May 29, 2014
今日は久しぶりのお休みでしかも予定がなかった。庭の草刈りは気になるけれど、お天気がいいのでどこかに出かけよう!と思い立って、君津周辺のカフェを何件か回ることにした。
高速を使わずに行ったので時間はかかってしまったけれど、途中、山道の新緑がとてもキレイだった。
一番最初に行ったのは市原の「cafeのっぽ141」。住宅街の一角にそこだけ林が残っているかのような場所がある。古民家を改装して作ったカフェだが和風ではない。天井やふすまなどを取払い、がらんとした板張りの広い空間と白いペンキで塗った梁や高い天井がとても気持ちいい。枠を切ってガラスを埋め込んだ窓から見える庭の緑も美しかった。年配のご夫婦お二人でやっていらっしゃるのだが、テーブルや椅子はダンナ様の手作りだとか。とてもセンスのいい内装で開放感たっぷり。白の器に盛りつけられた美味しいランチプレートをいただいた。静かで落ち着くカフェなのでまた行きたいな。
次は君津の「旅ヲスル木」。
バックパッカーだったというご主人が房総に移り住み、出会った居酒屋を手作りで改装して作った店だ。店の名前はもちろん星野道夫の「旅をする木」からとったそうだ。ランチタイムが終わって、ちょうどお客さんが途切れた時間だったのでご主人とアジアの旅の話をあれこれさせていただいた。コハコさんによる古道具を生かしたインテリアがオシャレ。ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れていただいた。
3件目はさらにそこから10分ほど山の方に入った「古民家cafe&gallery郷里」。築130年の古民家の母屋がをカフェに、庭にある蔵をギャラリーとして利用している。横一列に並んだ格子ガラスの窓がとてもキレイだった。
久しぶりのカフェ巡り。君津の方には中々来る機会がないので、もう少し足を伸ばそうかとも思ったけれど、さすがにもうお腹に何も入らないので諦めた。





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May 28, 2014
瞑想会仲間であるミサコさんとフクちゃん、ヒロコさんが夕飯を食べがてら古民家に集まり、そのまま飲もうということになった。日中、私は都内に出かけていたが、夕飯を用意するために大急ぎで夕方帰宅。
気のおけない友達だし、定食のスタイルにしてお膳で用意すると、洗いものが多くなり、その後、ゆっくり飲むことができないので、夕飯はワンプレートに盛り合わせることにした。
いつもならこのプレートに玄米ご飯も乗せるのだけれど、おつまみになるように野菜中心のおかずだけをたっぷり盛り合わせ、玄米ご飯は焼きおにぎりにして別盛りに。
私もプレートを用意した後は、一緒に席について、五人娘を飲みながらあーでもないこーでもないとたわいない話で盛り上がる。あまり飲めない私もちびちびと飲んだ。
8時半過ぎにお通夜が終わった大橋住職も合流。なぜか女子会の中でシラフの黒一点なのに、あまり浮かない?不思議な存在だった(男のおばさんか?)
そのうち枇杷灸をやってみたいと言うことになり、私の持っている枇杷灸で疲れきっていた住職を施療。みんなもそれぞれマッサージしたり、枇杷灸を回したり、気功をかけたりと深夜まで体ほぐしのリラックスタイム。すっかり体がゆるんでしまった。
電車なくなっちゃったねえ〜と言いながら、お開きは1時頃。楽しかった〜。

