August 24, 2014
遷宮後の伊勢神宮へ行ってきた。伊勢神宮は私にとって特別な場所。何度かお参りしているけれど、ご参拝する時はいつも何かしら人生の節目と重なる。そういう時にお参りして神さまからのご加護をいただきたいと無意識に望んでいるのかもしれない。
実際には手を合わせている時、何かをお願いするというよりは、ひたすらこの場所に来られたことをありがたく受け留め、ただただ感謝の気持ちをお伝えしているだけなのだが・・・。
神宮に到着したのは夏休み中の日曜日だけあって、内宮は特に混み合い、周辺の駐車場は満車。おかげ横丁は歩く人で溢れていた。
あまりにも人が多く訪れると気配が変わってしまう場所が多いのだが、それでも伊勢神宮は神々しく清楚な気配にあふれていた。樹齢千年にも及ぶ巨木があちこちに残されているからだろう。空気がすーっとしていて参道を歩いているだけで胸が開けていくような感じがした。
外宮、内宮の後は、車で行ったので、月夜見宮、猿田彦神社、月読宮、伊雑宮、天岩戸神社、二見興玉神社なども合わせてご参拝してきた。
今回の伊勢は特別に思い出深いものになった。これから生きていく人生へのエールをたくさんいただいて帰ってくることができた。夏が終わると秋はイベントが盛りだくさん。また忙しい日々が続くけれど、何があっても豊受大御神と天照大神に誓ったことを忘れず、しっかりと人生を歩んでいこうと思う。






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August 22, 2014
今日は料理教室。このところ厳しい残暑が続いているので、暑さにぐったりで食欲がない・・・という方におすすめのメニューを考えた。
一つ目はゴーヤのカレーかき揚げ。ゴーヤと玉ねぎ、大豆にクミンとターメリックを入れた衣をつけて揚げたもの。何と何が作用するのかわからないけれど、スパイスを入れた衣でゴーヤをからめるとなぜか衣が赤い色に変色するから不思議だ。ゴーヤの苦みが抜けて、塩味だけで美味しいかき揚げになった。
二つ目は薬味と雑穀たっぷりの揚げ出し豆腐のポン酢和え。あらかじめ16穀米だけを鍋で炊いておく。水切りした豆腐に片栗粉をまぶして揚げ、前日から仕込んでおいた青柚子の搾り汁で作った自家製ポン酢に16穀米と一緒に漬け込み、わけぎや青じそ、ミョウガなど薬味をたっぷり刻んで上からかけたもの。
3つ目はカボチャの青じそソースがけ。蒸したカボチャの上から青じそとアーモンドとオリーブオイルで作ったソースをかけたもの。トッピングはレーズンとスライスアーモンド。
青じそはバジルに負けないほど、ペーストにすると風味が豊か。こんな食べ方があるのね〜と皆さんにもとても気に入っていただき、家に青じそがいっぱいあるから、さっそく作ってみようっと盛り上がった。
そしてマクロスィーツはブルーベリーと紅茶のカントリーケーキ。簡単に作れて美味しいケーキだった。
どれも香りがあるので、食欲がそそられる。皆さん「暑い暑いと言いながらも美味しいから食べられちゃいますね〜」とお箸が進んでいた。
扇風機をかけても今日のキッチンは風が抜けず、おまけに揚げ物が多かったので、本当に暑い料理教室になってしまったが、お食事の時間になったら汗をかきかき美味しいですね〜と言いながらほっと一息。
薬味やスパイスは料理のアクセントとして美味しく食べられる導き手になってくれるので、暑い時こそ上手に使いたいもの。
料理教室、来月は9月19日(金)です。よかったらぜひどうぞ!


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August 20, 2014
昨日のパン教室は今が旬のブルーベリーを使って酵母を起こしてパンを焼いた。
前回の全粒粉とうってかわって、元気よくすくすくと発酵してくれるブルーベリーの酵母クンたちのおかげで、今回はスムーズに焼き上がった。
事前に5日ほどかけて高田さんの方でブルーベリーと砂糖で液種を仕込んでもらい、そこに強力粉を加えて元種を作り、一日おいたものを利用して生地を作った。
暑いせいもあったが、発酵がとてもよくふっくらとふくらんで、ほんのりとブルーベリーの香りがする美味しいブルーベリーのパンが焼き上がり、みんなで大歓声!
お暑い中、真夏の古民家に足を運んで来て下さる皆さんに感謝だ。
来月は9月16日(火)。トマトをペーストにして生地の中に練り込んだ優しい赤い色をした「トマトパン」を焼きますのでお時間のある方、どうぞご参加下さい!



