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September 02, 2013

産屋明き

今ではあまり使われなくなったが「産屋明き」(うぶやあき)という言葉がある。産婦が産の忌を終わって平常の生活に戻る時期のことを言う。昔から産後1ヶ月、または21日(3週間)くらいを「床上げ」の目安にしているようだ。
娘が退院してから産後の世話をするために酒々井にある娘の家まで毎日通った。ちょうど3週間を過ぎたので、昨日でそれも一段落ついた。何しろ毎日のことだったので本当にこの3週間は忙しく、仕事以外のことは何もできなかった。
今日は何を作ろうかなと思いながら、冷蔵庫の中から野菜を見繕ってカゴに入れ、時には買い物をしてから娘の家に行き、夕飯を作り、一緒に食べ、洗濯ものがあれば干し、孫をお風呂に入れるのを手伝って片付けてから帰ってきた。
この間、夕方の水まきも畑や庭の草取りも全くできなかった。当然、あちこち草ぼうぼう。畑だか草むらだか区別がつかなくなってしまった。
でも忙しかったけれど娘と孫と過ごした3週間はとても楽しかった。私の母は体の具合が悪かったので、私は産後、実家には帰ったものの、退院した日から自分でおむつを洗い、赤ちゃんも一人でお風呂に入れた。元夫も仕事の休みがなくて、実家にいる間、一回くらいしか来られなかった。
産後ゆっくり休むこともなく、ほとんど一人で子育てしてきたので、自分のお母さんに産後の世話をしてもらえる友達が羨ましくて仕方なかった。だから私は生まれたばかりの小さな赤ん坊を抱っこしながら、「この子が出産する時までずっと元気でいて、絶対に産後の面倒はみてあげよう」って心に決めた。
今回、娘の家に通いながら私が一番感じていたのは「やってあげられることの喜び」だった。実母は一番身近な先輩ママだ。そのサポートは新米ママにとってどれだけ心強いことか・・・。
そして毎日作っていたご飯が、自分で作らなくても食卓にいつも用意されていることの安堵感。野菜たっぷりのご飯を毎日食べられることを娘はとっても喜び、「美味しい美味しい」と言いながらモリモリ食べてくれた。
「まだ起きないの?」「いつオッパイ飲んだの?」「昨日はよく寝た?」「調子はどう?」・・・何気ない会話をしながら囲む食卓。自分の命と連なった小さな命が生まれ、ここに息づいている・・・。それを一緒に見守ることのできる幸せをしみじみ味あわせていただいた。
とりあえず3週間だけは何とかしようと毎日通ったけれど、昨日でその3週間が無事に終わったので、産後の世話もこれで一区切り。しばらく他のことが何もできなかったので、これからは草取りやら事務仕事やらたまってしまった仕事を片付けていかなくては。
今日は友達が出産のお祝いに?と食事をご馳走してくれた。久しぶりの外食。懐石料理をゆっくりいただきほっとした。
床上げが終わったからと言ってもまだまだ不慣れで大変だろうから、これからも時々は様子を見に行ってあげようと思っている。みるみる大きくなっていく謙心。へその緒もキレイに取れて大好きなお風呂でうっとり。なんだかちょっと太りすぎているような・・・??


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