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November 29, 2013

かぼちゃすいとん

今日はお店が暇だったので、遊びに来てくれたカズコさんにも手伝ってもらって、ジュンコさんと3人で古民家の冬支度。毎年寒くなると行う厨房の寒さ対策として、余っている足場板をコンクリートの床に敷き詰めていく。その上からいらない絨緞とキルティングの布を敷く。雨漏りもするし、水仕事で床が濡れてしまうので、絨緞も布もいらないものをもらい春が来たら処分している。コンクリートはとにかく足下が冷えるので、これで少しは冷えが緩和される。
その後は奥座敷に障子をはめ、灯油を買って、全部のストーブの灯油を満タンにした。これから毎週のように灯油の買い出しがまた始まる。先週は私の部屋にコタツマットを敷いたり、窓にもキルティングの布を貼って外からの風を少しだけ遮断できるようにした。
そして時間があったので、みんなで畑に残っていた野菜の茎やゴーヤの蔓を片付けた。今年は秋にニンニク以外、何も野菜を植えていないので、冬野菜が長ネギくらいしか植わっていない。ちょっと寂しい畑になってしまった。
お昼はカズコさんが持って来てくれたかぼちゃのすいとんをみんなでいただく。かぼちゃを蒸してマッシュして中力粉に混ぜて黄色いすいとんを作ってけんちん汁の中に入れてくれた。故郷岩手の郷土料理だそうだ。アツアツのお汁がとても美味しかった。
冬支度をしたと言っても、古民家の冬は極寒なので、これから春まで本当に長くて寒い時間が続く。体が縮こまってしまわないようにしっかりヨガを続けよう。今ある観葉植物もじき全部、室内でも凍ってダメになってしまうだろう。厨房に置いてあるさつまいもやヤーコン、菊芋などもそろそろ毛布でくるまないと。
それでも今日もみたいに晴れている日は西側の縁側に光がさんさんと降り注ぐので明るくて温かい。冬の西日のありがたさも古民家に来て初めてわかった。
今週は穏やかに晴れて温かな日が続いてほっとして心もゆるむ。冬の間、ミー介のベットは私の布団の中。

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November 28, 2013

Michael Jackson Live in Bucharest

この前、朝ヨガに行った時、マイちゃんといろいろな話をした。その時間がお互いにとって、その時、とても必要なことだったような気がする。マイちゃんとはヨガを教えてもらう先生と生徒の関係だが、心の深い所で繋がっているなあと折に触れて思う。
ヨガと料理。仕事の分野は違っても、目指しているものや大切にしたいと思うものが共通しているのだろう。ある時は私にとって、ある時はマイちゃんにとって、必要な言葉が相手という導管を通して天から降りてきているなあと感じることが多々ある。そういう人と一緒に過ごせるヨガタイムは私にとって至福の時間だ。
帰りがけになぜかマイちゃんがマイケル・ジャクソンのことを話した。あれだけ光のあたる場所にいた人だから、その分、闇の部分もきっと大きかったんじゃないかなと言って「見る度に私、号泣しちゃうの。よかったら見てみない?」と「Live in Bucharest 」 (92年)のDVDを貸してくれた。
正直なところマイケルジャクソンはヒット曲くらいしか知らないし、特別に興味のあるアーティストでもなかったので、DVDを楽しめるか疑問だったが、きっと何かあるのだろうなあと思って見せていただくことにした。
見ているうちにそのエンターティナーぶりに引き込まれて行った。会場では失神する人が続出。本当にすごいライブだった。そして終盤近くになって歌った「I'll Be there」ではマイケルの正直な気持ちが滲み出ていた。

人は僕に言う
男は誠実であるべきだと
足が立たない時にこそ歩くんだ
そして最後まで戦えと
でも僕もただの人間なんだ
みんなが僕を操ろうとする
まるで世界が
僕に役割を与えてでもいるかのように
僕はとっても混乱しています
示して下さいそこで見守って導いて下さると

エンターティナーとして光の中に君臨し、自分の意思を越えた所で歌い続けなければならなかったマイケルの哀しみが伝わってきた。
それでも「Heal The World」の中で「世界を治療しよう、よりよい場所にしよう 君と僕と そして全ての人類のために」と聴衆に語りかけるように歌う。この曲を作った1年後には「ヒールザワールド基金」を設立し、児童福祉のために基金を活用してきた(現在は別の団体)。
今まで何気なく聴き流してきた懐かしい「Heal The World」の歌詞を改めて読んでみると、マイケルは自分の命を削りながら音楽を通して、愛を持って世界を変えようとしていたのだなという気持ちが痛いほど伝わってきて、私も思わず泣いてしまった。
神さまから選ばれて、そういう役割を担う人は確かにいるのだなと思う。しみじみと心に残ったマイケルの歌。あまりにも生き急いでしまった彼の人生。幼い頃から歌い続け、富も名声もスターとしての地位も獲得し、完全燃焼してこの世を去ってしまった。
彼の行動に関しては様々な疑惑もささやかれ、今となっては真実はわからないけれど、少なくともこの曲を歌っている時のマイケルは世界に平和が訪れることを本気で祈っていたのだと信じたい。
お役目をまっとうし、最後には彼の願いが叶えられ、「優しく抱きかかえられ、一思いに連れていって」いただけたのだろう。
マイケルは歌う。

