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February 22, 2016

谷田学 経絡ストレッチセミナーに参加してきました

潮来にあるナチュラルショップ「くるむ」で行われた谷田学先生の経絡ストレッチセミナーにこの土日、お店をスタッフに任せて参加してきました。
鍼灸師だけど鍼を使わない治療をしている先生です。
東洋医学の視点に基づき、相手の体に手を当て同調することで力をゆるめ体を整えていく施療を実践していらっしゃいます。
そのセミナーがとても面白いと評判をよび、施療の合間に全国各地に呼ばれてセミナーを行っています。
今回私が参加したのは「経絡ストレッチセミナー」というもの。
陰陽五行の思想を基本に経絡を意識しながら行うストレッチです。
谷田さんが手を添えてくださることで、意識ではもうこれ以上曲がらないと思っていた体がゆるんで溶けてふわ〜っと曲がったり伸びたりしてしまうのです。
筋力や力で動かすのではなく意識や体の中に眠っている感覚を呼び覚まして動きたい方向に伸びていく・・・。
西洋のOSではなく東洋のOSはイメージの世界。
頭で考えるのではなく、イメージをいかに広げていけるか、正解や不正解にとらわれず自由にしなやかでいられるよう経絡という体からのアプローチを通して自分を観つめるセミナーでした。
私は背中が張りやすく、特にこのところ肩甲骨周辺にほぐれないコリがあり、また五十肩になりそうなのですが、陰陽五行的にみると金のエネルギーが強く肺大腸の経絡が滞りがちのようです。
臓器ごとに経絡を意識しながら谷田さんと一緒に体を伸ばしていくのですが、その時、自分の体が一つの柔らかなボールのようになれたら、とてもいいリリースができます。
体が解放されることで心も解放され、中には泣いたり笑ったり叫んだりする人もいました。
でも抵抗したり力んだり、痛みを意識したりすると動き(変化)がそこで止まってしまうのです。
自分を空っぽにして力を抜き、明け渡すことで、ふわっとした何かが入ってくる・・・のですが、どうも私は自我が強く、この明け渡すという作業が苦手なようです。
諸々のことを背負い、頑張りすぎてしまう自分とまたしても出会ってしまいました(笑)。
谷田さんは毎回一人一人のストレッチの導師として体に手を添え、隣りに立っていてくださるのですが、決してクライアントを直視しません。
どこかぼんやりと虚空をみつめ微笑んでいるのです。
当然ながら押したり動かそうとしたりもしません。
ただただそこにいる・・・。
体の中に天と地をつなぐ長〜い柱を一本立てて、意識するのは丹田だけ。
自我をなくして相手と同調されているそうです。
その状態で相手の変化を待っているのですが、いかにも待っているというのではなく、ただそこにふんわりと寄り添っているという感じです。
それがなんとも心地よく柔らかい気配を醸し出していきます。
そして動きが出てきても出てこなくてもオッケー。
そのままを受け容れている・・・それがとても温かくもありクールでもあり、とても居心地のよいものでした。
自由に生きているようでいて、最後までゆるめない根っこのようなものがある自分。
潜在意識では自分と相手との境界線を思っている以上に意識しているのかもしれません。
そんな自分を観察し根っこがどう変化していくのか、これからもこの体を味わい続けていきたいと思いました。
やっぱり人の体って本当に面白いですね。
そして今回、このセミナーに参加した目的はもう一つあって、古民家で谷田さんのセミナーを開催できないか直接お会いしてご相談したかったのです。
この地域での開催は初めてでまだまだ谷田さんを知らない方が多いですが、古民家のお座敷で谷田さんと皆さんが集まったらきっといい気の流れる素敵な時間になるだろうなあと確信しています。
とりあえず日程は4月の27日28日の二日間(10時から5時30分まで)。
一番最初なので、まずは「陰陽五行セミナー」基本編応用編(座学)を開催し、順を追ってこの経絡ストレッチセミナーなどにつなげていけたらと思っています。
詳細はもう少ししたらアップしますが、宇宙と体と食べ物と生き方をつなげたとても面白いお話を聞かせていただけそうで楽しみです。
とってもオススメですので、ぜひご参加くださいね!
谷田先生のブログもまたすごく面白いので覗いてみてください。
http://ameblo.jp/389navi/
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February 01, 2016

佐藤初女さんありがとうございます

とても悲しいニュースが入りました。
私が心から敬愛し、そのお姿を通して食の仕事の素晴らしさを教えていただいた佐藤初女さんが94歳でお亡くなりになりました。
70歳を過ぎてから岩木山麓に「森のイスキア」を開きました。悩みを抱えて訪れる人たちを手作りのお食事でもてなし食卓を囲みながらゆっくりお話をする・・・その温かさと優しさに触れ、死にたいと思っていた人がどれほど救われていったことか・・・。
イスキアの存在を映画「地球交響曲」で知って以来、初女さんの講演を聞きに行ったり著作を読ませていただいたりして、いつか初女さんに店に来ていただきたいとお手紙を書きました。
「必ず伺いますから待っていてくださいね」とお返事をいただき待つこと数年。
2007年の秋、ようやく風楽(まだ移転する前で宗吾霊堂前にお店があった頃です)に初女さんをお迎えすることができました。
今からもう10年近く前のことになります。
成田で一泊されたので、前日の夜はスタッフを交えて内輪の交流会を開催し、講演の後には特別におむすびも握って下さいました。
立ち見の方もいらっしゃるほど人数が多かったので、できあがったおむすびは1個を3人で分けて皆さんに召し上がっていただきました。
本当にお米が一粒一粒ふっくらとしていて優しい想いが伝わってくる美味しい(と表現するにはあまりにも言葉が足りないのですが)おむすびでした。
一つ一つの動作をとても丁寧に想いを込めてゆっくり行う初女さん。
ごくごく当たり前の普通のことをとても大切に心を込めて・・・。
ちょっと前に田口ランディが初女さんとの交流について書いた「いのちのエール」を読んだばかり。
改めて初女さんの言葉を思い出し、ランディさんの書かれている文章一つ一つを頷きながら読みました。
そして食べものを通してもっともっと根源的なところに向き合える人になりたいと思いました。
敬虔なクリスチャンでもある初女さん。
映画に出演されてからは忙しくなり教会にはあまり通うことができなかったそうです。
でもイスキアで活動していることそのものが祈り、もっと言うならば生きていることそのものが祈りなのだと話されていました。
食べものは人に生きる力を与えてくれます。
心を込めて作られたものには愛があり、それは人の気持ちを優しくしてほぐしてくれます。
そんな食の仕事に携わることができ、ああなんて私は幸せなんだろうといつも思っています。
とてもとても近づくことはできませんが、私も初女さんの想いをきちんと受け留め、それを受け継ぎ、人の心に愛を届けられる人になりたいと思いました。
ようやくお役目を終え、神さまの元に旅たつことができた初女さん。
長い間、本当にありがとうございました。
*画質が悪いのですが懐かしい写真を引っ張り出してきました。
前の店のスタッフと初女さんを囲んで。
そして店の講演会でおむすびを作ってくださった初女さんです。

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