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March 29, 2015

ブックトークの会 VOL3

古民家でのブックトーク第3回目の夜。
人数は6人と少なかったけれど、今回もまたいい本が集まりました。
本の紹介が終わってから、食や健康、生と死など本に関連するテーマから話が広がって、落ち着いたより深い交流ができました。
人と人との出会いが必然なように、本とその人との出会いもまたベストなタイミングでベストな本がやってくるのでしょう。
本は新たな自分と出会う扉になっていくのだなとしみじみ思いました。
ああたくさんの本を読み続けてきてよかったなあと思いました。
そしてこれからもまたたくさんのいい本に出会っていきたいです。
写真は今日、紹介された本たち。
来月は4月26日(日)17時30分より。
本好きな方、ぜひお気軽にご参加くださいね。
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March 28, 2015

デモンストレーションでワンプレートの料理教室

店が終わってから都内でカフェをオープンさせるという友人のために料理教室をやりました。
いつもの教室はキッチンでやるのですが、気心の知れた友人たちだったので厨房に入ってもらって目の前で風楽の定番を作りました。
ひよこ豆のトマト煮やひじきのマリネ、テンペのトマトソース、酒粕のスープなど、イベントでもおなじみのメニュー。
デモンストレーション形式で行ったのでゆっくり説明しながら、でも手だけは早く動かしながら5品を調理。
完成させた料理はガーデンビオン風楽で使っていた大きなプレートの上に盛り付け、隣りにスープボールを乗せて、久しぶりにカフェスタイルのワンプレートメニュー。
「こんなの作れない〜」と言っていたけれど、メニューをどんなふうにアレンジするかはその店次第。
手間のかかるもの、さっとできるものを臨機応変に使い分け、そこにある素材を無駄なく生かせたら・・・といつも思います。
終わった後も食事をしながら夜までおしゃべり。
楽しいひととときでした。
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March 25, 2015

地球交響曲第八番

1992年に公開された第一番から20年以上の月日がたち、2010年に公開された第七番からは5年ぶりの完成となる最新作の地球交響曲第八番。毎回、ガイアの声を届ける役割を担う人たちを数人、インタビューし、美しい映像とそれぞれからのメッセージがオムニバスで届けられるドキュメンタリー映画だ。
登場人物は違えど根底に流れるテーマは「地球はそれ自体が一つの生命体である」というガイア理論。作品からは「地球(ガイア)の声がきこえますか?」という投げかけがひしひしと伝わってきて、環境問題や日本人としてのアイデンティティに静かな警鐘をならしている。
そんな「地球交響曲」の上映を通して、全国に大きな感動と共感の輪が広がり、自主上映だけでも240万人以上の観客動員数になったというロングラン作品。
待望の第八番の公開がシネマライズで始まった。一緒に見たいと思う友達4人で日時を決め、さっそく見に行ってきた。その日は上映後、龍村仁監督とナレーションの榎木孝明さんのミニトークもあるというスペシャルな一日。
今回は特に震災後、初めての作品だけに龍村仁監督がどのような思いで製作されたのだろうと、公開がとても楽しみだった。
第八番のテーマは「宇宙の声が聴こえますか」。
今回、ガイアの声を届けてくれたのは「樹の精霊に出会う」というキャプションで人間国宝の能楽師梅若玄祥、能面打ちの見市泰男、天河弁財天の柿坂神酒之祐宮司。
「樹の精霊の声を聴く」というキャプションで東日本大震災の津波で流された楓や松で津波ヴァイオリンを製作した中澤宗幸、ヴァイオリニストの中澤きみ子。
「心に樹を植える」というキャプションでNPO森は海の恋人理事長の畠山重篤、その息子の信が登場する。
それぞれが大きな自然災害後の絶望の中でどのように再生していったのか・・・それぞれの物語を紡ぎながら、畏れと美と智恵と勇気とが交差し、私たちに一つの生きる方向を照らしていってくれる。
樹には古代から精霊がひそんでいると言われているが、龍村監督は樹というものはもしかしたら宇宙の意志を地球で体現しているのかもしれないと語る。だとするならば、樹の精霊の声に耳を傾けることは、地球の声を聴くことになる。
私の大好きな天河弁財天の宝物庫に眠っていた「阿古父慰」という国宝の能面。世阿弥の息子元雅が父息子で都を追放された時、自らが彫った能面をつけて天河弁財天の能舞台に立ち、その後、奉納されたものだという。
震災後の秋、紀伊半島大豪雨の被害を受けた天川村では弁財天の聖域もかなりの部分が土石流に埋まってしまった。その災害の直後、国立能楽堂で世阿弥父息子の悲話を題材にした新作能が創られることになり能面の復刻が始まった・・・そこから今回の物語が展開されるのだが、どの場面でも登場人物たちは自らの役割を全うし、樹をテーマに命のバトンが連綿と受け継がれていく。
津波で流された樹でできたヴァイオリンが完成し、明治神宮に演奏が奉納されることになった。映画はその演奏がラストシーンにあてられているのだが、美しく重なる音色を聴きながら涙が止まらなかった。
死と再生。命には限りがある。でもそこに思いというものがある限り、命はつながっていくのだ。そしてそんな精霊や自然界の営みをいつも身近に感じ、目に見えないものに対しても畏れ敬い感謝することのできる日本人の精神性を忘れてはいけないなと思った。
今、この時代に日本人として生まれてきてよかった。