僕らが思い描いてきた夢が
やさしい顔で姿を現し
僕らがかつて信じた世界が
再び優雅に輝き出す
どうして僕らは生命を痛めつけ続けるのか
大地を傷つけることは魂の虐待に過ぎないのに
明らかなことさ
世界は神の愛で満ちあふれているんだ
僕らは空高くとぶ
永々の魂を手に入れよう
僕の心の中では君たちみんなが兄弟なんだ
恐れのない世界を築き
共に幸せの涙を流そう
世界の国々が剣を鍬に持ち換える様子を思い描こう
みんなきっと行けるさ
あらゆる生命に慈しみを持てば
ほんの小さな空間を見つけて
住みやすい場所にすれば


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*写真は先週行った初秋の南房総の山々

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November 27, 2013

ガーデンビオンの引き継ぎ

ビオンがオープンしてもうすぐ2年になる。最初からビオンは料理が好きなスタッフたちの楽しく働ける場所にしたかった。私自身は古民家中心に仕事をするので、ビオンからの利益は出なくてもトントンになれば続けていけるし、いずれは誰かやりたいと思う人に引き継いでもらえたらいいなと思っていた。
オープンが決まって以来、毎月1〜2回、スタッフミーティングを開いてきた。マニュアル人間になれず、料理の味付けも全て目分量でレシピを起こせない私が、スタッフにも風楽の味が出せるようにレシピを作ったり、複数のスタッフが入れ替わり仕事をしてもスムーズに運営できるように、ある程度のマニュアルを作ったりした。
そして2年。スタッフたちも力をつけ慣れてきたので、私なしでも運営できる体制になってきた。反面、終日2人工(にんく)の人件費をかけて経営することは採算的にかなり厳しい状況だということもわかってきた。私自身がビオンで仕事をすれば経営的には成り立つのだが、私があまり入らないとなるとどうにも2人分の人件費を捻出することができないのだ。これは私自身の事業計画の甘さだった。
いくらスタッフの働く場を作りたいと思って始めたとしても、少ない収入の中で赤字を抱えてまで持続させることはできないので、いろいろ考えた末、ビオンを譲渡することにした。と言っても風楽は風楽のままで表面上は何ら変わりなく、あくまで独立して経営してもらうという形を取るつもりだ。
具体的には経営者を今までビオンでがんばってきてくれたトモちゃんの名義に変更し、独立採算で経営してもらうことにしたのだ。経営者が実際に店に立ち、平日の人件費を一人工にすれば経営的には成り立つ。今まで風楽としてやってきた料理はそのまま継承し、少しずつガーデンビオン風楽としてのオリジナルな面も取り入れていく予定だ。
今日はビオンのスタッフがみんな集まって、今までのこととこれからのことを話し合った。ケーキや葛餅を食べながらお茶を飲み、スタッフの方からもいろいろな意見を出してもらった。これからはケーキやクッキーをスタッフが作ってカウンターで販売したり、料理教室を開催したり、トモちゃんを中心に新しい試みが始まっていくことだろう。
これは一つの区切りだけれども、決して終わりではないので、感慨深くてちょっぴり泣いてしまったけれど、決して別れが寂しいという涙ではなかった。
スタッフそれぞれがビオンで働けてよかったと言ってくれたのは本当に嬉しかった。そして料理という仕事の素晴らしさと楽しさ、奥深さを知り、もっともっとそれを極めていきたいと言ってくれたことも。
これからは私に判断を委ねるのではなく、トモちゃんが自分で経営のことも考え、オリジナルのガーデンビオン風楽を創っていってくれることと思う。もちろん風楽は風楽なので何かあった時の責任は最終的に私自身も追わなければならない。
仕事を一緒にするということは、ある意味、その間の人生を共に生きるということだ。ちょっとした行き違いやぶつかり合いもあったけれど、でもそれも一緒に仕事をしなければ味わうことのできなかった経験だ。大変だと思っていたことの中にも実は深い学びと気づきがあり、そのことを通して人は成長していく。むしろ自分の中の新しい自分を発見したり、変わっていく機会になったりもする。
何かわだかまりがあって、途切れてしまう人間関係ではなく、発展的解消であること、そしてその後も形を変えて交わりを続けていけるという一区切りをつけられてとても幸せだなあと思う。
甘いものをたっぷり食べたのに、いざお開きになったら「ご飯食べに行こう!」という声があがり、みんなで近くの台湾料理屋さんに夕食に行った。ビールを飲みながらワイワイとみんなで違うものを注文し、おなかいっぱい〜と言いつつがっつり食べた。
こんなにいいスタッフたちに巡り会い、一緒に楽しく仕事ができたこと。それだけでもビオンをオープンした意味がある。一つの区切りは一つの始まりだ。そして明日からもまた厨房で玄米を炊き、野菜を刻み、美味しいお食事をご用意させていただく毎日が続く・・・。
12月からはトモちゃんが経営者としてガーデンビオンを担っていきますので、今までどおりどうぞよろしくお願いします。


