわかっているので、今日もせっかく来るのだから、次の取材を片付けてから来てねとお願い?しておいた。
4時頃、古民家に来て外観と内観を写し、その後、定食を縁側で撮影。少し翳り始めた太陽の光の中で写した写真はとても自然な感じがする。器の影で料理が隠れてしまわないようお膳を外して文机の上に定食を並べてくれた。
取材が終わった後は、定食を食べてもらいながら、さっそく楽しい話に花を咲かせた。
娘と同世代の若者なのに、本当に沼ちゃんは大人で感性がとても豊かだ。そして自分がどう生きていくか、絶えず自分の役割を確認しながら、地域や周りの人たちのために何ができるを考えている。そして何よりセンスがよく手仕事や文化、カフェなどを見きわめる視点がとても素晴らしいのだ。
だから私も沼ちゃんと話しているといろいろな情報交換ができてとても面白い。今日も途切れることなく話続け、気がついたら深夜12時!本当にあっという間だった。
今日、話した中で印象に残ったのは地に足をつけて生きるってどういうことなんだろう?そして幸せな暮らしってなんだろう?ということ。30代と50代という世代の格差があるから、全く同じ感覚にはなれないかもしれないが、でもそこには世代を超えて普遍的な真実があるような気がした。
結局、人の成熟度というのは年齢ではなく、人生への向き合い方の度合いなのかもしれない。自分が本当は何をしたいか、心の深い部分にあるものをいつも見つめ、それを大切にすること。自分が納得できる気持ちのいい暮らし方や生き方をいつも模索していくこと。その繰り返しの中に自分なりのライフスタイルというものができあがっていくのだろう。
お互い「モノを書くことと編集すること」を一つの視点にしているから、その辺りがとても共感できるのだと思う。いつか沼ちゃんがタウンガイドのようなものを作るとしたら、きっと飛びきりのものができるだろう。その時まで私が元気でいられたら、取材のお手伝いをしたいな。
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September 04, 2013

9月 イベントのお知らせ

楽しいことが盛りだくさんの9月の古民家のイベントスケジュールです。
お時間がある方はぜひご参加下さい!ご希望の方はお電話かメール(FBメッセージもOK)でご予約をお願いします。留守電での対応も承っています。

◎おおたか静流コンサート「秋の古民家で歌う」
七色の歌声を持つ実力派ヴォーカリスト静流さんのコンサート。今回のセッションはアコーディオン奏者の熊坂路得子さん。もう何度も何度も風楽でライブを行っていただていますが、その度に全く違った切り口で私たちを魅了してくれます。お座敷でアットホームなアツイひとときを!
9月14日(土)5時半開場・6時半開演
参加費:3000円
*プラス1000円でオーガニックお弁当をご用意しています。ご希望の方は合わせてご予約下さい。

◎天然酵母のパン教室
白神こだま酵母を使って美味しいライ麦パンを焼きます。ナッツやドライフルーツもたっぷり。
焼きたてパンと一緒にオーガニックランチをどうぞ!
9月17日(火)10時から1時半
指導:高田温美(ホームメイド協会講師)
参加費:3900円(講習・ランチ・お土産付き)

◎楽健法足踏み会
二人ヨガとも言われる足で踏むマッサージ。リンパの流れと血流がよくなり気分もスッキリ!
ご家庭でできる方法を覚えて実践していきましょう!
9月17日(火)1時半から4時半
指導:amane(楽健セラピスト)
参加費:2500円(お茶とケーキ付き)

◎満月瞑想会&月見の宴
真言宗月輪観の手法を取り入れた瞑想会です。今回は中秋の名月なので、瞑想会の後、持ち寄りでお月見を兼ねた楽しいお食事会をしたいと思います。ギターやジャンベ、歌のできる方、ぜひ披露して下さい!
9月19日(木)6時半から10時(夜)
指導:大橋照賢(真言宗智山派住職)
参加費:500円+食べものか飲み物の一品持ちよりお願いします。

◎玄米菜食料理教室
ヒエの蒲焼き、もちきびとリンゴのデザート、秋なすのグラタン、大根と長芋のサラダを作って皆さんで美味しい夕飯をご一緒しましょう。川端がお話しするアットホームな教室です(メニューは変更になることもあります)。
9月20日(金)3時から6時
参加費:3900円(夕飯・お土産付き)

◎曼荼羅アート体験
心を見つめながらゆっくりとパステルの曼荼羅(15×15センチ)を作りましょう。出来上がった作品はお持ち帰りしてお部屋に飾って下さいね。
終わった後はオーガニックランチを皆さんとご一緒に!
9月24日(火)10時半から1時半
参加費:3500円(ランチ付き)
指導:松山あかね(弘鈴庵主宰)

◎瞑想とディナーの夕べ
NYからヨガ・哲学・瞑想のワークショップを世界で行っているミラ&ジャレットのお二人をお招きして、シャマタの伝統に基づいた誘導瞑想を行っていきます。
おいしいディナーと共に古民家で静かな時間をお過ごし下さい。
◎9月25日(水)6時から7時15分 ディナータイム・7時半から9時半瞑想ワークショップ
指導:ミラ・シャンティ&ジャレット・リーヴァイン(NY「プラナハタ」主宰)
参加費:5500円(ディナー付き)

