April 30, 2014
今日は曼荼羅アートワークショップの日。GWの真っ只中に日程を決めたせいか、風楽で行うのは3回目となるが、今回は参加人数が少なくて全部で3人。それでもあかねさんは快く来て下さり、「少ない方がのんびりできていいのよ」と言って下さった。
娘も参加したので、私は謙心の子守り専門で作品は作れなかったけれど、遠くから皆さんの制作風景を見ながら楽しませていただいた。確かに人数が少ないと教えるのも言葉が行き届くせいか、思いのほか集中し、一つ目の作品が早く仕上がった。時間が余ったので、全員、二つ目の作品に着手。それでも12時半過ぎにはランチタイムを取ることができた。
今回は皆さん、とても上手でどれもキレイに仕上がっていた。あいにくの雨ということもあったけれど、世の中が大型連休でざわつく中、古民家にはうってかわって静かな時間が流れていたように思う。そして出来上がった作品はやっぱりその人らしいものに仕上がっており、作品の名前(テーマ)が曼荼羅のイメージを通して伝わってきた。
雨音や木々の間を吹き抜ける風の音を聞きながら、みーすけは皆さんと一緒にのんびり座敷で昼寝をし、謙心がハイハイしながら時折、小さな笑い声をあげている。そんな時間がパステルの優しい色に染まって、小さくて温かな世界が広がっていく・・・。
昨日は一日中、店をやりながら早朝から夜まで GWに向けての仕込みに追われて相当忙しかった。だから連休の谷間に仕事を越えて、こういう時間があるとほっとする。いい一日だったなあ・・・。





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April 28, 2014
美味しいパスタ2種類、スープとサラダ、カナッペ・・・どこのイタリアンかと思いきや、これみ〜んな息子が作ってくれたディナー。
もうすぐ結婚する下の息子と彼女が新居でお披露目の会を開いてくれた。彼女は昔から知っているとても可愛らしい妖精のような女の子。小さくて古い公団住宅だけど、全部リフォームしてもらったので、かなり室内はキレイで、2人で住むには充分な広さだ。
何かおかずを持っていこうかと聞いたけれど、全部、用意するから何もいらないと言われた。それで娘はケーキを、私は観葉植物を持って夕方からおよばれに。
一緒に暮らしていた頃はとにかく食べたら食べっぱなし、片付けも一切しないし、何一つ料理なんてしなかったのに、やはり可愛い彼女のためならがんばれるのかな。お部屋の中もそれなりに片付いていた((いつまで持つことやら・・・?)
食事はドライトマトやアンチョビ、バルサミコ酢など、慣れない素材を買って、息子が腕をふるって作ったイタリアン。嬉しかったなあ。
何しろ息子が作った料理なんて、食べたのは初めて。娘と一緒に超感激してしまった。しかも美味しい!
この日のためにわざわざ五人分のスープ皿やグラスやトレイを買いに行ってきたそうだ。
しばらくは共働きなので、家事は仲良く協力し合ってやっていくんだよと、娘と二人で息子に言い聞かせた。
やっぱり一人でいるよりも好きな人と一緒に暮らして幸せになってほしいなと心から思う。
本当に美味しくてお腹いっぱいになった。でも一番のご馳走は、子供たちがそれぞれ良き伴侶を見つけて仲良く楽しそうに暮らしている姿を見られることだ。子供が成長し巣立っていくのを見届けられたらホントに一安心!
長い人生には大変なことも多いかと思うけれど、二人で協力し合って乗りきっていって欲しい。幸せにね〜!