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November 25, 2013

ダライ・ラマ講演会へ

来日中のダライ・ラマ14世。全国を精力的に回っていらしたようだが、今日は今回来日の最後の講演。ヒロコさんに誘ってもらったので、一緒に会場となる両国国技館に行ってきた。
ダライ・ラマの本は今までも何冊か読んでいたが、チベット仏教だけでなく科学や自然、経済、芸術など本当に多方面にわたる知識をお持ちで、世界全体の平和を心から願っている方だという印象を持っていた。
今回も日本平にて祈りの祭典が開催され、キリストやイスラム教、神道や仏教などいくつもの宗派が集まり、共に心を一つにして世界平和に向けての祈ったという。
私自身は著作を通してダライ・ラマのメッセージを受け取り、尊敬しているけれど、今までは直接、講演を聞きに行ったことはなかった。
国技館に入る前はセキュリティチェックが行われ、ペットボトルなどの持ち込みは禁止、写真撮影も報道関係者のみ、終演後も法王が会場から出るまで参加者は退出しないよう指示があった。
今日のテーマは「日常の中で活かす仏教の智慧」。人は生きている限り、困難や苦しみに直面することがあるが、それをどう乗り越えて行ったらいいのか、ダライ・ラマからアドバイスがあった。
その基本にあるのは住んでいる国が違っても、信じる神が違っても、生活の仕方が違っても、この星に住む人はみな「人間家族」として同じ存在なのだという視点だ。
家族のうち誰かが苦しんでいたり生きづらさを抱えていたりしたら、その家族は幸せとは言えない。宮沢賢治の言葉ではないけれど、世界全体が幸福でない限り、個人の幸福はあり得ないという考え方だ。そして他人(他の家族)を思いやることが自分の幸せにつながっていく。
また苦しみについても仏教では因果応報と言われ、その苦しみの原因は自らが作り出したと考える。心の中に内なる平和があれば自ずと苦しみも消えていく。その内なる平和とは優しさと思いやり、そして祈りから生まれると話されていた。
またダライ・ラマはそもそも人は相互依存の関係なのだと言われていた。相互依存という人間関係自体、あまりいい関係ではないと思いがちだが、むしろ未熟な弱い人間同士だからこそ、助け合い支え合わなければならないという発想だ。互いの歩み寄りや相手の問題を自分の問題として共に解決していこうという思いやりの姿勢こそが大切なのだと話されていた。
3階席の一番上だったので、スクリーンを通して法王のお姿を拝見していたのだが、講演中も絶えず全体に目を行き届かせ、聴衆の反応を伺っていらっしゃるご様子だった。同席されていた高野山真言宗の僧侶の方はダライ・ラマのことを目配り・気配り・心配りのできる素晴らしい方だと言われていた。
会場からの質問についても少しでも多くの人とディスカッションしたいと法王ご自身が望まれたそうだ。時間がとても押していたけれど、一つ一つの質問に丁寧に的確にアドバイスされていた。
国際社会の中で様々な立場があり、政治的な配慮もあるので、普通の講演よりは警備面なども強化されていたけれど、純粋に一人の平和を願う僧侶として私はダライ・ラマは素晴らしい方だなと思った。英語で講演されたのだが、ワンセンテンスごとの通訳ではなく、かなり長い時間お話されてからの通訳だったので、正直なところ、話の途中でウトウトしてしまった時もあったが、聞きに行ってよかった。
人は誰も幸せになりたいと願う。当然、自分の回りにいる人たちも同様にそれを願っている。自分を同じように周りにいる人たちの幸せを願うことが、究極的には自分の幸せに繋がって行くのだというメッセージ。
これからの生き方の中で実践していきたいと思う。
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November 24, 2013

さつまいもタルト

今年、初めて作ったさつまいもタルト。古民家の畑で採れたさつまいもを使った。あまり甘くなくて色も薄いさつまいもで品種はわからない。さつまいもタルトのフィリングには蒸してマッシュしたさつまいもに甘く煮た紅玉とシナモンを加えるので、甘さが少ないさつまいもでも美味しいお菓子に変身できる。自分で採れた野菜で美味しいタルトが焼けるってすごく嬉しい。
今日は日中の仕事だけではなく夜もお食事のご予約が入ったので、夜まで仕事。夕方、ちょっとだけ抜け出して日本山妙法寺へ。昨日の法要の時に用意したおでんが残っているので、皆さんで食べて下さいと星庵さんからお声掛けがあり、大鍋持参でいただきに行ってきた。友達やスタッフ、娘などにも声をかけてみんなで分けた。夜のお食事のお客様にもお寺からですとお伝えして皆さんで食べていただき、お帰りの際はパックに詰めて持って帰っていただいた。お供えものは多くの人と分かち合った方が幸せになれる?らしい。
さつまいもだけでなく、柿、柚子、小豆、長ネギ、ルッコラ・・・野(庭)にある実りを採り入れて食卓を彩る。田舎ならではの味わいのある暮らし方だ。二十四節気の小雪を過ぎたこの季節。朝はすでにしっかりと霜が降り、古民家は早くも冷え込んでいる。また寒くて長い冬がやってくるのかと思うと、ちょっと憂鬱だけど、この寒さが干し柿を甘く乾燥させ、畑のほうれん草や大根をおいしく育ててくれるのだ。季節に合わせた自然の恵みをいただきながら、今年も元気に寒い冬を乗り切れますように!