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May 26, 2014
昨日、朝、一番で集落のゴミゼロがあった。コンサートの次の朝はやることがいろいろあって出るのはキツかったけれど、もちろん参加してきた。地域の班ごとに男性は刈り払い機で草刈りを、女性はその後の草を片付けたりゴミを拾いながら、毎回、同じコースを歩く。
初めて近くを歩いた時はとても驚いた。家からすぐの場所なのにとても美しい里山が広がっていたからだ。車ではめったに走らない田んぼの横を歩いていくのだが、田植えが終わったばかりの田んぼののどかな田園風景を見ていると、一体、ここはどこなのだろう?と一瞬、思ってしまうほど。
今朝は早く目が覚めたので、カメラを持って散歩することにした。みーすけと草ちゃんも一緒に行った。彼らの行動範囲はよくわからないけれど、少なくとも車がびゅんびゅん走っていない道路でなければ大丈夫だろう。私の後ろや前を行ったり来たりしながら、二人で仲良く鈴をならしながら着いて来た。
まだのぼり切っていない朝陽が田んぼの水面に写っている。誰も歩いている人がいない静かな朝。聴こえてくるのは野鳥の声だけ。さわやかでとても気持ちよかった。谷津田は日本の原風景だ。自然の風景の中で最も美しいといつも思う。そして毎年、同じように繰り返される季節の営み、稲作は日本の文化だ。
それを日々感じられる場所が家のすぐ隣りにあることの豊かさとありがたさ。どこかに出かけるのでもなく、すぐそこにある幸せ。そんな環境に住んでいられるって何と贅沢なことだろう。
気持ちのいい季節なので、これからも時々、早起きして散歩をしようっと。
最後にめったに撮れない二人のツーショットが撮れた〜!!





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May 24, 2014
今日はおおたか静流さんのコンサート。朝早くから目が覚めてしまったので、障子を外したり、ストーブを片付けたり、古民家のお座敷を少しでも広く使えるように仕事の前に力仕事。7時過ぎから厨房に入り、定食の支度をする前に、コンサートが終わった後、スタッフや静流さんたちと打ち上げを兼ねて食べる夕飯用のカレーを仕込んだり、コンサートでご用意するお弁当用のメニューの準備をした。
コンサートの前は毎回、ハラハラドキドキ。年々、人集めが厳しくなってきたので、コンサート当日になるまでお声かけをしたり、CDを流したり・・・ご予約もいただくが、本当にフタを開けてみないと実際、何人集めるかわからない。
お店も今日はそこそこに忙しく、遅めのランチのお客さまが2時半頃までいらしたので、3時過ぎにようやくお座敷を片付け会場セッティングができた。PAをお願いしたクマさんたちは本当にテキパキと動きあっという間にPAをセット。リハーサルが始まり、厨房でお弁当の詰め込みをしながら、静流さんの歌声を遠くから聴かせていただいた。コンサートが始まる前のこの時間が私は大好きだ。
いよいよ6時。10分遅れで開演しコンサートが始まった。最初は「サヤ・ドリーム」。大好きな曲をリクエストしたら一曲目に歌って下さった。もう最初から静流さんの世界に引き込まれて感激。
今日はお子さんも何人かいたので「にほんごであそぼう」の中で歌われている「でんでら龍」も披露。
沢田さんのコントラバスの低音はとても重厚感があって古民家に気持ちよく響いていた。静流さんの高くて澄んだ歌声と美しく絡み合って、なんとも言えない素敵なメロディを奏でていくのだ。そしてその声を聴いているだけでなぜかハートのチャクラが開いて行くような不思議な感覚を味わうことになる。
どんなに準備が大変でも、人集めにやきもきしたとしても、こんなに素晴らしい音楽を自分の空間の中で、それもこんなに目の前で聴くことができるのだから、コンサートの企画はやめられない。そして来て下さった皆さんに喜んでいただけることが何より嬉しい。初めて静流さんを聴いたセンちゃんも大感激していた。
静流さん沢田さん、素晴らしい演奏をありがとうございました!



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May 23, 2014
いよいよ明日は静流さんと沢田穠治さんのコンサート。今回はまだゆとりがあるので、ご希望の方、迷っている方、今からでもお申し込み下さいね。最高に素敵なコンサートになること請け合いです!
Facebookの方にupしました「私の好きな静流さんのCD」。3枚ほどご紹介します。
私の好きな静流さんのCD① 〜「Sugar Land」
2005年波照間島にある日本最南端のカフェで収録された沖縄カラーたっぷりのアルバム。
南の島の風や波の音や空気感までも静流さんの歌声と共に聴こえてきます。
沖縄が大好きな私にとって欠かせない一枚。
中でも一番好きなのは愛する波照間を歌った「パティロマ」。
♪あなたを愛するため生まれてきた神秘の島〜♪・・・このあたりのメロディが流れてくるとなぜかいつも泣けてきます。
目をつぶれば三線の音が聴こえてくる満月の光に照らされた真っ白な砂浜・・・。
気持ちはすっかり南の島へ。
初夏の風に吹かれながら、この季節になると聴きたくなるさわやかなアルバムです。