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April 27, 2014
茨城にあるひたちなか海浜公園のネモフィラを見に行ってきた。昨年、一昨年と続けて満開の時期に合わせて見に行っているが、何度見ても、丘の斜面いっぱいに咲いているネモフィラを見ると感動する。ネモフィラが植えられているのは「見晴らしの丘」の斜面だけ。でもその丘が視界に飛び込んでくると、一瞬、ここは富良野や美瑛のラベンダー畑?と錯覚しそうになるほど。菜の花の黄色とネモフィラの薄いブルーで自然が織りなす素敵なカーペットができており、その向こうには太平洋が広がっている。
私はアメリカンブルーやネモフィラのような小さくて可憐な青い花が大好き。関東周辺でネモフィラがこんなにたくさん咲いている場所を私は他に知らない(知っている方がいらしたら教えて下さい!)。
特に今の時期はチューリップも咲いているので、様々な種類の色とりどりのチューリップも合わせて楽しめる。 とにかく駐車場が広いので止める場所によってはかなり歩くことになるけれど、ゆっくり歩きながら見に行くだけの価値は絶対にあると思う。
GWは各地からたくさんの人が訪れ、年々、人気のスポットになってきたので、混雑は避けられないけれど、
早い所では昨日から大型連休が始まっている。昨日も忙しかったけれど、今日はそれに輪をかけて大忙し!ヨウコさんと二人なのでおかずがなくなっても、作り足す時間が取れないので朝からたっぷり仕込んでおいた。にも関わらず玄米もおかずもすっかりなくなってしまった。カレーもスープもキッシュもケーキも・・・・連休を前にしてほとんどストックがない。明日の夕方から大量に仕込みをしなければ。
大忙しだったけれど、朝からウグイスやたくさんの野鳥たちのさえずりがずっと聞こえていて、キラキラとした明るい光が縁側に射し込んでいた。座敷には一日中、そよそよとした風が通り抜け、一年の中で古民家が一番、気持ちよく過ごせる季節になってきた。
しばらく忙しい日が続くけれど、長丁場なので疲れがたまらないように気をつけながらがんばって美味しいご飯をたくさん作ろうっと。
GWは暦通り営業していますので、お時間がある方、古民家までぜひお出かけ下さいね!




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April 24, 2014
新宿で生活クラブの本選びの会の会議があったので、その後、六本木に出て東京ミッドタウンの21DESIGN SIGHTで開催中の「コメ展」を見てきた。
日本人にとって米は欠かせないもの。宮沢賢治は「春と修羅」におさめられている詩「和風は河谷いっぱいに吹く」の中で「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」とその本質を表現しているように、米は命と風土、そして日本の文化の根幹のなしているものだ。
米の良さをデザイン的な角度からも見直そうと米のもつ様々な表情が展示されている異色の企画展。米の生育過程を紹介するだけでなく、稲穂や谷津田が広がる里山の風景写真、稲藁で作られた数々のしめ縄や農耕に関わる道具の展示、酒米と日本酒など、自由にあらゆる方面から米と日本人の関係を探っている。
面白かったのは中で常時上映されている「白姓」というコメびとたちを取材した40分のオムニバス作品だ。百の仕事をする「百姓」の百に一つ足りない「白」という字を取って「白姓」。映像の中に登場する男性の言葉がそのままタイトルにつけられた。
稲作だけでなく、天候を予測したり、農耕の道具や小屋を作ったり、水路や道の管理をしたりお百姓さんの仕事は実に多岐にわたる。作品の中にはおかげさま農場の高柳さんや寺田本家の寺田優君も登場している。自分の地域でよく知っている人が大都会の真ん中で開催されている企画展の中で紹介されているってなんだか嬉しい。
企画そのものが佐藤卓と竹村真一ディレクションによる「TheArtofRice」なので、デザイン的な志向がかなり優先されており、稲作の持つ地道で気の長い農耕仕事の大変さや土臭さが消されてしまっているような気がしたけれど、コメの計り知れない魅力や可能性は充分に伝わってくる。
一杯のお茶碗には3束分の稲穂3000粒が美味しい「ごはん」となってよそわれていると言う。その一杯をいただけることに感謝しながら、いつまでも日本が瑞穂の国でありますようにと願うばかりだ。
今週末26日には2時から高柳さんのトークライブも会場で予定されています。お時間のある方ぜひお出かけになって下さいね!