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November 22, 2013

日本山妙法寺へ

星庵さんがお世話になっている日本山妙法寺の成田道場には空港を見下ろすように大きな仏舎利塔が建っている。その成田平和仏舎利塔の建立12周年の法要が明日行われることになっている。私は仕事なので、参加できないが、せめて少しでもお手伝いできたらと思い、2品ほどお料理を持って、夕方からお手伝いに行ってきた。
会場はすでにテントが建てられ、椅子も並べられており、もうすっかり外回りのセッティングができていた。私はお台所を手伝うつもりだったので、庵主さまに必要なことをお聞きして、冬瓜を煮たり、人参とピーマンできんぴらを作ったりした。
夕食は8時過ぎからだったが、庵主さまのお母様が故郷出雲から蕎麦を持って来て下さったので、それまで蕎麦を茹でる準備をしたり、上に乗せる油揚げや椎茸を煮含めたりした。
お上人さまたちがお風呂からお帰りになった頃を見計らって、蕎麦茹でを庵主さまのお母様と一緒に始めた。大勢の方に一度にお出しするので、あらかじめ茹でておいて、それを一人分ずつさっと湯通しして温め、どんぶりに入れ熱々の麺つゆをかけ、具を乗せていった。
そして全員にお蕎麦が行き渡ったところで私も席について皆さんと一緒にお食事させていただいた。明日も本当は法要に参加したいのだが、店が抜けられないので、夜のお食事のお手伝いと片付けだけして帰ってきた。
日本山妙法寺は平和をテーマに原発、戦争、基地問題などに異議を申し立て、日本(世界)各地を歩き、太鼓を叩き、何妙法蓮華経と念仏を唱え続けている。その活動は地道だが、袈裟を来て現場に出向き念仏を唱え太鼓を叩いているので、その祈りの姿が多くの人たちの目に自ずと触れることになる。
私(たち)にできないことを代わりにやって下さっている方たちがいるのだなと思う。それは本当にありがたいことだ。
明日の法要、滞りなく終わりますよううに。

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November 21, 2013

自分のためのご飯

今日のお休みは久しぶりにどこにも出かける予定がなかった。生活クラブ生協の本選びの会の本がたまってしまったので、とにかく今日は一日家にいて本を読む日にしようと決めた。本は大好きなのに昔に比べてめっきり本を読むスピードが落ちてしまった。目がついていかないのだ。いよいよ字が見えなくなってきたので老眼鏡も作った。それでも若い頃のように一晩中、本を読みふけるということはできなくなった。ページを開いているうちにいつのまにか居眠り・・・で、読みたい本はたまるばかりだ。
今日は珍しくお昼ご飯を作った。自分のためだけにわざわざ雑穀ご飯を炊いた。最後のゴーヤでチャンプルーを作った。私は人に料理を作って食べていただくことは好きだけど、一人でいると全く作ることに無頓着になってしまう。
でも今日は昼前に佐藤初女さんの本を読んでいたので、改めて自分のために食事を作ってみたくなった。
初女さんは青森の岩木山に宿泊施設「森のイスキア」主宰のシスターだ。訪れた人たちの悩みや生き苦しさに耳を傾け、美味しいご飯と共にいつも温かく迎え入れている。その活動は龍村仁監督のドキュメンタリー映画「地球交響曲第二番」でも紹介された。
初女さんのおむすびを一口食べて、自殺しようと青森までやってきた人が涙を流し思い留まったこともあるという。映画で初女さんのことを知って、講演会に2回ほど行った。とても感銘を受け風楽にも来ていただけたらとお手紙を書き2年近く待った。
店を移転する前の年、ようやく念願かなって初女さんを店にお迎えすることができた。講演だけではなくおむすびも目の前で握っていただいた。初女さんのおむすびはほっこりとしていて温かくとても美味しかった。
当たり前のことを当たり前に丁寧に謙虚にやっていらっしゃる方だった。初女さんは優しく慈愛に満ちていた。そんな初女さんも90歳になられた。今もイスキアの活動の他、著作や講演活動などを行っていらっしゃるそうだ。

「素材そのものを<いのち>としてとらえるか、ただの物としてとらえるかによって味が違ってくるものです。私はいのちとしてとらえ、それを生かすためにどんな調理が合うか考えます」
「ゆがいている野菜が、すきとおったとき。そのいのちが私たちのからだに入るための準備ができたという合図です」
「かいこが蛹(さなぎ)になるときは透明になる。セミやザリガニも脱皮するとき透明になる。生き物はいのちの移しかえのときに透明になるのです。ある陶芸家の方は、いい状態のお窯の中では陶器は透明になっていると言っていました。それは人間にも言えると思うから、透明になれるよう生活したいと思いますね。人間の場合は一度きりではなく、くり返し成長していくんです」

『あなたにとって祈りとはなんですか?」と尋ねられたことがあります。わたしはすぐに「生活です」と答えました。ある時間に限って静かに座ってささげることだけが、祈りなのではなく、私たちが生きて動いていることのすべてが、祈りに通じているのではないでしょうか』

毎日の暮らしを丁寧に紡いでいくこと。その何気ない暮らしの中に祈りがある。人は弱い生き物だから普通の生活の中で自分がぶれることなく、変わらない思いで祈り続けていくことはとても難しい。でもそれを淡々と気負わず当たり前のこととして続けていらっしゃる初女さんの生き方は教えていただくことばかりだ。大切なことは日々の暮らし。感謝の気持ちを忘れず丁寧に暮らしていきたいと心から思う。