私の好きな静流さんのCD② 〜「IKOR」
IKOR・・・イコロとはアイヌ語で宝ものという意味。
人は本当に大切なものを心の奥の宝箱にしまっている・・・。
そんな宝箱に秘められている思いをメロディにのせて静流さんは歌います。
その人がその人らしく歩いていけますようにという祈りをこめて・・・。
アルバムジャケットになっている宝箱を開けると、美しい写真が10枚。
そこに一曲一曲の歌詞が書かれていています。
「カントロワ ヤクサクノ アランケブ シネプ カイサム」
「天の国から役目無しにおろされたものはひとつもない」というアイヌの言葉は根底に流れているメッセージ。
これから生まれてくる赤ちゃんの歌があったり、私の大好きな「The Voice is Coming」が再録音でラストに入っていたり、とにかく何度、聴いても心があたたまり、やさしい気持ちになれるアルバムです。
「The Voice is Coming」は静流さんの歌の中でもライブで聴くと、特に素敵!
いつもライブでリクエストしているのですが、今回もぜひ聴かせていただきたいなあと思っています。

私の好きな静流さんのCD③ 〜「恋文」
恋した人は誰でも聴きたくなるような曲ばかりを集めたアルバムです。
「京都慕情」から始まりカヴァー曲が多いのですが、じっくりと静流さんの歌声が聴ける曲ばかり。
ピアノはフェビアン・レザ・パネ。
ストリングスの聴いたピアノの音がとても心地よく、収録は鎌倉芸術館の小ホールで一発録音だったとか。
そのせいか目の前で静流さんが歌ってくれているかのような時間が広がります。
「悲しくてやりきれない」は歌う人によって全然印象が違う曲になるけれど、静流さんが歌うとそこに優しさを希望があって、その悲しみもいつか車窓から見える風景のように過ぎ去っていくんだなあと思えます。
私が一番好きなのはラストの「みんな夢の中」。
40年以上も昔の曲だけど、静流さんが歌うと新しくて、こんなにいい曲だったんだと聴き惚れてしまいます。
店のスタッフたち、「みんな夢の中」を聴いてよく泣いていました。

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May 20, 2014
今日はパン教室。今回は参加された方のリクエストにお答えしてコーヒーデニッシュに挑戦!かつてお気に入りのパン屋さんにあったコーヒーデニッシュの味が忘れられないという一言から今回のメニューが決まった。
講師の高田さんは試作しながら、美味しいコーヒーデニッシュと抹茶デニッシュを用意してくれた。温度が思った以上に高かったので、バターを生地に練り込むデニッシュ作りは中々大変だったようだが、本当にパン屋さんに並んでいるデニッシュのような美味しい焼き上がりになった。もちろんリクエストされた方からも喜んでいただけた。
今日は人数も多かったので、ガーデンランチを諦めお座敷に座卓を2つ並べてランチタイム。
お土産用のパンはランチが終わってから焼いたのだが、私の方は食器洗いだけをさっと終わらせて、そのまま楽健の足踏み会の方に参加。最近、楽健を始める前に講師のamaneさんが簡単な詩の朗読やお話をしたりして、静かな時間を持つようにしている。でもその後は参加者同士がわきあいあいと話しながら、本当に楽しい楽健タイム。雪見障子の向こうに見える新緑が寝っころがると、ちょうど目に入ってくる。その美しい外の景色を見ているだけでもほっとする。痛いよ〜。気持ちいいよ〜・・・なんて声があちこちから聞こえてきて終始にぎやか。
終わってからも何人かが残って、気功や筋肉ゆらしマッサージなど、互いの体を手当しながら暗くなるまで話した。薬や病院に頼らず、互いの体にちょっとだけ手を添えながら、体の痛みをほぐしたり、調子を整えたりできたらいいなと思う。食だけではなく、体へのアプローチも自分にできることをやらせていただこうと思う。
来月のパン教室は6月17日10時から。成田産の地粉(無農薬中力粉)でテーブルロールを焼きます。
その後、1時半からは楽健法の足踏み会です。お時間がある方、ぜひどうぞ!