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August 17, 2014
終戦記念日の夜、 green birds cafe主催の恒例イベントとして古民家で戦争体験者のお話を聞く「平和を考える集い」を行った。
今回の語りべの方は成田市内に住んでいらっしゃる84歳の女性Tさん。Tさんは15歳の時、東京大空襲を経験された。赤ちゃんの妹を背負い、両手に幼い妹たちの手を引きながら、命からがら逃げてきた経験をされた。
はぐれたお父様を何とか見つけようと姉妹一緒に「夕焼け小焼け」の歌を歌いながら焼け野原を彷徨った末、その歌声を聞いたお父様が「あの声は娘たちだ」とわかって再会できたそうだ。
泣いたことのない厳しいお父様のおいおいと泣き崩れる姿をその時、初めて見たとか。
もう細かい固有名詞や地名は忘れてしまったと言いながらも、とても鮮明なご記憶を持っていらっしゃり、あんな経験は二度としたくない、戦争を決して起こしてはいけない・・・と強く語って下さった。
今回は全員で13人というこじんまりとした集まりだったので、終了後、Tさんを囲んでご用意したすいとんを食べながら、自己紹介を兼ねて、参加者一人一人の感想を話していただいた。
Tさんは成田市政にも積極的に関わり、駅前再開発や病院の設置など、成田市に向けて要望をお伝えしているそうだ。80歳を過ぎて一人暮らしになっても、自分の住む地域をよりよいものにしていこうとする姿勢を持っていらっしゃり、たくさんの刺激をいただいた。
知らず知らずのうちに戦争のできる国に向けて仕組まれていくようで、ここ数年の日本はとても不穏な時代を迎えているが、私たち市民が一人一人平和を守るという意識を持つと同時に、声を上げていかなければと改めて思った。


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August 12, 2014
スーパームーンの今日は明るい満月の光が煌煌と古民家に注がれていた。お盆前なので大橋住職からは施餓鬼の話をしていただいた。生前の悪い行いによって飢えや乾きに苦しんでいる霊にも食べものや飲み物を施すことで餓鬼の供養をするというもの。
お盆のお供えはご先祖さまと同時に餓鬼も一緒に供養することで生きている者たちが徳を積めるという考え方だ。
それと同時に良い心がけとして真言宗で言われている「十善戒」を再度、一つずつ解説。すぐできることとして、不殺生をしないということで、蚊や虫対策には殺虫剤ではなくアロマを利用して忌避剤にした。
7月末の住職の誕生日の遅ればせお祝いとして私とミポリンがケーキを焼いてみんなでお祝いもした。
ミュージシャンのタクさんも来てくれたので、ヴォーカルのネコさんと一緒に住職と3人で歌をセッション。ネコさんの歌声はとても優しく温かかった。
今日も和気あいあいとなんだかとってもいい会だったなあ。11時過ぎ頃までみんな残っていて、最後に住職が帰ったのは12時過ぎ。皆さん帰りの時間を気にしながらもついつい話し込んでしまう。瞑想会がそんな集まりの場所になっていることがとても嬉しい。



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August 10, 2014
孫の謙心が一歳になった。一年前、あんなにちいちゃい赤ちゃんだったのに、最近は歯もはえてきて、伝い歩きをしている。パチパチやバイバイなどの芸?も少しできるようになった。あっという間に大きくなった一年だった。
台風の中、私は朝から都内まで気功の施療会に出かけ、その足で帰りに娘の家に大きなプレゼントを持って行ってきた。今回は全て自分で準備するから大丈夫だよという娘が言うので私は完全にお客さん気分。向こうのご両親、元夫とその奥さん、ひいおばあちゃんも集まって総勢9名で賑やかにお祝いをした。
お部屋の中はお誕生会用の飾りと一年間の写真が月別にはってあって、壁一面とてもに華やかだった。謙心用の離乳食までママの手作りのお誕生日ヴァージョン。
一升餅は重たすぎてい担がせたら大泣きだったけれど、パパとママからもらった可愛らしいリュックと靴のプレゼントを身につけたらちょっぴりお兄ちゃんっぽく見えた。
大人たちの注目を一身に浴びて、ご機嫌の謙心。たくさんの愛情の中で育って幸せな子供だ。これからも健やかに育っていってほしい。そしてこの子たちが大人になった時も安心して暮らせる社会でありますように。





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