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November 20, 2013

市場のお魚教室

成田市公設地方卸売市場の水産棟でお魚教室があったので、参加してきた。初めて参加したのだが、もう7回目になるそうだ。参加者も意外と多くて驚いた。
市場の鮮魚売り場で魚をさばくプロの方から魚のさばき方を教えていただき、自分でさばいた魚を刺身にしてお昼をいただくという内容だ。
最初は参加者の前でイカと鯵と鰹をプロの方がさばくのを見学。手際よくすいすいと下ろして行くので、あまりお手本にはならなかったけれど、デモンストレーションをわかりやすくするためにかなりゆっくりやって下さったそうだ。
その後は班に分かれて一人一人実習。イカも鯵も一人一尾ずつ。イカは特に問題ないし鯵もまあまあ。でも鰹となると大きすぎてうまくできない。1班(4人)で半身なので、実際はかなりの量がとれるのだが、意外と少量になってしまった。
お昼はご飯と一緒にそのお刺身をいただいたのだが、衛生上の問題があるのでお持ち帰りは禁止という決まりになっていた。いくらおろし方が下手で鰹の量が少なくなってしまったと言っても、とても4人で食べきれる量ではなく、大量に残ってしまった。片付けの時はまだ食べられる残ったお刺身を泣く泣くゴミ袋へ。私は食べるものを捨てられない性分なので、本当にもったいなくて、申し訳なかったが仕方ない。
プロの方の魚のさばき方を目の前で見せていただいてとても参考になったけれど、自分では大物の魚は難しそう。でも刺身は柵で買うよりも自分でさばいた方が鮮度もいいし美味しいので、これから時々は挑戦してみようかな。
とても面白い企画で楽しかった。
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November 19, 2013

パン教室〜アップルリング〜

今日のパン教室は旬のリンゴを使ったアップルリング(形はリング状ではないけれど)。白神こだま酵母で生地を仕込んだのだが、皆さんがしっかりと捏ねてくれたせいか、とてもふわっと柔らかいソフトタッチのパンに仕上がった。生地の中に皮ごと煮たリンゴを入れてアイシングをしたので、本当にお店で売っているようなアップルリングに焼き上がった。
ランチ用には甘くないプレーンのパンも用意し、お持ち帰り用は形が崩れないようにパウンド型に入れて焼いた。
今日のパン教室のランチはつる首かぼちゃのスープを作った。昨年も同じ時期に作ったのだが、今回もまた皆さんに大好評。生クリームも使っていないのに、ただかぼちゃとミルクだけで本当にクリーミイな美味しいスープができるのだ。
パン教室の後は楽健法の足踏み会。パン教室が終わって休憩なしでそのまますぐに楽健法が始まるので、バタバタと忙しいけれど、その後は私も一緒に参加して踏んだり踏まれたりするので、体にとってはとてもいい時間だ。特に今日は親友のアヤコさんが初めて参加してくれたので、気心の知れた者同士、一緒に組んで踏み合いっこ。おしゃべりしながら楽しかった。
たださすがに11月も半ばに入ると、毛布を用意したけれど、寝て踏んでもらっている方はちょっと寒くなってくる。いよいよ寒い寒い古民家の冬の季節が始まる。
*来月のパン教室は日程に変更があって、第三週ではなく四週の24日(火)になります。クリスマスイブ当日ですが、その日に食べられるクグロフを焼きます。
なお楽健法は予定どおり17日(火)1時半から4時半まで。その後、5時半からは満月瞑想会(終了後は一品持ち寄りの忘年会)となっています。お時間のある方はぜひお出かけ下さいね!

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November 18, 2013

満月瞑想会

今夜はとても美しい満月の夜。瞑想会も美しい月明かりの中でとても和やかで温かい時間になった。ちょっと疲れ気味?だった大橋住職。それがかえってよかったのか?いい意味で肩の力が抜けている感じがした。
今回は初めて始まる前に清浄体操という真言宗智山派で行われている月輪観前の体ほぐしを行った。ヨガのポーズを応用したもので、吸う吐くをくり返しながらいくつか伸ばしのポーズを入れていく。
その後は阿息観と言って半跏坐になりながら、一人一人が声を出し、「あー」とくり返し唱えていった。時々、みんなの声と声が触れ合って心地よい響きになったり、離れていったり・・・声を出しているのに不思議と心が落ちついていく。
月輪観ではいつもご本尊の月を心にいただき、そこから月を広げていくことをイメージしながら瞑想するのだが、今回はその方法を意識せずにやるよう住職から提案があった。それが功を奏したのか、シェアタイムの時の皆さんの感想がとても面白かった。
毎回参加する人たちも増えてきて場が成熟したせいか、瞑想会自体がとても落ち着いた雰囲気になっていたように思う。そして何より、一人一人が確実に精神面で成長している。
呼吸を見つめること、心を安定させること・・・そして自らのお役目をきちんと意識しながら生きるようになった時、人はどう変化していくのだろうか。人が成長していく姿を見られるのはとても嬉しいことだ。
私自身は「場を創る」ということをずっと意識してきたのだけれど、もはや自分の力でどうこうするというのではなく、場の力が自然に働き、新陳代謝を繰り返しながら、いつのまにかいい場ができるようになってきたのだなと思う。
その中で一人一人が何かを感じ、何かを見つけて、また真っ新な気持ちで日常に戻っていくことができたら・・・こんなに嬉しいことはない。
途中で来て下さった日本山妙法寺の庵主さまが大橋住職と一緒に観音経をジャンベに合わせて唱えた。真言宗と日蓮宗。宗派を越えて、それぞれの声が重なってとても素敵なお経のセッション?を聴かせていただいた。最後は僧侶の修行中のノリちゃんやユウキ君と大橋住職で光明真言を唱和。私も好きなご真言なので一緒に声を出して唱えていたら、この場で皆さんと集うことのできるご縁のありがたさがひしひしと伝わってきた。
言霊の力で古民家がますます浄化され、素晴らしい場所になっていく・・・瞑想会は私にとっても、ありがたい場なのだなと改めて思った。
*12月の瞑想会は17日火曜日です。年内最後なので一品持ち寄りで忘年会を行います。歌ったり食べたり飲んだり・・・瞑想会の後は楽しい時間をご一緒しましょう!初めての方もぜひどうぞ!