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May 18, 2014
絹さやとスナップえんどうは毎年、つつじが咲き終わる頃、突然、やってくる。私はまだ植えたことがないが、回りには作っている方たちがたくさんいる。この時期になると一度にどっさり採れるので、集中してそのお裾分けをあちこちからいただく。うちの店なら形が悪くても半端じゃない量でも?全部、食べるだろうと思って下さっているようだ(もちろんその通り!)。
私が特に好きなのはスナップえんどう。軽く茹でて塩をパラパラとふりかけていただく。形も可愛いし、彩りもさわやかだし、中のプチプチ感もたまらない。
昨日は新玉ねぎやわかめ、庭のルッコラと合わせてサラダにした。
今日はアースデイちばの他、青空ワインバル・・・それ以外でもたくさんのイベントが各地で開催されていたようだ。千葉のアースデイは私が宗吾霊堂の前でオーガニックレストランを始めた年に第一回目が開催された。その年は開店したてで、とてもイベントなど出店できるゆとりはなかったが、翌年から毎年のように出店させていただいた。一度だけ、搬入途中で雨が降ってきて出店を断念した年があったけれど、以来、毎年欠かさず出店した。
今年はそのアースデイと今、勉強中の気功のセミナーの日程が重なってしまった。ずいぶん迷ったが、今はこの気功の習得に集中しようと思い、今回の出店を諦めた。
でも店にチラシをおいたり、Facebookでも知り合いたちが告知をしたり、友達が遊びに行くという話を聞いたりするので、ああ、いいなあ〜という感じで気になって仕方なかった。
いいお天気で稲毛海浜公園は気持ちよかっただろうなあ、楽しかっただろうなあ・・・と思う。毎年出店しているので、いつのまにか5月の終わりの日曜日=アースデイというリズムが体に染み込んでしまったようだ。
どのみち体は一つしかないので、今は自分の一番関心あること、大事にしていることに集中して取り組むしかない。来年はまた出店できるよう楽しみに待っていようっと。

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May 16, 2014
昨日の瞑想会が終わってからも、何人かの方達と12時近くまで気功をしたりお話をしたり、その後、最後の片付けをしてフェイスブックに写真をupし、3時近くなってから寝た。朝は起きられないかも・・・と思っていたけれど7時前にスッキリと目が覚めた。とてもいい集まりにだったので、肉体的な疲れも感じなかったようだ。
今日はお店もにぎわって忙しかったけれど、2時前に一段落したのでそれから料理教室の準備。毎回、お店が終わってすぐ3時から料理教室なので、料理教室のある金曜日はいつもバタバタだ。
今日のメニューは大豆たんぱくの唐揚げとパイナップルのマリネ、こんにゃくと長芋と丸麦のピリ辛炒め、春キャベツロールのゴマだれサラダ、マクロ仕様のプレーンマフィン。
いつもと比べると野菜を刻む量が少なくて簡単にできるメニューだった。参加人数が予定より少なかったのだが、いつもの人数分だけ材料を用意していたので、お持ち帰りのおかずがかなりたっぷりだった。
料理教室の後、トモちゃんが来たので気功をかけながらあれこれ話す。夜、仕事が終わって片付けも終わり、娘が帰るのを縁側で見送ったら、大きな満月(+1日めの月)がぽっかりと正面に浮かんでいた。その色といい大きさといい、古民家で初めて満月を見た娘はあまりの美しさに(古民家からは特に月が美しく見えるので)驚いていた。
昨日も天気は悪かったけれど、12時頃、最後に住職が帰る頃には満月がぼんやりと空に浮かんでいた。古民家はいつも月に見守られている。
新月で見えない時もちゃんとどこかで見守っていてくれる。1日の終わりに美しくて優しく輝く月が見られたら、それだけでも幸せだ。