地球交響曲第八番、本当に素晴らしかったです。一人でも多くの日本人に見てほしいです。
忘れてはいけないもの、大切にしなくてはいけないものを思い出させてくれる作品でした。
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March 22, 2015

古民家に咲いた小さな河津桜

古民家に河津さくらが咲きました!
古民家には梅の木は3本あるのですが桜の木はありませんでした。
いつか古民家のお座敷から満開の桜のお花見ができたらいいなあ、桜の木がほしいなあとずっと思っていました。
昨年、NPO成田さくらの里の方とお知り合いになり、桜の苗木を4本分けていただくことができました。
その後が大変!
何しろ篠竹の根っこがはびこるガチガチの土、スコップも歯が立ちません。
大汗かきながら鍬で穴を掘ってようやく植樹。
それでもこの硬い土に根付くかなと心配していました。
そして一年。
まさかこんなに早く桜の花が咲いてくれるなんて・・・。
まだまだ小さな苗木ですが、これからの成長が楽しみです。
春一番の開花は河津桜。
お隣りに植えた啓翁桜のつぼみもほころんでいました。
ヘロヘロになって穴を掘ったかいがあった〜。
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March 20, 2015

料理教室

今日は料理教室。
先日のお蔵フェスタの時も持っていって好評だった味噌マフィンと酒粕のスープの他、カブの彩りサラダ、月の豆腐のおからと豆腐で豆腐のナゲットを作りました。
残念なことに赤かぶやあかねかぶが終わってしまったので、梅酢で鮮やかな赤い色を発色させることができず、色が今ひとつでしたが、他のものはみんな簡単で美味しい!すぐに作れそう!と大好評でした。
豆腐のナゲットは本当に簡単で美味しいのですが中味を変えればいろいろなバリエーションも楽しめます。
今日は桜エビとひじき味でさっぱりと。
次回は4月17日金曜日3時から。さて今度は何を作りましょうか?

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March 17, 2015

パン教室〜三色あんぱん〜

今日のパン教室は酒粕を入れた生地で作った三色あんぱん。
白あんをベースにして桜の花の塩漬け、ラズベリー、抹茶でそれぞれ色を出し、ひとつで三度美味しいあんぱんが焼けました。
今日のお天気はぽっかぽかの春の陽気。
満開の梅が咲いているお庭で今年最初のガーデンランチ。
背中にあたる陽射しで汗ばむほどでした。
久しぶりに人数が少なかったですが、わいわいとおしゃべりしながら美味しく楽しいランチタイムとなりました。
来月4月21日はよもぎを摘んで、よもぎ&全粒粉のエピを焼きます。
パン教室の後は、なんと今日、参加してくれた弘鈴庵のあかねさんが講師になって、2時から曼荼羅アート教室をやってくれることになりました(参加費はパン教室とは別途ティータイムのコーヒー&ケーキ付で3000円になります)。
なんだか楽しそうな日になりそうです。
お時間のある方、春の一日を古民家でお楽しみくださいね!
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March 16, 2015

古民家写真学校開催します!