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November 17, 2013

手打ち蕎麦を楽しむ会

お手伝いに来てくれているカズコさんの手元に使わない蕎麦粉があるので、蕎麦打ちを趣味でやっている星庵さんに蕎麦を打ってもらうことにした。せっかくやるなら芝山の蕎麦打ちの会で活動している毛利さんもお呼びして、目の前で打っていただき、おつまみも作ってみんなで美味しく食べようということになった。こういう話はトントン拍子に決まり、昨日、お店が終わってから全部で8人が集まって手打ち蕎麦を楽しむ会を開催。
実は古民家に引っ越したお祝いに友達が「絶対に蕎麦打ちをやりたくなるから」と言って、大きな蕎麦打ち台とのばし棒をプレゼントしてくれたのだ。でも私は蕎麦を打たないので、この4年間、一度も出番がなかった。
しかも古いもの好きの私が骨董品屋さんで買った大きな古いこね鉢まで揃っているのだが、ディスプレイ用に使っているだけで、肝心の蕎麦粉を入れたことが一度もないのだ。こね鉢の中には積もり積もった汚れがたまり、洗っても洗っても中々キレイにならなかった。水気を拭く時、布巾が真っ黒になってしまうほど。でも何とか使える状態になり、その子たちがようやく日の目を見る日がやってきた。
カズコさんは天ぷら係。そばつゆは星庵さん、1キロずつ蕎麦を打つ人は星庵さんと毛利さん。なぜか私は何もせず食べるだけの係?でいいということになった。
最初に打った蕎麦は蕎麦粉がちょっと時間がたっているものらしかった。そのせいで中々まとまりにくかったけれど、毛利さんが時間をかけて水分を入れていった。角出しも肉分けもとても美しいものだった。
その後は星庵さんが新蕎麦粉を使って打ってくれたが、こちらもまたとても丁寧な打ち方だった。
天ぷらと蕎麦が一度に全員分は出来上がらないので、少しずつ食べられる人から食べていくことにしたのだが、何と私は一番最初に大橋住職と一緒に茹でたてをいただいてしまった。とても美味しい蕎麦だった。秋の酵素を入れて作った星庵さんの蕎麦つゆも最高に美味しかった。
最後はみんな揃ってわいわいしゃべりながら、揚げたての天ぷらをつつき、打ちたて茹でたての蕎麦をズルズルとかき込み、寺田本家の五人娘を飲み、美味しく楽しい夜が過ぎていった。
でもせっかちな私はこんなにじっくり時間をかけて蕎麦を打つことなどできそうもないので、やっぱり蕎麦は食べるだけの係がいいかな。打ってくれる人がいたら、仲間うちでこんなに楽しく手軽に美味しい蕎麦が食べられるので、これからも時々蕎麦打ちの会を計画する係になろうっと。

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November 15, 2013

料理教室〜マクロビのお正月料理

今日の料理教室はマクロ仕様のクリスマスとお正月のお料理。メニューはクリスマスカラーのキッシュと、お節料理の中で卵を使わない伊達巻き、それぞれ煮て最後に一緒に合わせて作った大豆タンパク入りのお煮しめ、ごぼうとアマランサスの昆布巻き。
クリスマスとお節料理なので、いつもの料理教室に比べて作業量が多かった。お煮しめは材料をそれぞれ別々に煮たので、使う鍋の量も多く、材料を切ったり煮たりと時間がかかってしまった。
伊達巻きは卵や魚などを使わずかぼちゃで黄色い色を出し、豆腐や山芋などを加えた種を天板に流し入れて焼いたもの。言われないと本物の伊達巻きみたい!?という声もあったほどだ。
正直なところ昆布巻きは一日では中々味が染みないので、短時間で仕込んだものはちょっと味が薄かったけれど、昆布もごぼうも柔らかく煮えていた。でもより美味しく召し上がっていただくために、お持ち帰り用の昆布巻きはお家でもう一度煮て味を含ませて下さいとお願いした。
ママと一緒に参加した4歳のボクはキッシュ作りにも挑戦。タルトの生地ををキッシュの型に小さな手で一生懸命伸ばしている姿が可愛らしかった。
そして昆布巻きと伊達巻きをとても気に入ってバクバクとおかわりして食べてくれた。4歳児が昆布巻きをむしゃむしゃ食べている姿ってかなり珍しいかも?!
今日はこの料理教室の準備をしている最中に、ジュンコさんが渋柿を持ってきてくれたので、営業時間中にいきなり厨房では干し柿作りまで始まってしまった。ふらりと来てくれたカズコさんが次々と皮むきを手伝ってくれたので何とか全部吊るし終えたけれど、厨房は大忙し。あっという間に終わってしまった忙しい一日だった。
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November 12, 2013

