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April 24, 2014

コメ展へ

新宿で生活クラブの本選びの会の会議があったので、その後、六本木に出て東京ミッドタウンの21DESIGN SIGHTで開催中の「コメ展」を見てきた。
日本人にとって米は欠かせないもの。宮沢賢治は「春と修羅」におさめられている詩「和風は河谷いっぱいに吹く」の中で「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」とその本質を表現しているように、米は命と風土、そして日本の文化の根幹のなしているものだ。
米の良さをデザイン的な角度からも見直そうと米のもつ様々な表情が展示されている異色の企画展。米の生育過程を紹介するだけでなく、稲穂や谷津田が広がる里山の風景写真、稲藁で作られた数々のしめ縄や農耕に関わる道具の展示、酒米と日本酒など、自由にあらゆる方面から米と日本人の関係を探っている。
面白かったのは中で常時上映されている「白姓」というコメびとたちを取材した40分のオムニバス作品だ。百の仕事をする「百姓」の百に一つ足りない「白」という字を取って「白姓」。映像の中に登場する男性の言葉がそのままタイトルにつけられた。
稲作だけでなく、天候を予測したり、農耕の道具や小屋を作ったり、水路や道の管理をしたりお百姓さんの仕事は実に多岐にわたる。作品の中にはおかげさま農場の高柳さんや寺田本家の寺田優君も登場している。自分の地域でよく知っている人が大都会の真ん中で開催されている企画展の中で紹介されているってなんだか嬉しい。
企画そのものが佐藤卓竹村真一ディレクションによる「TheArtofRice」なので、デザイン的な志向がかなり優先されており、稲作の持つ地道で気の長い農耕仕事の大変さや土臭さが消されてしまっているような気がしたけれど、コメの計り知れない魅力や可能性は充分に伝わってくる。
一杯のお茶碗には3束分の稲穂3000粒が美味しい「ごはん」となってよそわれていると言う。その一杯をいただけることに感謝しながら、いつまでも日本が瑞穂の国でありますようにと願うばかりだ。
今週末26日には2時から高柳さんのトークライブも会場で予定されています。お時間のある方ぜひお出かけになって下さいね!

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