成田市大室750 0476−36−1960
info@fura-organic.com

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September 03, 2013

可愛いけれど厄介な葛

お盆の後、ずっとほったらかしにしておいたらジャングルのようになってしまった畑とお庭。今日の休みは草刈りDAY。
7時に朝ヨガに行き、戻ってコーヒーを飲んだら、すぐに着替えて刈り払い機でまずは庭全体の草を刈った。ところが突然にわか雨が降ってきた。暑いので、雨に濡れながら草刈りをしていたのだが、あまりにもビッショリになってしまったので途中で中断。
シャワーを浴びて小休止。その後、再び晴れて気温が上がって来たので、日中はあきらめてゴロゴロと本を読んだ。3時頃、風も出て少し涼しくなってきたので、再び着替えて庭へ。
北側の畑の草取りをカマでやったのだが、隣りの松林を覆っている葛のツルが伸びて畑にまで侵入していた。本当にこの葛はやっかいだ。伸び放題に伸びて、あちこちを侵略していく。すでに隣りの空き地には松の木が植えられているのだが、葛が繁殖し全体を葛のツルと葉で覆われてしまい、松の木どころか葛の木?に変身してしまった。
繁殖力が旺盛なので、切っても切ってもまたそこから根を下ろして生えてしまうし、刈り払い機で刈ると歯に蔓が巻き付いて、毎回、手でその蔓を外さなければならない。しかもサルスベリやサザンカなど庭の木にまで巻きついてしまう。
だいたい荒れ果てた山林や空き地にはどこでもこの葛が蔓延っている。きちんと管理して、マメに切っておかないとあっという間にツルを伸ばして、そこにあるものに巻き付いてしまうのだ。
だけどこのツルの下にある根っこからは貴重な葛粉が採れる。葛粉には薬効がある。とろりとした口当たりは片栗粉などのでんぷんよりも滑らかで上品。しかも血行をよくして体を温めてくれる働きがある優れた自然食材なのだ。私も大好きなので、時々料理にも使うけれど、何しろ本葛粉は高級品なので、大切に保存しながら少しずつ使っている。
本葛粉を鍋で気長に鍋で練って作るゴマ豆腐は私の得意料理の一つだ。あの品のある食べものの原材料がこの野生化してしまった葛の根元にあるなんて、とても結びつかないなあと思いながらツルの片付けに追われた。
とにかく庭にいく筋ものツルが地面を這って伸びて来ているので、一本一本手で引っぱってたぐり寄せ、まとめて根っこをカットし丸めて空き地に捨てていく。葛の始末はとても手がかかって大変だ。
結局、葛の片付けに追われて、古民家の外側の土手の草取りや、その他の場所まで手が回らなかったので、明日もまた引き続き草取りだ。やらなければならない場所が多すぎて、とても片手間では終わらないので、しばらくは草刈りDAYが集中しなければ・・・。
それにしてもこの葛の花、見ているだけならなんと可憐で美しいこと!

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September 02, 2013

産屋明き

今ではあまり使われなくなったが「産屋明き」(うぶやあき)という言葉がある。産婦が産の忌を終わって平常の生活に戻る時期のことを言う。昔から産後1ヶ月、または21日(3週間)くらいを「床上げ」の目安にしているようだ。
娘が退院してから産後の世話をするために酒々井にある娘の家まで毎日通った。ちょうど3週間を過ぎたので、昨日でそれも一段落ついた。何しろ毎日のことだったので本当にこの3週間は忙しく、仕事以外のことは何もできなかった。
今日は何を作ろうかなと思いながら、冷蔵庫の中から野菜を見繕ってカゴに入れ、時には買い物をしてから娘の家に行き、夕飯を作り、一緒に食べ、洗濯ものがあれば干し、孫をお風呂に入れるのを手伝って片付けてから帰ってきた。
この間、夕方の水まきも畑や庭の草取りも全くできなかった。当然、あちこち草ぼうぼう。畑だか草むらだか区別がつかなくなってしまった。
でも忙しかったけれど娘と孫と過ごした3週間はとても楽しかった。私の母は体の具合が悪かったので、私は産後、実家には帰ったものの、退院した日から自分でおむつを洗い、赤ちゃんも一人でお風呂に入れた。元夫も仕事の休みがなくて、実家にいる間、一回くらいしか来られなかった。
産後ゆっくり休むこともなく、ほとんど一人で子育てしてきたので、自分のお母さんに産後の世話をしてもらえる友達が羨ましくて仕方なかった。だから私は生まれたばかりの小さな赤ん坊を抱っこしながら、「この子が出産する時までずっと元気でいて、絶対に産後の面倒はみてあげよう」って心に決めた。
今回、娘の家に通いながら私が一番感じていたのは「やってあげられることの喜び」だった。実母は一番身近な先輩ママだ。そのサポートは新米ママにとってどれだけ心強いことか・・・。
そして毎日作っていたご飯が、自分で作らなくても食卓にいつも用意されていることの安堵感。野菜たっぷりのご飯を毎日食べられることを娘はとっても喜び、「美味しい美味しい」と言いながらモリモリ食べてくれた。
「まだ起きないの?」「いつオッパイ飲んだの?」「昨日はよく寝た?」「調子はどう?」・・・何気ない会話をしながら囲む食卓。自分の命と連なった小さな命が生まれ、ここに息づいている・・・。それを一緒に見守ることのできる幸せをしみじみ味あわせていただいた。
とりあえず3週間だけは何とかしようと毎日通ったけれど、昨日でその3週間が無事に終わったので、産後の世話もこれで一区切り。しばらく他のことが何もできなかったので、これからは草取りやら事務仕事やらたまってしまった仕事を片付けていかなくては。
今日は友達が出産のお祝いに?と食事をご馳走してくれた。久しぶりの外食。懐石料理をゆっくりいただきほっとした。
床上げが終わったからと言ってもまだまだ不慣れで大変だろうから、これからも時々は様子を見に行ってあげようと思っている。みるみる大きくなっていく謙心。へその緒もキレイに取れて大好きなお風呂でうっとり。なんだかちょっと太りすぎているような・・・??


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