芋掘り〜漆喰塗り〜焚き火

肉体労働の一日だった。お休みの今日、朝ヨガから帰ったらまず芋掘りをすることにした。今年は娘の出産があったので、夏以降、畑は水もやらず草取りもできず、ほおりっぱなしになってしまった。さつま芋も草ぼうぼう。
植え付け自体も遅かったので、苗屋さんで買ったさつま芋の苗は最後に残っていた1束。葉っぱは枯れ、かなりしおれていたが、もう選択の余地がなかった。植えてからもかなり長い間、元気がなかった。そのうち草取りが追いつかなくなり、葉っぱが虫に食われてレース状になってしまった。
秋になっても葉が増えなかったので、これはもう収穫できないなとすっかり諦めていたのだが、遅ればせながら試しに苗の根っこを掘ってみたら、大きなお芋が育っていたのでビックリ。色白であまり美味しそうには見えないけれど、せっかく実ったものなので、全て掘りあげることにした。
さつま芋は毎年作っているけれど、今年は一番収量が少なくて全部で30キロほど。年内に使い切ってしまいそうだ。
さつま芋を掘っていたら、突然、カズコさんが来た。家にあった漆喰が残っているのでキッチンの壁を塗りに来てくれたのだ。私が芋掘りをしている間、一人でキッチンで左官工をしていた。私は芋掘りが終わってから参加。宗吾霊堂前の店の時は下地にラスボードを貼付けて土壁を塗ったのを思い出したので、何も下地なしで漆喰が落ちないかなと心配だったけれど、ダメならダメでいいかとざっくり塗っていった。
表面を平らに伸ばさず、わざと凹凸をつけて表情を出した。厚めに塗った所にシーガラスを貼りつけたら可愛くなった。いずれにしても土台の壁が薄いベニア板一枚、しかもグラグラした状態なので、いずれどっさりと壁ごと落ちてしまいそうだけれど、余った漆喰をいただいて塗ったのだから、まあいいか。
最後は庭にある壊れた木の椅子や桐ダンスを庭に集めて焚き火。その中に中華鍋をくべると周囲の油が燃えてスッキリとキレイになるよとカズコさんに教えてもらった。ほんのちょっとの焚き火でいいのに、せっかくやるならあれこれ燃やそうと、私が片っ端から燃えるものを火の中に投げていくので、最後にはキャンプファイヤーのような焚き火になってしまった。「私たちがやるとワイルドになるねえ〜」と笑いなががら暮れ行く空の下、久しぶりに外で火を焚いたので、その温かさや美しさに二人で感動していた。
焚き火の火がすっかり落ちて、真っ暗になってから買い物へ。帰ってきたら8時過ぎ。本当に一日中、よく働いた。野良仕事は気持ちいい。カズコさんも「ああ面白い一日だった〜」と笑いながら帰って行った。
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November 09, 2013

今日のニ品

朝日新聞の土曜版のお料理コーナーに料理研究家のウー・ウエンさんのレシピが載っていた。レンコンと柿の甘酢あえ。
柿の季節は柿なますをよく作る。でもこのレシピ、合わせ酢の調味料がちょっと不思議な組み合わせ。だいたいレシピを見れば味は想像できるのだけれど、甘酢あえなのに使う調味料は黒酢、ハチミツ、塩、しょうがのすりおろし、酒、ごま油だって。中華風の柿なます?ってちょっと味が想像できない。
朝、ふらりとお手伝いに来てくれたカズコさんにも「見て見てこのレシピ。簡単に作れるんだけど、どんな味なんだろうね」なんて言いながら記事を見せた。ちょうど柿もレンコンも黒酢もあったのでさっそくレシピどおりに作って見ようということになった。
出来上がりは私が作るいわゆる柿なますとは全く違う味。むしろ生姜の香りが強い薬膳のような一品だった。このレシピの味を確かめたかったので、最初は作ったけれど、味見してから、さらにここにクコの実とアーモンドスライスを加えることにした。そうしたら、より美味しくなった。ちょっとしたおつまみみたいだ。
家の夜用のご飯には秋刀魚が安くなってきたので、大量に買った秋刀魚を筒切りにして梅煮に。秋刀魚や鰯がたくさん手に入った時はいつも作る定番のお惣菜。梅を入れることによって青魚の生臭さが消えるし、何より日持ちするし骨まで食べられて美味しくなるのだ。そして栄養満点!
今日はさらに堀りたての大根もその煮汁でコトコトと煮て、最後に秋刀魚と合わせた。立冬だけど、まだまだ気持ちは秋。熱々の大根をふーふー言いながら食べるのって寒い季節ならではの食卓だ。旬の秋(初冬)を楽しむ美味しい二品が今日の晩ご飯。
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November 06, 2013

晩秋の日光へ

朝晩はめっきり冷え込むようになり、いよいよ秋も深まってきた。千葉県の紅葉はまだ先だけど、日光は11月3〜4日の連休が紅葉の最後の見頃だと新聞でも紹介されていた。
今年は東照宮にお参りしたかったので、ギリギリになってしまったけれど、紅葉に合わせて日光まで行ってきた。鬼怒川や那須などに下道から行く時、近くをよく通るのだが、東照宮はお参りすると時間がかかるので、いつも素通りしていた。
久しぶりの東照宮は紅葉シーズンだけあって平日と言えどもたくさんの参拝客にあふれていた。家康の墓所となる奥宮への階段は長蛇の列。記憶の中にうっすら残っていた眠り猫や三猿、薬師堂の鳴龍などを見ながら、改めて東照宮には動物たちもたくさん祀られているのだなと思った。江戸時代は庶民が生き生きと過ごし、様々な文化が生まれた平和な時代だったので、そんな時代背景を象徴しているのかもしれない。
秋の日はつるべ落とし。日が落ちるのが早いので、お昼も食べずに日のあるうちにいろは坂を通って中禅寺湖へ。いろは坂はいろはの「い」から最後の「ん」までの48カーブ。曲がる度に表情を変える山の景色が楽しめた。最初はスムーズに走れたけれど、最後はやはり渋滞していた。
随分と葉が落ち丸裸になっていた木もあったけれど、傾いた太陽の光に照らされた山々は色とりどりに美しかった。日光の紅葉は雄大というのではないけれど、とにかく色が多彩で細やかだ。
寒いかと思って上着の他にカシミアの大判ストールを持って行ったけれど、日中はほとんど使わず終い。風もなく穏やかな一日だった。いろは坂を下り、中禅寺湖のほとりに着いた時はちょうど日が落ちかけており、日の名残りが湖面に映ってとてもキレイだった。
最後に立ち寄ったのは華厳の滝。前に来た時は華厳の滝の水量が減って随分寂しい流れになっていたのだが、今年は雨が多いので滝つぼの水量もたっぷり。とても迫力のある美しい華厳の滝を見ることができた。マイナスイオンもたっぷり浴びられた。
やっぱり秋は一番好きな季節だ。大自然の中で様々な表情に変化していく木々の色はとても素敵でいくらレンズを向けても、肉眼で見た以上に美しくは写せない。今年の紅葉、あと何回見に行けるかな。

