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April 17, 2014

アリス・ウォータースの本

今日は久しぶりのお休み。ずっと忙しかったので、久しぶりに何の予定もない一日ができてたまらなく嬉しかった。今日は一日、ゴロゴロしながら家で本を読んでいようって決めた。
前から読みたかったアリス・ウオータースの本をパラパラとめくりながら楽しんだ。今から40年前にバークレーに「シェ・パニース」というオーガニックレストランを開いた女性だ。地元のオーガニック野菜や自然に飼育された肉などこだわりの食材だけで作る日替わりのコース料理1種類だけのメニューが話題を呼び、今だに予約の取れないレストランとして大人気。
学校の庭に野菜を植えて子供たちに育てさせる食育活動をしたり、レストランの庭にもハーブをたっぷり植えてメニューに活用したり、「シェ・パニース」から巣立った仲間たちが次々にオーガニックのカフェを開いたり、今やスローフードの母として大活躍している。
すごいなと思ったのは地産地消の考えを40年前から取り入れ、顔の見える生産者との関係の中から仕事を生み出し、そのスタイルを一貫して継続させていることだ。生産者が直接、野菜などを販売するファーマーズマーケットの開設にも力を入れているそうだ。
昨年、NHKで世界で初めてアリスの料理番組が制作されることになって、取材班はバークレーに飛び、アリスの日常をカメラに収めた。私はその番組を見ていないけれど、この本はアリスの素顔や生命力のある料理が美しい写真と共にたっぷり紹介されている。何と言っても野菜たちがカラフルで力強く美しいのだ。
料理自体はとてもシンプルなもので、レシピにも細かい分量は書かれていない。それでも素材の力が生きているので、それを丸ごといただこうという作り手の姿勢が伝わってくる。
バークレーと言えば、60年代にヒッピームーブメントが起こった自由で新しい風が吹いている街だ。カリフォルニア大学に通う一人の女の子がその街にオーガニックレストランを作りたいと思った気持ちはよくわかる。若い頃、私もバークレーを旅したかった。
アリスは食を中心にすえたライフスタイルを愛し、自然と人間が共生できる道を食を通して切り拓いてきたのだろう。それはアリスにしかできない「おいしい革命」。そして今年、70歳になる大先輩の歩いて来た道は今の私にも確実につながっている。
食の仕事ってやっぱり素敵で素晴らしい。いつかシェ・パニースに行ってみたいな。

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