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May 15, 2014
あいにくのお天気でちょっと肌寒かったけれど今夜の満月瞑想会もたくさんの方にご参加いただき、和やかでとても有意義なひとときだった。
ジャワ島やアメリカから一時帰国されたホリさんや北海道や東京、勝浦など遠方からのご参加もあった。
人数が多くても落ちついた雰囲気で、シェアタイムの時は一人一人のお話をゆっくり聞かせていただくことができた。
月輪観の最中も皆さんからの温かい気に溢れ、いいエネルギーが体全体から伝わってきて、とても幸せな気持ちになった。
なんて成熟したいい場なんだろう。
住職やみぽりんや私がお会いしたプラム・ビレッジのブラザーたちの愛と平和に満ちたエネルギーに今もこの場が包まれているような・・・そんな穏やかで温かい瞑想会だった。
初参加のミュージシャンTAKさんのバンジョーと住職のセッションも大好評。
知らない人同士がつながり、ネットワークが広がっていく・・・瞑想会はそれぞれが己の光を見つける場でもあるけれど、そこから素晴らしいご縁が結ばれていく場なんだなあと嬉しくなった。




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May 14, 2014
そこに行くとついつい長居をしてしまう。あれもこれもと選んでいるうちに、いつのまにか1つめの買い物カゴがいっぱいになり、2つめのカゴもいっぱいになった頃、ようやく今回はこのくらいにしておこう・・・と諦めがつく。
豊富な品揃えで農家さんも買いに行くという種苗屋さん「みどり園芸」。この時期、今年は何を植えようかとそわそわし始め、どこに行っても園芸店があると、私はその前を素通りすることができない。
今日はランチを食べがてら、夏野菜の苗を買いに出かけた。昨年は娘のお産と重なったので、8月は畑を放り出してしまった。でもぐんぐん野のものが伸びゆくこの季節になると、やはり土を耕し、種を撒き、作物を植えたくなってくる。
古民家を花でいっぱいにしたいといつも思う。
今年は桜の苗木も植えたし、南側には一列に長く並んで水仙が咲いた。今はマーガレットが群生しているし、つつじも満開だ。少しずつ花が増えて来てはいるけれど、何しろ、この広い敷地、草刈りだけでも大仕事だし、店やそれ以外の用事も多いので、中々庭仕事に充分に手をかけることができない。はりきって植えた割に、結局、最後は草ぼうぼう・・・なんてことも多い。
だから今年は少し量を減らして、あまり時間もないので、種まきはやらず苗だけを植えることにした。
・・・と思っていても、苗やお花を見ているとあれも植えたいこれも植えたい・・・と迷い始め選ぶのが一苦労。
いつまでたっても下手っぴだけど、土に触れていられる時間や草取りって、これも一つの瞑想だなと思う。野鳥の鳴き声を聞きながら、風を感じながら、ネコたちが遊んでいる姿を見ながら・・・黙々と手を動かす。肉体的には疲れるけれど、とても気持ちのいい時間だ。
鍬一本で耕すのはかなりキツいけれど、お店で使う野菜のほんの一部だけでいいから、自分で育てた無農薬野菜を取り入れたいと思う。自分で育てた採れたて野菜で料理ができるのはとても幸せなこと。
もちろん農家さんになんて絶対になれるわけがないし、店で使う野菜を作ると言っても家庭菜園程度の収量しかない。まして家庭菜園を長くやっている方にはとうてい叶わない農力?だ。でもいつも「農」のある暮らし、「農」と共にある暮らしを楽しみたい。
帰ってから7時までかかって苗を地植えした。残っているスペースには何を植えようかな・・・しばらく種苗通いが続きそうだ。


