天のしずく上映会
今日はgreen birds cafe主催の映画会で「天のしずく」を上映した。2月の上映会の時、あいにくの雪で延期にしたため一ヶ月遅れの開催となった。
料理研究家の辰巳芳子さんのいのちのスープをめぐるドキュメンタリー作品。四季折々の作物の実りが丁寧に撮影されており、何度見ても、その映像の美しさや辰巳さんが発する言葉一言一言に感銘を受ける。
つくづく四季のある日本という風土が私たち日本人を育ててくれたのだなと思う。そしてこの土地で育まれた米や大豆など、豊かな実りから生まれた食文化は世界に誇れるものだ。こういう作品を皆さんと一緒に見られてとても嬉しい。
明後日のお蔵フェスタに向けての準備もあるので、今日は朝から定食の支度をしながら焼き菓子を焼き、上映会の後にお出しするスープやおむすびを作ったり・・・と仕事が山積みだった。
今日のスープは映画の中でも登場するポタージュ・ボン・ファム。じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、セロリで作ったスープだ。辰巳さんのレシピでは鶏のブイヨンや牛乳を使うのだが、ブイヨンは使わず、牛乳の代わりに豆乳を使った。写真は鍋の中で野菜たちをじっくりと炒めているところ。
温める時は濃厚で鍋の下が焦げてしまうので、下にお湯を張って湯せんにして温めた。ちょっとセロリの量が多かったけれど、優しい味の美味しいスープだった。
でも改めて映画の中でスープを作っている時の辰巳さんの動きを見て、もっともっと丁寧に作らなければと思った。
終わった後、自己紹介をしながら映画の感想などを話す交流会を行ったが、農業や緑の党のことなど、いろいろな話が出て来た。もっとじっくりとお話したかったけれど時間が遅かったので、それ以上、話し込めなかったのがちょっと残念だった。
同じ内容で、子育て中のママさんたちにも見てもらえるよう、28日(金)の午前中にも子供たちを遊ばせながらの上映会を企画することにした。次回はマフィンとスープを食べながら食育や食べものについて一緒にお話できたらと思う。
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