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April 22, 2014
今日はパン教室。毎年春に恒例の旬のいちごから酵母を起こすパン作り。いつも来て下さる方達にまじって酵母を起こすのは初めてという方が4人参加された。パンと言えばイーストで作るのが最も手軽だが、果物やレーズン、酒粕など酵母は何でも起こせる。
いちごをつぶして酵母のエサとなる砂糖を加えて28℃くらいの所に4〜5日置いておくと液種ができる。そこに強力粉を加えて1日かけて元種を作る。それを使ってパン生地を作るのだ。パン教室の間中、キッチンには甘〜いいちごの香りが漂っていた。
高田さんはさらにいちごジャムも皆さんと作ってできたてのパンにたっぷり塗ることに。まさにいちごづくしのパンが出来上がった。
ちょっとだけ風があったけれど、ランチは庭のガーデンテーブルに用意することにした。ランチをご予約して下さった別のお客様もいらしたので、私は一人であちこち動き回って大忙しだった。
「自分で酵母を作ってパンを焼くなんて初めてやったけど、美味しいですねえ。家でも作ってみます」と初めての方にも喜んでいただけた。
来月は5月20日。白神こだま酵母を使ってコーヒーデニッシュと抹茶デニッシュを作ります。ぜひご参加下さい!
終わってからは即、楽健の足踏み会。大急ぎで洗いものを済ませ、一息つく間もなく楽健へ。久しぶりにじっくり踏んでもらったら、体の芯にあるコリをたくさん発見してしまった。終わってからセンちゃんに個人楽健。たっぷり1時間踏んでもらった。センちゃんの踏み方はとてもシャープで深い所にあるコリがいつのまにかほぐされていく。
お礼に私の気功をちょっとだけやってあげて、その後、なんだかんだと8時頃まで話し込む。仕事も手伝ってくれるけれど、せんちゃんはそれ以外でも心で感じていることをいつもありのままに話せる大切な友達だ。いっぱいしゃべっていっぱい踏んでもらって心も体もふんわり。今夜はよく寝られそう。



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April 18, 2014
今日は料理教室。久しぶりの雨と肌寒い気候の中にあっても古民家は和やかだった。旬の筍と野菜をたっぷり使ったメニューを考えた。一つは野菜だけで作るハンバーグ。にんじん、ごぼう、長ネギ、椎茸、しめじ、れんこん、しょうが、くるみなどを細かく切って、炒めずにそのまますりおろしたレンコンと小麦粉で丸めたもの。フライパンで焼くのがいいのだが、量が多いので表面にごま油をぬってオーブンで焼いた。野菜の味がしっかり伝わってくるおいしいハンバーグだった。
旬の筍は日中のうちに茹でておいて、たっぷりのキノコと一緒に中華炒めに。ゆずこしょうでピリッとした味を出した。
夏みかんのサラダは夏みかんを房から出してほぐし、そのうちの一部を絞って果汁入りのドレッシングを作った。果肉の方はサラダに中に加えて、ひじきや水菜、パプリカなどと一緒に混ぜ合わせた。
夏みかんの黄色がアクセントになってとても色がキレイなサラダができた。
マクロスィーツはオートミールと玄米を煮ておかゆにし、そこに豆乳を加えて固めたプリンを作った。そのままでも美味しいのだが、冷蔵庫の中に別のスィーツ用に作っておいたてん菜糖で作ったカラメルソースがあったので、それを上からかけた。
今日だけでもかなりの野菜が摂れるメニュー。来た時は体調が良くないと言っていた方も、食事が終わった後は元気になって帰っていかれた。来た時よりも帰る時にもっといい表情になってニコニコ顔で「またね〜」と言ってお見送りできると、私もとっても嬉しい。
来月は5月16日。春から夏に向けての野菜をたっぷり取り入れたメニューを考えておきますね!
初めての方もぜひご参加下さい!




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April 17, 2014
今日は久しぶりのお休み。ずっと忙しかったので、久しぶりに何の予定もない一日ができてたまらなく嬉しかった。今日は一日、ゴロゴロしながら家で本を読んでいようって決めた。
前から読みたかったアリス・ウオータースの本をパラパラとめくりながら楽しんだ。今から40年前にバークレーに「シェ・パニース」というオーガニックレストランを開いた女性だ。地元のオーガニック野菜や自然に飼育された肉などこだわりの食材だけで作る日替わりのコース料理1種類だけのメニューが話題を呼び、今だに予約の取れないレストランとして大人気。
学校の庭に野菜を植えて子供たちに育てさせる食育活動をしたり、レストランの庭にもハーブをたっぷり植えてメニューに活用したり、「シェ・パニース」から巣立った仲間たちが次々にオーガニックのカフェを開いたり、今やスローフードの母として大活躍している。
すごいなと思ったのは地産地消の考えを40年前から取り入れ、顔の見える生産者との関係の中から仕事を生み出し、そのスタイルを一貫して継続させていることだ。生産者が直接、野菜などを販売するファーマーズマーケットの開設にも力を入れているそうだ。
昨年、NHKで世界で初めてアリスの料理番組が制作されることになって、取材班はバークレーに飛び、アリスの日常をカメラに収めた。私はその番組を見ていないけれど、この本はアリスの素顔や生命力のある料理が美しい写真と共にたっぷり紹介されている。何と言っても野菜たちがカラフルで力強く美しいのだ。
料理自体はとてもシンプルなもので、レシピにも細かい分量は書かれていない。それでも素材の力が生きているので、それを丸ごといただこうという作り手の姿勢が伝わってくる。
バークレーと言えば、60年代にヒッピームーブメントが起こった自由で新しい風が吹いている街だ。カリフォルニア大学に通う一人の女の子がその街にオーガニックレストランを作りたいと思った気持ちはよくわかる。若い頃、私もバークレーを旅したかった。
アリスは食を中心にすえたライフスタイルを愛し、自然と人間が共生できる道を食を通して切り拓いてきたのだろう。それはアリスにしかできない「おいしい革命」。そして今年、70歳になる大先輩の歩いて来た道は今の私にも確実につながっている。
食の仕事ってやっぱり素敵で素晴らしい。いつかシェ・パニースに行ってみたいな。