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ダライ・ラマと並ぶ精神的な指導者、「歩く瞑想」なども実践しているティク・ナット・ハンが設立したフランスのプラム・ヴィレッジからブラザー(僧侶)たちが来日し、富士山麓や都内でブッダの教えをベースにした法話と瞑想のリトリートが行われていた。
瞑想しながらティ・クナット・ハンの教えを学び、実践していくリトリートの全てのプログラムが終了し、明日、帰国するのだが、最後の夜に風楽に食事に来て下さった。
ティ・クナット・ハンはキング牧師の推薦でノーベル平和賞の候補になったこともある世界的にも著名な僧侶。平和、人権運動などにも深く関わり、私もいくつか著作を読み、その思想に多いに感銘を受けた。来年、ティ・クナット・ハンが来日するのでその前段階として、今回は同じプログラムでティ・クナット・ハンの教えを受け継ぐブラザーたちがリトリートを実践することになったそうだ。
折しもGWの真っ最中、リトリートには参加できなかったけれど、風楽にお食事に来て下さることになったので、心を込めてブラザーたちにお料理をお出しすることにした。
ブラザーたちがいらっしゃるので、これからお寺の大黒さんを目指すみぽりんにお手伝いをお願いした。
一行は風楽に到着されてもすぐに古民家にお入りにならず、お庭で月を見たり写真を撮ったりしてくつろがれていた。そのお姿を遠くから見せていただきながら、何と佇まいの美しい方達だろうと思った。
そしてブラザーファプカムさんの優しい笑顔と柔和なエネルギーに驚いた。何の色彩も持たない透明ですーっとした存在感。そばにいるだけで人の心がふわーっと軽くなるような包み込むようなエネルギーだった。
そんなプラム・ビレッジの方たちを古民家にお迎えすることができてとても嬉しい。何かをすっかりと通り抜け、素のままの状態で今ここにいる・・・そのあまりにも自然体なお姿が忘れられない。
ティ・クナット・ハンの教えが確実に受け継がれているのだなと思った。精神のありようは体の立ち居振る舞いや表情にも自ずと表れていくようだ。
今、手元にあるティ・クナット・ハンの新刊「リトリート〜ブッダの瞑想の実践」(野草社)をゆっくり読んでいこうと思う。


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May 12, 2014
美味しそうなお寿司の前でニコニコ笑って舌なめずりをしている謙心・・・と言っても本人はここにあるものは何一つまだ食べることはできないのだけれど。昨日の母の日に会えなかったからと言って、一日遅れの母の日のプレゼントにと娘がお寿司をご馳走してくれた。一緒に来る予定だった息子たちは風邪だの用事ができただので集まれなくなってしまったので、娘と謙心と3人で夕食に。
伝い歩きをするようになって、何にでも興味を持って動き回るので、謙心と一緒に食事に行くのは大丈夫かなと心配だった。ましてお寿司やさんにバギーを持ち込んで食べるなんて、できないんじゃないかと思ったけれど、お店の方が椅子をずらしてバギーの席を作って下さったので、なんとか同席することができた。
後ろの席の外国の方にも声をかけられ、抱っこされたり写真を撮っていただいたりと、謙心は人気者。確かにお寿司やさんに赤ちゃんがいることって珍しいかも。たくさんの方にあやしていただいて謙心は終始ご機嫌だったので、私と娘はお好みで握ってもらいながら、ゆっくりお寿司を食べることができた。おかげでお寿司でお腹がいっぱいに!娘のおかげでかなり贅沢で美味しい夕飯になりました。

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May 11, 2014
昨日の帰り、福岡空港に着いてからジェットスターの出発が遅れるというインフォメーションを聞いた。やることもなくただ持っていった本を読みながら空港で3時間近く時間をつぶし、予定よりも大幅に遅れて11時近くの帰宅になってしまった。
今日は昨日に引き続き、都内でまた気功のセミナー。7月まで集中して気功のセミナーがあるので、しばらくの間、土日にかけて店を抜け出すことが多くなった。その間、カズコさんに厨房をお願いしているので本当に助かるが、かつての私だったら、土日にイベント以外で店を抜け出すなんて考えられなかった。
今年は体を通して心をもっと深く追求していきたいと思った。今までずっとやりたかったけれど、土日に店を抜け出して店以外のことをするのは無理だと諦めて、踏み切れなかった様々な講座への参加。でもどうしてもヨガのティーチャートレーニングと気功を勉強したかったので、清水から飛び降りる覚悟で両方を同時に始めた。その方が相乗効果が得られると思ったのだ。ヨガの方は平日だが、気功は土日にセミナーが集中する。
分野は違えど、根底に流れている感覚は共通している。その一つは身体を観るということ。そしてもう一つは今ここを深く感じて味わうということだ。さらに突き進めていくと、そこに精神的な成長や魂レベルの進化というものにまで行き着く。とうていそこまでの道のりはまだまだ長いけれど、それぞれで学んだことが、互いに絡み合いながら全て暮らしの中の出来事一つ一つとシンクロするので、より味わい深いものになっていく。
セミナーを終え、電車に乗って帰る途中、カズコさんから今日も店が大忙しだったというメールが入った。私の留守中にこんなに忙しい日が続くなんて驚きだ。毎年、5月は店が一番忙しいのだが、今年はGWが明けてもたくさんの方が来て下さり本当にありがたい。
ヨガや気功で学んださまざまな気づきを仕事にも生かしていきたいし、早く気功を習得して、お店にいらしたお客様にも気功をかけてさしあげたいと思う。