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November 04, 2013

太陽の市 出店

昨日は太陽の市に出店してきた。前日は雨が降ってきたけれど、お祭りの当日はまぶしいほどの快晴!毎年のように太陽の市では前日の天気が悪く、いっとき開催を危ぶまれるのだけれど、実行委員の方たちのパワーで?当日はピカピカのお天気に恵まれる。
今年で4回目になるオーガニックライフマーケット。すっかり「太陽の市」という名前も地元に浸透し皆さんから愛されるお祭りになってきた。
「ネイチャーからのギフトを愛として受けとり分かちあう市」として地域の無農薬・無化学肥料の野菜、オーガニックのお食事、ヒーリング、ボディワーク、手作り市など、多様な出店者たちが参加。
「平和のタネを撒きましょう」を相言葉に子供から大人までワークショップやトークライブ、ステージ演奏、遊びの広場などたくさんのプログラムが用意されている。
会場である富里の新木戸大銀杏公園は芝生の広々とした公園だ。会場が開放的でとても広いので、たくさんの方に来ていただいても、ゆったりできる。会場の一角には祭りのシンボルである手作りのティピーが設営され、国道を通る車の車窓にも祭りのバイブレーションが伝わっていきそうだ。
風楽からはパウンドケーキや豆腐と酒粕のマフィン、麻の実スコーン、豆腐とごぼうのキッシュ、おからと酒粕のケーキ、おからケーキ、バナナケーキなど、マクロスィーツ、ノンマクロスィーツとそれぞれのお菓子を焼いた。
お食事の方はイベントの時だけ作る風楽のオリジナル玄米ライスサラダと青大豆とひじきの玄米ご飯をご用意。今回はそれほどたくさんの量を作っていかなかったせいか、1時前には完売してしまった。
たくさんのお客様や友達に会えて、会場のあちこちで楽しい再会とおしゃべりに花が咲く。地元のお祭りってこれが面白いのだ。
最後はおかげさま農場の高柳さんや大橋住職が参加しているバンド「The 空」がステージ演奏をする中、子供たちが作った種神輿が会場を周遊。
この子たちが大地を耕し汗を流す喜びを知っている人に育ってくれますようにそしてこの子たちが大きくなった時にも瑞穂の国、日本に変わることなく豊かな作物の実りがありますように。


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November 01, 2013

朝焼け

今日から11月。朝、起きるのもだんだん寒くなってきた。朝は吐く息も白い。ストーブやホットカーペットも出していよいよ冬支度。今朝はヨガに行くため6時頃に起きた。庭を見たら霧がかかっていた。その中で東側の空がほの明るく染まっており、朝一番の太陽が昇り始める時間だった。灰色だった霧の空が少しずつ茜色に染まり、あたりがその光に満ちて朝になっていった。朝陽が周りの木や竹林まで明るい色に染めていく。その美しさに思わず見とれ、しばし寒い縁側に佇んでしまった。
この古民家は家にいながら朝陽と夕陽が両方共眺められる。おかげで東と西がはっきりとわかる。月が上ってくるのもはっきりと見える。自然の光景や季節の移ろいを家に居ながらにして感じられるなんて恵まれているなあと思う。
冬の空気はピンと張りつめているけれど、とても澄んでいる。そんな空気の中で刻々と変化していく東雲の時間は特に美しい。いつも古民家で見慣れている風景なのだけれど、幻想的な時間だった。美しい朝陽が見られた朝はその日一日、何かいいことがありそうな気がする。光に満ちていればいつでも人は幸せになれる。
週2回、朝7時からヨガに行っている。仕事がある日は時間的に無理かなと思っていたけれど、帰ってから体がシャキッとしているので、そのまますぐに仕事に取りかかれる。いつまでも布団の中でゴロゴロしているよりは出かけてしまった方がいいようだ。
3日は太陽の市。私にとっては今年最後のイベント出店になる。イベントが続いた秋だが、今回で一段落。会場が広いのでごちゃごちゃ感がなくてのんびりと楽しめる。何より地元で開催されるオーガニック系のお祭りは行くのも近いし、お客様や知り合いにもたくさん会えるので面白い。今日からすこしずつ日持ちする焼き菓子を作り始めた。今日はお客様が少なかったので、合間にカレーやスープ、パンなども仕込むことができ、夕方まで集中して仕事ができた。
3日、晴れますように!

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