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April 16, 2014
昨日の日中は再決断カウンセリングのワークショップを貸し切りで6時まで行い、その後、入れ替わりですぐに瞑想会の準備に入り、6時半から瞑想会。なんだかんだと12時近くまで大橋住職と話し、その後、ブログを書いたので、今朝は7時半過ぎにやっと目覚めた。
今日は個性学の3回目のワークショップがあるので、大急ぎで座敷を掃除し、ワークショップ用に座卓をセッティング。お茶をわかし、ワークショップが始まる10時までにランチの支度ができるようにメニューを考えた。
ほとんどの方が継続して参加されているので、会を重ねるたびに参加者同士の親しみがまして来るようだ。それに個性の分類に従って、「さすが○○だねえ〜」とか「○○だからしょうがないねえ〜」など、冗談で相手の特徴を言いながら和やかに笑って言い合えたりするのが楽しかった。
今日はさらに細かく分類した個性のそれぞれの特徴や持っている能力についての解説をしていただいた。皆さん、自分と当てはまる所が多いのか、それぞれの分類の特徴には大きく頷かれていた。またパートナーや子供との関係などもそれぞれの個性の分類によって対応の方法をアドバイスしていただいたりした。
終わってからの自家製酵母パンのビュッフェはまた今回もとても美味しく、次々に食べたくなってしまうので、パンだけでお腹がいっぱいになってしまった。今回はロールケーキの差し入れもあったので食後に皆さんとワイワイ言いながらいただいた。ランチの後も、春の光に満ちた古民家で、皆さんとお話しながら楽しい時間を過ごせてよかった。
次回の個性学は最終章。
5月中に行う予定でしたが、講師の増田さんのパン屋さんが改装しリニューアルオープンするので、風楽の開催希望日と日程が合わず、6月に入ってから日程を調整してお知らせします。




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April 15, 2014
今日は「赤い月の満月」。満月が地球の影に隠れる皆既月食のためブラッド・ムーン(血の月)が見られると、ここ数日、話題になっていた。月食で月が地球の影に隠れても、地球の大気の層で屈折したわずかな太陽の光が月に届くので赤く見えるらしい。そう言われて見れば今夜の月は確かに少し赤かったような気もするけれど、満月が欠けている部分は私にはわからなかった。
そんなブラッド・ムーンの夜に行われた満月瞑想会。今回、大橋住職は新しい試みをしてくれた。空海の膨大な教えが説かれている「秘蔵記」の中から「四無量観」と「成就一切印明」という 2つの瞑想法が伝授されたのだ。
四無量心とは慈・悲・喜・捨の四つの心のことで、「慈」は相手の幸福を望む心、「悲」とは苦しみを取り除いてあげたいと思う心、「喜」とは相手の幸せを喜ぶ心、「捨」とは何ごとにも同様しない落ち着いた心を表す。結跏趺坐で座り、法界定印を組んで、これら四つの心を思い描きながら瞑想するのが四無量観。
さらに善悪や吉凶などまだ兆しのないことについての答えを求める瞑想が成就一切印明だ。これは阿字観を発展、応用させたもので、サンスクリット語の「阿」の文字(大日如来を表す)から如意宝珠を思い描きながら、印を組み阿息観を行っていく。
月輪観を毎回行いながら、来てくれた人たちにわかりやすく空海の教えを伝え、少しでも生きやすい世の中になってほしいという願いの元、住職は自ら学んできたことを惜しみなく話してくれる。内容が難しいので一度に全てを理解できないかもしれないが、一般の瞑想会では中々ここまで体験できないだろう。
今回もまたとてもいい瞑想会と交流会の場になった。皆さん、ここに集まることをとても楽しみにして下さり、それぞれの心の拠り所にもなっているようだ。心を見つめることで自分を理解し、この生きにくい世の中にあっても、いかに自分自身を保ち、平穏に生きていくことができるか・・・仏教の教えにはそのヒントがたくさん詰まっている。
前半は仏教談義と瞑想の実践、後半は食べものを持ち寄って皆さんとの交流会。満月瞑想会の場から生まれる素敵な輪がまた一つ深まっていったような気がする。



