長野へ②
次の日は朝ご飯をいただいてからみんなで霧ケ峰高原へドライブ。途中、諏訪大社の御柱の切り落とし坂を通り、ご神木の切られる樅の木の山を抜けて走ったが、とにかく紅葉がとても美しかった。山肌に天然の黒曜石が散らばっていたので少し拾ってきた。
お昼前に八島ヶ原湿原を散策した。四季折々の美しい花が咲くハイカーに人気のある湿原だということだったが私は初めて行った。茶色くなった草原の向こうに広がる色づいた山々は本当に美しく、何度も何度もカメラを向けてその光景をレンズにおさめた。
お天気は晴れではなかったけれど、山の一部分に霧のかかると、それがかえって幻想的な風景となった。木の遊歩道が全面に敷かれているので足下も歩きやすく、最初は肌寒かったけれど、歩いているうちに汗ばむほど。
歩き終わったら、その近くにある高原荘という山小屋へ。ここのマスターはコタローさんのお友達であり、偶然にもヨコヤマさんともお知り合いだった。南極観測隊の隊員として2回、南極に滞在したことがあるそうだ。YMCAのキャンプでも高原荘を利用したことがあるそうで、ヨコヤマさんは20数年ぶりの再会を喜び合っていた。その当時は電気がきておらず、灯りは全てランプの宿だったという。
私はお昼の特製松花堂弁当をいただきながらマスターに南極のお話をお聞きした。調理人はけっこう需要が高いとのこと。一般公募なので、私にも南極に行ける可能性があるかも?!オーロラがいつも見える場所にいるって素敵だなあ。
お食事とお話が一通り終わった後に記念写真を撮り、コタローさんとはここでお別れ。ワーゲンは車山高原経由で蓼科に向かい、紅葉真っ盛りの高原をひたすらドライブ。山頂の色づき方は最高潮。ため息が出るほうど美しい紅葉を楽しみながら、車内でも楽しい話に花が咲き、全く退屈することなく横浜まで帰ってくることができた。
しゃべり疲れて笑い過ぎてノドが枯れるかも?と心配しつつ、元気に帰宅。紅葉に囲まれて、大好きな人たちと再会した時間は本当に楽しくあっという間に終わってしまった。また来年みんなで遊びに行けるといいなあ。
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