ブータン写真家関健作さんをお迎えして、念願だった写真教室を開催することになりました。
私もカメラが大好き!
アジアの買い付けの旅では働く女たちを、国内での旅では四季折々の自然や寺社の風景を、料理の仕事を始めてからは料理の写真を、古民家に移転してからは花や猫たちを一眼レフで楽しく撮影してきました。
でも本格的に写真を勉強したことがないので、今回は店のランチタイムが終わってから私も一参加者となり、関さんのご指導のもと、みなさんと撮影タイムをご一緒したいと思っています。
テーマは人と自然の写し方・・・当日の進行に関しては関さんにお任せしていますが、ブータンの子供たちをあんなに素敵に写してきた方なので、どんなトークが飛び出すか、どんな教室になっていくのか、とっても楽しみです!
終わった後は美味しいオーガニックご飯を皆さんと食べながら、それぞれの作品をプロジェクターに映しながら講評し合いましょう。
もしかしたら、この場所からプロのカメラマンが誕生するかもしれませんね!


古民家の写真学校
-写真家関健作が教える人と自然の写し方-
日時:4月25日(土)14:00-19:00
参加費:4000円(夕食付き)
定員:限定20名
場所:古民家カフェ風楽(ふら)
http://www.fura-organic.com/

内容:
古民家カフェで写真を学びませんか?
写真家関健作が人と自然を撮影するコツを教えます。

★こんな方におすすめ
・一眼レフを買ったけど、まだ使い方がよくわからない
・人の魅力を引き出す写真が撮りたい
・写真の基本を教えてほしい
・自然光を利用してうまく写真を撮りたい
・古民家で人を撮影したい
楽しみにながら学べる写真ワークショップです。ぜひご参加ください。
*なおご参加は一眼レフカメラ及びミラーレスカメラをご持参いただける方に限らせていただきます。
タイムスケジュール
14:00 集合・受付
14:15  写真の撮り方ワークショップ
15:15 撮影タイム (ワークショップで学んだことを実践)
16:30 作品発表 講評
18:00 夕食 交流会 

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March 15, 2015

お蔵フェスタ 出店してきました

お蔵フェスタ出店してきました!
心配されていたお天気も曇り空でしたが、終わりまでなんとか持ち、あちこちの会場には大勢の人人人!
風楽のテントを設営したら、すぐ写真をアップしようと思っていたのですが、朝からたくさんのお客様が来てくださり、全くテントから離れられず嬉しい悲鳴をあげ続けて?いました。
かなりたくさん作ったのですが、お昼過ぎには完売。
「美味しかったです〜」とわざわざ言いに来てくださる方もいらしたりして、時間をかけて仕込んだ甲斐がありました。
風楽のブースに来て下さった方、どうもありがとうございました。
途中、友達も遊びにきがてら手伝ってくれたので、ほんのちょっとだけ抜け出して歩いたのですが、数歩、歩けば知り合いに会い、また数歩、歩けば友達に会い・・・という感じでなかなか全部は回れなかったです。
それにどのお店を見ても、個性があって美味しそうで目移りばかり・・・。
「発酵」をテーマに神崎という町がまさにぷくぷくと動きながら変化しているのを感じました。
この場所にこんなにオーガニック関係の方たちが集まるなんて素晴らしい!
これからますます楽しい町になっていくことでしょう。
寺田本家の方々、スタッフの皆様、本当にいい発酵場を用意して下さってありがとうございました。
おかげで楽しく過ごすことができ、心地よい疲れを味わっています。
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March 11, 2015