*写真は先日、作ったカブとひじきのサラダ
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May 10, 2014
今日は気功のセミナーのため、日帰りで福岡へ。
早朝の成田は肌寒かったけれど、朝焼けがとてもキレイでした。
人を癒し救うのは愛だというメッセージをしっかり受け留め、たっぷりと涙を流し、これから帰ります。
福岡では空に見事な大輪が広がっていてまるで祝福されているみたいでした。
iPhoneでよく写ったなぁ。

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May 09, 2014
今日は近くに住んでいらっしゃる方たちの女子会のご予約があった。夕方から始まる夜のお食事。娘とビオンのトモちゃんにも夕方から来て手伝ってもらった。久しぶりにトモちゃんと仕事ができて楽しかった。だんだんとビオンの経営者としてしっかりしてきたようだ。
謙心をあやしながらの仕事だったけれど、人が大勢いてにぎやかなのが好きな謙心はずっとご機嫌で、お客さまがお食事をされている間中、ほとんどぐずらなかったので助かった。
お食事の方はアルコールなしでということだったので、最初にソフトドリンクをお出しして、定食の他にキッシュや、デザートの他にミニケーキや豆乳ムースなどもお付けした。かなりボリュームがあったけれど、皆さん、ほとんどを食べて下さり、とても喜んでいただけたようだ。
日中のお店を営業した後、そのまま夜もご予約というのはけっこう大変だけど、今日は幸い日中は忙しくなかったので、充分、夜のお食事に向けての準備ができた。
娘は産休中で今は時間があるので、ご飯さえ食べられれば?謙心と一緒にしょっちゅう遊びに来る。今日も謙心と時々遊びながら、娘にも手伝ってもらったのだが、孫の笑顔を見ながら一緒に仕事ができるのは幸せだ。どんなに忙しくても思わず微笑んでしまう。
写真はじゃがいもとトマトのキッシュ、豆乳ムースとバナナケーキの盛り合わせ。


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May 08, 2014
久しぶりに家にいたので今日こそは集中して草取りをしようと朝から行動開始! 草取りは大仕事なので、本音を言えばあまりやりたくない。毎回、いよいよ伸びてきたのでしょうがない・・・という感じで思い腰を上げるのだが、朝起きてすぐに動き始めないと、すぐ他のことにかまけてつい草取りを後回しにしてしまうのだ。
まだ刈り払い機を出動させるほどではなかったので今日は半日カマを動かした。主に古民家の外の垣根の斜面と横の通路と玄関前のアプローチを刈った。今日は陽射しがそれほど強くなかったので助かったが、やっぱりカマだけで刈るのはけっこう大変だった。
1時頃までやったのだが、まだまだキレイにならない。古民家の敷地の広さをこういう時には思い知らされる。少しだけ夏野菜を植えた。
その後、ビオンに行ったり買い物したり美容院に行ったりしたらすっかり暗くなってしまった。草取りをしながら庭の隅っこに生えていた筍も抜いた。そのまま茹でてから出かけたので、帰ってきてから、いわしのすり身でつみれを作って、その中に細長く切った筍を加えておつゆにした。庭の山椒の葉っぱがかなり開いてきたのでアクセントに。夜はまだまだひんやりしているので草取りで疲れた体に熱いおつゆが沁みて美味しかった。木のお椀によそって、お客様からいただいた漆のトレイに乗せた。和のものが何でも似合う素敵なトレイなのでとても気に入っている。そろそろ筍(孟宗竹)も終わりだ。もう少ししたら今度は真竹の季節。