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April 14, 2014
娘が歯医者に行きたいというので、夕方、娘の家に子守りに行った。生後8ヶ月。離乳食も始まり、今では一日2回食。元々、骨太で背筋が強く元気のいい男の子。食欲も旺盛だ。留守番を任された私が謙心に離乳食をあげることになった。
産休中の娘は時間があるので、自分たちの食事はレシピを見ながらだがかなり丁寧に作っている。離乳食も市販のものはほとんど使わずにマメに作っている。にんじんやかぼちゃ、ほうれん草などを茹でてペースト状にしたものを製氷皿に流し入れ冷凍しているのだが、その日に食べる分だけ器に入れて用意してあった。
今日のメニューはおかゆににんじんとほうれん草のペースト。
時間になったので、チャイルドシートに謙心を腰掛けさせて「いただきます」と声をかけたら謙心は早くも大喜び。
口にスプーンを持っていくと小さな口を大きくあけてもぐもぐと食べる。気持ちいいほどしっかりと食べてくれるので嬉しくなってしまう。あっという間に食事が終わった。
食べることにどん欲な子供は生命力が強いと昔から言われている。確かに謙心は健康そのものだ。
このまま食べることが大好きな元気な子供に育っていってくれたらいいな。作ったご飯を喜んで食べてくれるって幸せなこと。そしてそれがその子の体を育んでいくのだと確実に思えたら、なお嬉しい。満面の笑顔でご飯を食べる幼子を見るのは老後の楽しみ?の一つなのかもしれない。


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April 13, 2014
温かくなると野にあるものが食べたくなる。あちこちで野草たちが芽吹くこの季節。田舎の野原は食材の宝庫だ。冬の間に溜め込んだ体の中にある余計なものをほろ苦さと共に排出させてくれる野草たち。
収穫名人のジュンコさんが実家から筍をどっさり掘ってきてくれるので、今週は毎日のように筍料理。新しいうちは穂先だけを細長く切って生のまま天ぷらに。それ以外の筍は皮をむいて大鍋でまとめてゆがき、しばらく水にさらしておく。そこから必要な分だけ取り出して料理をしている。
昨日の定食は茹でた筍をタカキビと一緒に煮たり、今日はそこにレンコンと人参を加えてあんかけにした。夜は若竹煮と筍の穂先だけをピリ辛に炒めたもの、さらに細い蕗を椎茸と炒め煮にし、蕗の葉っぱは細かく刻んで味噌炒めにした。
夜は友達が来たので、そこに山独活の新芽の天ぷらと、野生の三つ葉をおひたし、キャベツの菜の花のからし和えを添えた。ほろ苦さと独特の香りで、これからの季節に向けて体の新陳代謝を高めてくれそうだ。
これからはワラビやゼンマイ、こごみなども楽しみたい。気持ちのいい気候になってきたせいか、人が動き始めた。今週は金土日と連日お店は大忙し。
昨日などはとても忙しくなってネコの手も借りたいくらいだったので、お弁当を買いに来てくれた知り合いにいきなりランチタイムの時だけお手伝いをお願いして大助かり。野草のパワーを借りて?忙しい店を乗り切ろう。


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April 09, 2014
おおたか静流&沢田穣治 春風コンサート
虹色の歌声を持つと言われる歌姫おおたか静流さんとコントラバス奏者の沢田穠治さんのコンサート。
春の夜のひととき。のんびり古民家でおくつろぎ下さい。
日時:5月24日(土)5時開場・6時開演
参加費:3000円
*別途1000円でオーガニックお弁当をご用意しています。ご希望の方はご予約の際にお申し込み下さい。
場所:古民家空間風楽 成田市大室750(成田駅より車で15分)
0476−36−1960
http://www.fura-organic.com
お申し込み:お電話かメールでご予約下さい