ジャクソンブラウン日本公演

7年ぶりに単独来日したジャクソンブラウンのコンサートに行ってきた。
3.11。bunkamuraオーチャードホール
ジャクソンブラウンは政治や環境問題など歌を通して様々な活動をしている人だ。1979年、スリーマイル島の原発事故の後、ジャクソン・ブラウン、ジョン・ホール、ボニー・レイット、グラハム・ナッシュがM.U.S.E.「Musicians United for Safe Energy(安全なエネルギーを求めるミュージシャン連合)」を立ち上げ、マジソン・スクエア・ガーデンで「NO NUKES」コンサートを開催したことがある。2011年8月7日にはLAにて東日本大震災のチャリティとして「M.U.S.E. Benefit For Japan Relief」コンサートも開催。
「福島の災害は日本への災害であるだけではない。それは地球規模の災害です。我々は、エネルギーの使い方を変えるため、人類が抱える問題を解決する方法を探すため、文化、国境、政治、世代を越えてここに集まっています。我々は核のない未来を信じる人々、日本人を含めてあらゆる国の人々と一つになりたいです。」(ジャクソン・ブラウン)
そして今回、3.11の夜にジャクソンブラウンが東京で歌ったことも偶然ではないだろう。
「No Nukes。フクシマ、そしてそれ以外の日本全体の問題でもあると思う。アメリカでもどんどん原発をクローズしている状況だけど、日本と同じような問題が生じている。アメリカでは政府と電力会社の癒着のいろいろな証拠が出てきて裁判になって秘密が暴かれようとしている。政府は原発が危ないという真実を隠している。それがもうすぐ明らかになるかもしれない。とにかくNo Nukesだ。僕の願いはEarth to be safe。地球が安全な場所、安心できる場所になってほしいということだ。そう願っている。日本でも、アメリカでも、それ以外の国でも、そこで戦っている人たちに捧げます」
と話した上で最後に歌った「ビフォー・ザ・デリュージ」。
自分の音楽活動の中に問題意識を取り込みながら、自分の大切にしている生き方を伝えていける人。やっぱりジャクソンブラウンは素晴らしいミュージシャンだなあと思った。
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March 08, 2015

つ・む・ぐ 上映会

昨日はgreen birds cafe主催の「つ・む・ぐ」の上映会。
2時半と6時半の2回上映。
体調を崩したり、他の予定と重なってしまったりで、今回の参加者は少なかったのですが、映画からのメッセージが素直に心に入ってきて、とてもいい時間を過ごすことができました。
服飾デザイナーさとううさぶろうさんと半農半歌手Yaeさん、そして船戸崇史クリニック医院長。
それぞれの人生の転機とその後の生き方を追いながら、最後にはそれぞれの糸が交差して一つの布を織り上げていくという物語です。
うさぶろうさんの手織り布はタイのイサーンで作られています。
私がかつて毎年数回買い付けに行っていた東北タイやラオスの田園風景や船戸先生の患者さんと行く気功ツアーの様子がなんどもスクリーンに登場しました。
映画を見ながら、泊めていただいたうさぶろうさんのチェンマイのお宅での時間や店で開催したうさとの服展のこと、Yaeさんが風楽のお座敷で歌ってくださったコンサートのことなどが思い出されました。
あれからずいぶんと時間がたってしまいましたが、私も昨年、ある一つの気功を習得することができました。
大切なものはみんなつながっている・・・ああこの方向で歩いていっていいいのだと改めて確認できた作品でした。
少ない人数でしたが、来てくださった方たちとも思いを共有できたような気がします。
一人ひとりが自分のできることをしながら、命を輝かせながら生きること、そんないのちを大切につむいでいくこと・・・たくさんのメッセージを受け取ることができました。
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March 05, 2015

昨日はナミちゃんとトモちゃんに手伝ってもらって味噌仕込み。
朝から大鍋で大豆を煮続けました。
今日はジャガイモの植え付け。
春の声が聞こえてくると毎年行う季節の仕事です。
畑仕事の合間にみーすけがあまりにも気持ちよさそうにお昼寝をしていました。
私も隣りで寝たいなあ〜。

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