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May 06, 2014
やっと終わった。今年のGWは連日忙しく、毎日、買い出しに行ったり、朝早くから仕込みをしたり、まだ間に合うと思っていた玄米のストックが休み中になくなってしまったりと、とにかく嬉しい悲鳴をあげっぱなしだった。ただ今年は予想以上にお客様が多かったのに、それに合わせて充分なスタッフを確保できなかったため、いろいろな意味で反省することも多かった。来て下さったお客様にゆったりと対応できるよう、これからの体制についても考えていかなければならないと思う。
私自身は、今、勉強中の気功のセミナーがGW中にあって、どうしても出席しなければならなかったので、今年は期間中に一日だけお休みをいただいた。もう十年以上、 GWの祝祭日はずっと店を営業していて、私は店にへばりついているので、連休中に出かけたことがなかった。もちそんその日もお店はやっていたので、カズコさんに厨房をお願いし、久しぶりに人出が多い休日の都内を歩いてきた。自分のいない所をフォローしてくれる人がいるというのは本当にありがたいことだなとつくづく思った。
休みを利用して友達も泊まりに来てくれた。仕事に追われて疲れたなあ〜と思いながらも、楽しい会話が弾んむと元気になっていく。
今日は店を閉めてからようやく時間が取れたので、ずっと気になっていた裏の畑の草取りをした。いつのまにやら草がぼうぼうになっている。今週は夏野菜を植えたいので、その前になんとかしようと、集中して7時までやったがとても全部は終わらなかった。
合間をみてどんどんやらないとあっという間が畑が草に占領されてしまう。八十八夜を過ぎていよいよ立夏。初夏は草も勢いよく伸びる。
写真は昨日、泊まりに来た友達が庭に生えているカラスノエンドウを摘んで、小さなサヤをむいて中から豆?を出してくれた。夜、筍とエリンギと合わせてアンチョビを入れたパスタにした。超小粒のカラスノエンドウ豆?はまるでグリーンペッパーみたいで可愛いかった。

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May 01, 2014
今日から5月。ついこの前まで桜を愛でていたというのに、4月は駆け足で走り去っていった。三春の滝桜をまた見に行きたいなあと思っているうちに桜前線はいつのまにか北海道に行ってしまった。。
庭の淵に一列に植えた水仙が終わった。それと同時に初夏を彩る花たちが少しずつ咲き始めた。
こぼれ種で増えたルッコラと花ダイコンはあちこちで咲いているが、もうそろそろ終わりそうだ。畑に少しだけ残しておいたキャベツからも可愛い菜の花が咲いている。一番最後に咲く菜の花だ。他の菜の花に比べて色が淡くて花粉が少ない分だけ花がしっかりしていて可愛らしい。マーガレットもちらほらと花を咲かせ始めたがいつのまにかあちこちに点在し随分と増えた。
縁側の前では小さな薄桃色のつつじが満開だ。庭に出るたびに小さな花を見つけてカメラを向けるのはこの時期ならではの楽しみの一つ。花は大好きな被写体だ。レンズを通して見つめる花たちのなんと可憐で美しいことか・・・。
山独活の新芽は見つけるたびに摘み取って天ぷらにしている。ジュンコさんの実家に大きな独活の木があるので、風楽に来る時はいつもいっぱい持って来てくれる。それに比べ庭に植えた独活の木は中々大きくないので、春の間中、収穫できるのはほんの20本ほどだ。
「独活の大木」と呼ばれて邪見にされ?冬になると全ての葉を落として姿を消してしまうのだが、新芽の時期だけは注目を浴びる木だ。葉の間から出てくる小さな芽を探すのだ。それを天ぷらにして食べる。独活独特の香りが何とも言えない味わいだ。
正直なところたらの芽よりも絶対に美味しいと思う。
今日はトレカフェ関係の方が皆さんでお食事に来て下さった。
大橋住職も合流し仏教や瞑想の話で盛り上がった。皆さんのお帰りと入れ違いに私のヨガの先生であるマイちゃんが来てくれたので、久しぶりに募る話をたっぷりと夕方まで話し込んだ。ヨガを通して自分の生き方を考える・・・魂の成長って何だろう?そういうことをじっくりと心の奥まで掘り下げて一緒にシェアできるかけがえのない友達だ。全く違う状況に置かれていても、いつもお互いの話がどこかでシンクロしていくのが面白い。いつも必要なものは今ここに・・・目の前にたっぷりと用意されているんだな・・・そんなことをまた確認することができた。
明日から連休明けまでお休みなしで営業していますので、お時間があったらぜひ春の気持ちのいい古民家においで下さいね!





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