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April 08, 2014
前回、前々回と好評だった曼荼羅アートワークショップを今月末にまた開催することになりました。
毎回、参加された方たちはその人らしい美しい作品を仕上げてお持ち帰りになっています。古民家でののんびりとした時間は創作意欲も高まる?のかもしれませんね。
まずパステルを指で伸ばしながらベースの下地を塗ります。その上からカットをした台紙を当てながら模様を作っていくと、それがいろいろ変化して思いもよらない表情が出来上がっていきます。初めての方も講師のみやざわあかねさんが優しく指導して下さるのでご安心下さい。
この季節の古民家はとても温かい光に満ちて気持ちがいいですよ!
お天気がよければガーデンランチをご一緒しましょう!ぜひご参加下さいね!
<曼荼羅アートワークショップ>
□日時:4月30日(水)10:00〜13:30
□指導:みやざわあかね(書道教師・弘鈴庵主宰)
□参加費:3500円(15センチ四方の作品を仕上げてお持ち帰り。オーガニックランチ付)
□申し込み:お電話かメールでどうぞ(予約制) 0476−36−1960


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April 07, 2014
毎年のように仕込んでいる手作り酵素。今年は昨年の分で何とか足りそうだったので、仕込まないつもりだった。でも子育て時代の友達から教えてほしいと頼まれたので、急きょ酵素作りを行うことにした。せっかく教えるのなら私の分も一緒に仕込まないともったいない。
場所は友達の友達が住んでいる亀山湖で作りたいということだったので、朝から樽などを車に積み込んで大多喜方面に向けて5人で出発。車の後ろには樽がずらりと並び、大人5人が乗っているので車はぎゅうぎゅう詰め。重量があったせいか?ゆっくり走って亀山湖に到着。
さっそく野草を摘むことにしたけれど、あまり雑草が生えていない場所だったので、思いのほか収穫に時間がかかってしまった。また摘んだ野草は切る前に塩素の入っていないお水(地下水や湧き水など)で洗うのだが、そのお宅には普通の水道水しかなかったので、どこで洗おうかと迷ってしまった。近くに友達の友達が嫁いだという酒蔵があったので、やむを得ずそこに突然、駆け込んで、地下水を使わせていただけないかとお願いした。
酒仕込みはもう終わっていたものの、突然、車で押し掛けてきた5人を快く迎えて下さり、作業場まで貸して下さった吉崎酒造の方には感謝の気持ちでいっぱいだ。
偶然にもそういう場所を見つけられたからよかったが、いつも自分の知っている場所ではなく勝手を知らない場所で酵素を仕込むのはいろいろ大変だなと思った。長いこと手作り酵素を仕込んでいるけれど、酒蔵で仕込んだのはさすがに初めてだ。
それでも何とか全員、無事に酵素を仕込み終えて、8時過ぎに帰宅。うちで作れば半日で終わる所を一日仕事になってしまったがみんなでわいわいと楽しかった。
亀山湖周辺ではまだあちこちで桜や菜の花が咲いていて、ドライブする道すがら春の里山の風景も堪能できた。いいお天気でよかった〜。これから毎日かき混ぜてどんな酵素ができるのか楽しみだ。


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April 04, 2014
忙しかった3月がようやく終わってお休みができた。京都の桜を見に行きたいと思い、いてもたってもいられなくなった。無理矢理スケジュールを調整して出かけることにした。2泊3日で京都の桜を愛でる旅。桜の写真をたくさん撮りたくて何の予定も立てずに出かけた。
当然のことながらこの時期の京都は観光客でごった返す。少しでも人ごみを避けるため早朝6時過ぎから歩き回った。重たいリュックをかつぎながらカメラをぶら下げ、少しでも多くの桜に会いたくてあちこち歩き回った。
今回は食事もそっちのけで撮影に夢中。ゆっくりする時間は全くなかった。歩きすぎて足にはマメができ水ぶくれになった。ずっと重たいリュックをかついでいたので肩も痛くなった。それでも美しい桜たちをたくさん愛でることができたので大満足!京都の春はため息が出るほど美しかった。
宇治平等院、醍醐寺、毘沙門堂、北野天満宮、平野神社、平安神宮、真如堂、哲学の道、勝持寺(お花のお寺)、二条城(ライトアップ)、京都御所、祇園、上賀茂神社・・・なんと欲張りな歩き方!












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